「医療系って大変そう…でも、やりがいは？」
親： 医療の現場って責任も重いし、勉強も難しいイメージがあるの。本当にうちの子に向いてるのかしら？
子： うん、確かに楽ではないけど、金城大学の医療健康学部は、医療職に必要な知識と技術を**「人と関わりながら身につける」環境があるんだよ。“支える力”を育てる教育がすごく丁寧**なんだ。
親： 看護だけじゃなくて、理学療法や作業療法も学べるんでしょ？
子： そう！この学部には**「看護学科」「理学療法学科」「作業療法学科」**があって、それぞれが専門性を深めつつ、多職種連携＝チーム医療も一緒に学べるんだ。
医療健康学部の特徴｜「患者さんの生活に寄り添う医療人」を育てる
● 知識・技術・心をバランスよく育てる
- 国家資格取得に必要な専門科目＋実践的な演習・実習
- 心理学・倫理学・コミュニケーション演習を通して“人を支える力”も重視
- チーム医療の視点で、他学科の学生と学ぶ機会を設けている
● 豊富な臨地実習と地域連携
- 石川県内の医療機関・高齢者施設・地域福祉団体との強固な連携
- 3～4年次には長期の実習があり、患者さんの“生活の場”に入り込む体験ができる
- 「その人らしい暮らし」を考える視点が徹底されている
● 教員の手厚いサポート体制
- 各学年に担任制あり、学習・実習・就職活動までフォロー
- 国家試験対策は早期からスタート。模試＋個別指導で対応
- メンタルケア・学習支援の専門スタッフも常駐
学科別の学びの特色｜3つの医療職、それぞれの専門性を深く
◆ 看護学科
- 看護技術・臨床看護・在宅看護・精神看護など、全領域を網羅
- シミュレーション演習が豊富で、実習前に“現場感覚”を養成
- 地域包括ケア時代に対応した在宅・訪問看護も重視
◆ 理学療法学科
- 運動療法・物理療法・機能評価・リハビリ計画などを段階的に習得
- スポーツ障害から脳卒中・高齢者リハまで幅広い対応力を養成
- 筋電図や動作解析機器など先端機器も使用
◆ 作業療法学科
- 日常生活動作（ADL）や社会参加のための作業プログラム開発が中心
- 小児・精神・老年といった多様な領域での支援法を学ぶ
- 芸術活動や園芸療法、手工芸など“その人らしさ”を引き出す技術を重視
学びのステップ｜1年次から“現場志向”の人間教育
● 1年次：専門職としての基礎と人間理解
- 医学・解剖・心理・対人援助の基礎知識を習得
- 医療現場の見学・体験型授業で早期から職業意識を醸成
- 学科横断のワークショップで多職種理解をスタート
● 2年次：専門演習と学内実習の開始
- 模擬患者・ロールプレイ・シミュレーションを通じて技術を磨く
- 患者ケースをもとに“考える力”を育てる事例検討授業
- 地域福祉・在宅医療・高齢者支援への理解を深める
● 3年次：本格的な臨地実習と臨床推論
- 実際の病院・施設での長期実習（最大12週間）
- 対象者との関係づくり・観察・評価・ケアの実践
- 実習後のケースレポートや学内発表で“ふりかえり力”も強化
● 4年次：卒業研究・国家試験・進路準備の集大成
- 各自のテーマで研究：例「高齢者の転倒予防支援」「認知症患者の言語訓練」
- 模擬試験・過去問分析・対策講義を繰り返して国家試験に備える
- 就職面接指導・病院説明会・履歴書添削もきめ細かく対応
実習・演習施設｜“本物の医療”を再現できるキャンパス環境
- 模擬病室・訪問看護演習室・ADL訓練用居室完備
- 電子カルテ・バイタル測定・運動分析機器など最新設備
- 学生同士のロールプレイで対話力・観察力も強化
- 石川県内外の医療機関・施設約150か所と実習連携あり
学生の雰囲気｜「誰かの役に立ちたい」気持ちが原動力
- 真面目でやさしく、責任感がある学生が多い
- 実習や試験の大変さを仲間同士で支え合う“助け合い文化”がある
- 石川県を中心に北陸三県からの入学が多く、地元志向も強い
- 就職後も「金城の仲間」として相談できる関係性が続く
国家資格と進路｜「地域で支える専門職」としてのキャリアを構築
● 国家試験合格率（過去年度実績）
- 看護師・理学療法士・作業療法士：全国平均を上回る安定した合格率
- 試験前の模擬試験・個別指導・メンタルケアまで包括的に支援
● 主な就職先
- 総合病院・リハビリテーション病院・クリニック・福祉施設
- 訪問看護ステーション・デイケアセンター・地域包括支援センター
- 地方自治体・公立病院（正規職員）
- 大学院進学（医療系・公衆衛生系・教育系）も対応可
保護者の方へ｜どんなお子さんにおすすめ？
- 人の役に立ちたいという気持ちが強い子
- 医療や福祉の現場に関心があり、実践的に学びたい子
- コミュニケーションを通して信頼関係を築くのが得意・好きな子
- 地元で医療職として働きたいと考えている子
- 専門職になりたいけど、大人数の大学よりも手厚く学びたい子
子： リハビリや看護って、“支える”っていう気持ちがすごく大事なんだって、実習で痛感したよ。知識や技術よりも、まず相手のことを考えるところから始まるんだよね。
親： あなたの言葉を聞いて、安心したわ。この大学なら、人としても成長できる医療教育をしてくれそうね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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