「理工学部」ってなにを学ぶの?モノづくりと未来社会を支える技術者に!
親: 「理工学部」ってよく聞くけど、実際どんな勉強をするの?
子: 静岡理工科大学の理工学部では、「情報」「電気電子」「機械」などの工学分野を中心に、社会や産業を支える技術を学べるんだよ。ロボット、AI、自動運転、エネルギー、製造業など、これからの社会に欠かせない分野を実践的に学べる学部なんだ。
親: 工業高校出身の子が行くイメージだけど、普通科でも大丈夫?
子: もちろん!基礎から丁寧に教えてくれるし、実習や演習が多いから、やる気があればどんなタイプの子でも伸びる環境が整ってるよ。
情報・電気・機械の3本柱!幅広い理工系スキルを身につける
- 情報分野(プログラミング・AI・データサイエンス)
PythonやC言語を使った実習、AI・IoTなど最先端技術も導入
ネットワーク、セキュリティ、アプリ開発など実用性の高い内容 - 電気電子分野(回路・制御・通信技術)
家電や自動車、産業機械の制御に関わる電気技術を習得
半導体・エネルギー・再生可能エネルギー分野にも対応 - 機械分野(設計・製造・ロボティクス)
CADを使った設計演習、3Dプリンタや工作機械を用いた製作実習
ドローン、ロボット、自動車などの開発技術に直結
子: 現場と同じ機材を使って学べるから、まさに“実践型”の工学教育だよ!
学びの流れ|基礎→応用→プロジェクトへとつながる4年間
- 1年次:工学の基礎と実験スキルの習得
数学・物理・情報リテラシーを中心に、工学の土台を学ぶ
全分野を横断した基礎実験もあり、自分に合った進路を探る - 2年次:専門技術の習得と演習の充実
希望分野に分かれて、プログラミング・回路設計・機械設計などを本格的に学ぶ
設計コンテストやロボット製作など実践課題も多くなる - 3年次:企業連携・地域連携プロジェクトに挑戦
地元企業との共同研究、インターンシップを通じて実社会と直結した学びへ
グループでの課題解決型プロジェクト(PBL)も本格化 - 4年次:卒業研究と進路決定の年
自分の専門性を活かしてテーマを選び、研究を遂行
進路指導もきめ細かく、希望業界・企業ごとの対策を実施
実践主義の教育+地元密着!だから「就職に強い」
- 静岡県内外の製造業・IT系企業との連携が強い
- 「現場に強い即戦力人材」を育てる教育スタイル
- 就職支援センターによる手厚いサポート+学科別指導
親: 工学系って就職には強いって聞くけど、地元志向でも大丈夫?
子: うん。地元メーカーやIT企業とつながってるから、「静岡で働きたい」っていう希望も通りやすいんだ。
学生の雰囲気|機械好き・パソコン好きが集う、落ち着いた環境
- モノづくりやプログラミングが好きな学生が多い
- コツコツ取り組むタイプが多く、静かだけど熱意がある
- 趣味をきっかけに仲良くなることも多く、居心地の良い雰囲気
子: 「静かに熱く」って感じの人が多いかも。自分の世界に打ち込む感じ!
主な進路先|メーカー、IT、インフラなど安定・堅実な業界へ
- 製造業(自動車、機械、電子機器など)
- 情報通信業(システム開発、ネットワーク管理、AIエンジニア)
- インフラ系企業(電力、通信、エネルギー)
- 地元中堅企業・ベンチャー企業への就職も多数
- 大学院進学(工学研究科など)
保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです
- 機械やコンピュータが好きで、ものづくりに興味がある
- 手を動かしながら学ぶスタイルが合っている
- 技術を身につけて将来に役立てたいという意識がある
- 地元での就職も視野に入れている
子: 文系と迷ってたけど、好きなことを学んで、形にできるのが楽しいんだ。
親: “得意”を仕事につなげられるって、心強いわね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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