【親向け】鹿児島大学 医学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「医学部って本当に大変?」地域と命を支える志の高い学び

親: 医学部って難しいって聞くけど、どんな感じなのかしら。

子: たしかに勉強は大変だけど、その分「人の命を守る」っていう誇りのある学びができるよ。鹿児島大学の医学部は、地域医療を担う人材育成に力を入れていて、医師や看護師をめざす学生が毎日真剣に学んでる。

親: 地域密着って、鹿児島らしいわね。

子: うん、へき地医療や高齢社会のニーズにも応える人材を育ててるから、実習やフィールドワークも多くて、机上だけじゃない「実践的な医学」が身につくんだ。

医学科と看護学科の2つの学び|チーム医療を意識した連携教育

医学科(6年制)

・解剖学・生理学などの基礎医学から臨床医学まで段階的に学ぶ
・3年次からは病院実習(クリニカル・クラークシップ)を開始
・診療参加型実習で“医師の卵”として患者さんと向き合う訓練
・南九州の医療機関で地域医療研修も実施

看護学科(4年制)

・基礎看護、成人・小児・老年・精神など領域別の専門教育
・1年次から少人数での演習があり、コミュニケーション力を重視
・附属病院・地域のクリニック・福祉施設などでの臨地実習が充実
・保健師・助産師の資格取得を目指すカリキュラムも用意

子: 医師と看護師が一緒に学ぶ演習もあるから、将来のチーム医療につながるんだ。

地域とつながる医学教育|鹿児島だからこその実習・研究フィールド

・離島・へき地への地域医療実習(徳之島・奄美・屋久島など)
・高齢化が進む地域社会での在宅医療・認知症ケアの現場体験
・防災医療教育:桜島噴火などの災害医療にも対応する人材育成
・“南の地から世界へ”を掲げ、感染症や熱帯病の研究プロジェクトも実施

親: 南の地域課題に根ざした教育って、深みがあるわね。

子: うん、「鹿児島の医学部」だからこそ学べることがたくさんあるんだ。

学生の雰囲気|真面目で志が高く、仲間と支え合う文化

・受験を勝ち抜いて入学した優秀で勤勉な学生が多い
・部活や地域ボランティア活動に熱心な人も
・看護学科は女性が多く、和やかな雰囲気で助け合いが基本
・医学科も学年を越えて支え合う文化が強く、勉強会が活発

親: 医学部って競争が激しそうだけど、支え合いもあるのね。

子: 特に鹿大は、“みんなで乗り越える”っていう空気があるから、助け合いながら成長できるよ。

就職・進路|地域に根ざしつつ、全国・海外でも活躍

医学科の進路

・鹿児島大学病院、国立病院機構、県立病院などでの初期研修
・将来は総合診療医、外科医、小児科医、救急医などさまざまな道へ
・大学院進学で医学研究を極める学生も多数

看護学科の進路

・鹿児島大学病院、済生会、鹿児島市立病院などでの看護職
・保健所や企業で保健師として活躍する道も
・大学院で助産師資格や専門看護師をめざす進学もあり

地域枠制度・奨学金制度あり

・医師不足地域での勤務を条件に奨学金を支給(卒業後返済免除)
・地元志向の学生に人気のある制度

子: 地元志向の子にも、研究や国際医療に進みたい子にも柔軟に対応してるのが鹿大の魅力だよ。

保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです

・将来、医師・看護師として社会貢献したいという強い意志がある子
・理系科目が得意で、継続的な努力を重ねられる子
・地域の課題や高齢社会に関心があり、人の話に耳を傾けられる子
・協調性があり、チームで動くことが好きな子
・研究や国際医療などにも興味を広げていきたい子

親: 医療の世界って、大変だけど人としての成長にもつながるのね。

子: 鹿児島大学の医学部では、「地域を支える医療者」としての視点を大切にしながら、専門性も人間力もじっくり育ててくれるよ。地元から世界へ、色んな進路が広がってるんだ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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