「事業創造学部」って?“起業”や“新ビジネス”を本気で学べる場所
親: 「事業創造」ってすごく意識が高そうだけど、何を学ぶの?
子: 一言で言うと、「自分でビジネスを立ち上げる力」や「会社の新しい事業を生み出す力」を育てる学部なんだよ。開志専門職大学の事業創造学部は、起業・経営・マーケティング・デジタルスキルを全部セットで学べる“実践型”のビジネス学部なんだ。
親: 普通の経営学部とはちょっと違うのね。
子: うん。ここは「専門職大学」だから、インターンシップが多くて、実際の企業や起業家と関わりながら学べるんだ。
学びの特徴|経営+ICT+実務+起業で構成される実践型カリキュラム
● 経営・マーケティングの基礎から応用まで
- 経営戦略、財務会計、マーケティング、事業計画の立て方を実践的に学習
- 教科書だけでなく、現場の課題を題材にした「ケーススタディ」が中心
- スタートアップ支援や地域活性化など“リアルな課題解決”を授業で体験
● ICT・デジタルスキルも重視
- ExcelやPowerPointだけでなく、データ分析・SNS運用・Webマーケも実践
- ビジネスの現場で必要なデジタルツールの使い方を基礎から習得
- デザイン・プレゼン力・情報発信力など、“伝える力”も重視
● 長期インターンシップが必修
- 年間600時間以上のインターンが必修(2年次・3年次に実施)
- ベンチャー企業や地元企業、行政機関などで実務を経験
- 「職場で使えるスキル」を早期に習得し、社会人力を磨く
学びのステップ|ゼロから起業を視野に入れる成長プロセス
● 1年次:経営と社会の仕組みを学ぶ
- 経営学・マーケティング・情報リテラシーの基礎をしっかり学習
- プレゼン演習やグループワークで実践力の土台をつくる
- 地元企業とコラボした商品企画にも挑戦
● 2年次:長期インターンシップに挑戦
- 自ら選んだ企業で4ヶ月以上のインターン(報酬ありの場合も)
- 実務の中で「ビジネスの現場」を体験し、課題発見力と対応力を育てる
- 学内ではビジネスコンテストへの出場や事業企画演習も実施
● 3年次:ビジネスの応用と深化
- 第二回目の長期インターンで「戦力」として現場に貢献
- ゼミ活動では、自分の事業アイデアを実際に形にする実習もあり
- 投資家へのピッチ練習や模擬プレゼンなど実践機会が多数
● 4年次:卒業プロジェクト=“自分のビジネス”を形にする
- 卒業研究は「事業提案書」や「ビジネスプラン」で提出可能
- 起業を目指す学生には、メンタリングや資金調達のサポートあり
- 就職希望者にも、企業との接点が豊富でマッチングに強い
学外連携と実績|企業や地域と密につながる“開かれた学び”
- 上場企業から地元ベンチャーまで多数のインターン受け入れ先あり
- 新潟市をはじめとする自治体やNPOとのコラボプロジェクトも活発
- 学生主体のビジネスイベント・ワークショップを多数開催
- 卒業生には、起業・地域企業への就職・ベンチャー勤務など多様な進路実績
親: 本当に“現場主義”なんだね。大学の中だけじゃなくて、社会で育ててもらえる感じがする。
子: うん。先生も全員ビジネス経験者だから、教科書にないことをいっぱい教えてくれるよ。
学生の雰囲気|挑戦が好きな、エネルギーあふれる仲間たち
- 「将来は起業したい」「自分のアイデアを形にしたい」学生が多い
- 経営やIT未経験でも、“やってみたい”気持ちを大切にする文化
- チームでの活動や発表が多く、人との協働力が自然と育つ
- 明るくフレンドリーで、自分の意見をきちんと持った学生が多い
就職・進路|“起業”も“就職”も選べるハイブリッドな進路設計
● 主な進路
- ベンチャー企業やスタートアップ支援団体
- 地元企業(商品開発・マーケティング・営業など)
- 公務員(地域活性や産業振興など)
- 自ら起業・フリーランスとして独立する卒業生も多数
● キャリア・起業支援
- 起業支援プログラムあり(専門家メンタリング・資金調達サポート)
- 就職希望者向けには個別指導・マッチング型インターン多数
- 年間100社以上が参加する学内企業説明会を実施
子: 就職する人も多いけど、「自分のアイデアで何かをしたい」って気持ちを応援してくれる場所だから、選択肢が広いんだ。
保護者の方へ|この学部が向いているお子さんの特徴
- 起業やビジネスに興味がある
- 学んだことをすぐに試してみたい“行動派”タイプ
- プレゼンやイベント企画など、表現が好き
- 将来、自分の仕事や働き方を自分で決めたい
- 地域や社会と関わりながら、リアルな課題に挑みたい
子: 僕にとって“起業”って夢だったけど、今は“現実の目標”になったよ。大学の学びで、やればできるって思えるようになった。
親: 自分の可能性にチャレンジできる環境って、本当に貴重ね。安心して見守れる学部だと思うわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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