【親向け】宮崎大学 教育学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「教育学部」って?“未来の先生”を育てる専門的な学びの場

親: 教育学部って、やっぱり教員になるための学部なのよね?

子: うん。宮崎大学の教育学部は、小学校・中学校・特別支援学校の先生を目指す人向けの国立大学の教員養成系学部なんだ。子どもに教えるための知識や指導法はもちろん、子ども理解・教育心理・ICT活用まで、これからの学校教育に必要な力を総合的に身につけられる場所なんだよ。

親: なるほど、知識だけじゃなくて、教育の“現場力”をしっかり育てるのね。

子: うん。“地域で活きる先生”を育てるという視点が強いのも宮崎大学ならではだよ。

学びの特色|実践的・地域密着型の教員養成

豊富な教育実習と現場体験

・附属小・中学校、宮崎県内の小学校・特別支援学校などでの教育実習が充実
・授業見学・模擬授業・ティームティーチングなど、早期から現場を体験
・地域の学校と連携した**“公開授業”や“学校サポート活動”**にも参加

子ども理解と指導技術のバランス重視

・教育心理、発達支援、カリキュラムデザインなど“子どもを見る目”を養う
・教科指導法(国語・算数・理科など)を理論+模擬授業で実践的に学ぶ
・学級運営、いじめ対応、保護者対応など“リアルな学校現場”に備えた指導もあり

ICT活用・多文化共生にも対応

・電子黒板やタブレット活用、プログラミング教育など最新教育技術を学習
・外国籍児童・発達障害児など、多様な背景を持つ子どもへの理解を重視
・地域社会と協働する“開かれた学校”づくりを学ぶ機会も多数

子: 「ただ知識を教える」だけじゃなくて、「子どもと向き合い、関わる力」を育ててくれるのが、この学部の魅力だよ。

4年間の学びの流れ|“教える力”と“支える力”を着実に育てる

1年次:教育の基礎と子どもへの理解をスタート

・教育学概論、教育心理、学校制度などの基本科目を履修
・附属校での見学実習や、現職教員の講話を通じて実感を得る
・学生同士のグループワークや模擬授業で表現力・協働力を養成

2年次:教科教育と指導法を具体的に学ぶ

・国語・算数・理科・音楽などの教科指導法を本格的に学習
・模擬授業や教材研究を繰り返し、“わかる授業”の工夫を重ねる
・学校支援活動に参加し、現場の先生と子どもたちと関わる経験も積む

3年次:長期教育実習と専門分野の研究

・宮崎県内の小中学校・特別支援学校で3~4週間の教育実習を実施
・学級運営、授業指導、児童理解、ふりかえりなど総合的な実践力を身につける
・ゼミに所属し、教育テーマ(例:授業づくり、学級経営、ICT教育など)を探究

4年次:卒業研究と教員採用試験対策

・教育に関する研究成果を卒論としてまとめ、発表する
・教員採用試験対策講座、模擬試験、面接練習などサポート体制が整備
・公務員以外の進路希望者には個別で企業就職の支援もあり

親: 実習や演習が多いから、卒業後すぐに現場に立っても安心できそうね。

子: 「失敗して学ぶ」ことを大事にしてくれるから、安心して授業に挑戦できたよ。

学生の雰囲気|まじめでやさしい、子どもが好きな仲間たち

・将来先生になりたいという目的意識がある学生が多く、雰囲気はおだやか
・子どもと関わることが好きで、人の話をよく聞けるタイプが多い
・実習や模擬授業を通して、仲間同士で助け合う関係が自然と生まれる
・女子学生の比率が高めだが、男子学生も教員志望で積極的に学んでいる

就職・進路|宮崎県内外の“現場で信頼される先生”へ

主な就職先

・小学校教員(公立・私立)
・中学校教員(主に国語・社会・数学・英語など)
・特別支援学校教員(知的障害・発達障害・肢体不自由など)
・教育委員会、児童相談所、行政機関の教育関連職
・企業(教育サービス、人材育成、出版・教材関連など)への就職もあり

教員採用試験・進路支援

教員採用試験の合格率は全国平均を上回る年も多数
・1年次からの筆記対策・面接練習・模擬授業サポート体制あり
・現場経験のある教員が指導にあたり、きめ細かな指導が可能
・大学院進学による専修免許取得・研究職への道もサポート

子: 現場で求められる“実践力と人間性”を育ててくれたから、教壇に立つ自信がついたよ。

保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです

・将来、先生として子どもと関わる仕事がしたい
・教育に興味があり、人の成長を支えることに喜びを感じる
・相手の気持ちを大切にできる、やさしさと思いやりがある
・コツコツ努力できる、責任感のある性格
・地域や社会に根ざした貢献をしたいと考えている

親: 子どもを育てるって、本当に大切な仕事よね。宮崎大学の教育学部なら、その使命感をもって育ててくれそうだわ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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