「シティライフ学部」って?“まちの中で生きる力”を育てる実践的学び
親: 「シティライフ」って学部名、ちょっと珍しいわね。何を学ぶの?
子: 一言でいうと、「地域で暮らす人の生活を支える知識と力」を学ぶ学部だよ。福祉・教育・地域づくりなど、“まちで生きる”をテーマにした実学中心の学びなんだ。
親: 地域に寄り添った学びなのね。最近は“地元で活躍できる人材”って注目されているものね。
学びの特徴|福祉・教育・まちづくりを横断的に学ぶ
- 社会福祉、地域福祉、教育、まちづくりなどを複合的に学習
- 少人数教育で、一人ひとりに合わせたキャリア支援
- 地域との連携プロジェクトや実習が豊富
- “人と地域を支える力”を身につけることを重視
カリキュラムのステップ|座学+地域体験で成長を実感
● 1・2年次:基礎と視野を広げる時期
- シティライフ基礎・社会調査法・地域社会論など
- 教育・福祉・まちづくりの基本的知識を幅広く学習
- 宇都宮市や栃木県内でのフィールドスタディに参加
● 3・4年次:専門性と実践力を伸ばす
- 地域づくり実践演習・福祉活動支援論・市民協働論など
- NPO・自治体・福祉施設などとの共同プロジェクト
- ゼミでのフィールドワーク/卒業研究に取り組む
学生の雰囲気|「人の役に立ちたい」気持ちを持った優しい仲間たち
- 福祉・教育・地域活動に関心のある学生が多く、穏やかで協調的
- 地元栃木出身者も多く、将来は地域に貢献したいという声も
- 学内イベントや地域ボランティアへの参加率も高め
- 真面目でコツコツタイプの学生が多く、落ち着いた雰囲気
就職・進路|地域に根差した実学で多彩な道が開ける
- 福祉施設(高齢者・障がい者・子ども関連)のスタッフ
- 自治体・NPO・地域連携団体での地域づくり職
- 教育関連職(児童支援員、放課後支援員など)
- 一般企業(地域密着型企業・サービス業など)
- 地域振興分野の大学院進学
保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです
- 地元で働きたい/地域に関わる仕事をしたい子
- 福祉・教育・まちづくりに関心がある子
- 人の役に立ちたいという気持ちが強い子
- コミュニケーションや現場での活動が好きな子
- 小規模で丁寧に育ててもらえる環境を求める子
子: 「地域社会の一員として、どう関わるか」を学ぶのって、実はすごく大事なことなんだ。
親: “まちと人を元気にする学び”、これからますます求められそうね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
コメント