「薬学部」ってどんな学部？“くすり”の専門家として命と健康を支える
親： 薬学部って薬剤師になるための学部なのよね？でも、どんな勉強をするのかしら。
子： そう、薬学部は6年間の専門教育を通して「薬の知識」「病気の仕組み」「人とのコミュニケーション」まで学ぶんだ。千葉科学大学の薬学部は特に、地域医療や災害医療にも強くて、実践的な教育が魅力だよ。薬局や病院だけじゃなく、地域・災害時の現場でも役立つ薬剤師を育てているんだ。
親： くすりの知識だけじゃなくて、人の命や社会の安全にも関われるんですね。
千葉科学大学 薬学部の特長｜「災害」「地域」に強い実践的薬学教育
- 6年制薬学教育による国家資格取得に対応
薬剤師国家試験に向けたカリキュラムと、少人数指導体制で徹底サポート
知識だけでなく、現場対応力・対人スキルもバランスよく育成 - 災害医療・救急薬学に強い大学
救急・災害に特化した授業や演習があるのは全国でも珍しい特長
地域での医療支援活動や防災訓練にも学生のうちから参加 - 地域密着型の教育とフィールド実習
銚子市・千葉県・周辺自治体と連携した医療・健康プロジェクトが豊富
薬局・病院実習だけでなく、住民向けの健康相談イベントなども経験できる
子： 「もしもの時」に強い薬剤師になれるって、社会的にもすごく価値があるんだ。
学びのステップ｜1年〜6年まで段階的にステップアップ
1年次：薬学の基礎と医療人としての心構えを学ぶ
- 化学・生物・物理・数学などの薬学基礎科目を集中的に学ぶ
- 医療倫理、薬剤師の役割、コミュニケーション技術など導入教育も充実
- 基礎実験で「実験に慣れる力」も着実に育成
2〜3年次：専門科目と演習を本格的にスタート
- 薬理学、病態学、衛生学、製剤学など、くすりと体の関係を深掘り
- 実験とグループ学習が増え、知識の応用力を養う
- 地域での体験型演習（調剤見学、住民イベント支援など）も開始
4年次：病院・薬局実習（長期）に向けた事前準備とOSCE
- 薬歴記録、模擬調剤、患者対応トレーニングなど“現場力”の訓練
- OSCE（客観的臨床能力試験）で実践スキルを評価
- 5年次の実習前に必要な力を身につける
5年次：実務実習（病院・薬局）でリアルな現場を経験
- 約22週間の実習（病院11週＋薬局11週）を経験
- チーム医療の一員として、医師・看護師と連携する現場を体感
- 実習地は千葉県内だけでなく全国に展開。地元就職にも有利
6年次：国家試験対策と卒業研究に集中
- 毎週の模試・集団学習・教員面談で合格まで徹底フォロー
- 医薬品開発・薬効評価・地域薬剤管理などの研究にも取り組む
- 自らの学びを“社会に還元する力”を総仕上げ
実習・演習が豊富｜手を動かして「使える知識」に
- 学内の模擬薬局、模擬調剤室、模擬病棟でリアルな環境に近い実習
- 地域の薬局や医療機関との連携で、在宅医療や多職種連携も体験可能
- 災害薬学教育センターでの救護シナリオ演習も人気
- 自治体の防災訓練や医薬品供給シミュレーションに参加できる
親： 現場を見て、触れて、動いて学べるのは安心ね。
子： ここで学ぶのは、「困っている人の力になれる薬剤師」ってことなんだ。
学生の雰囲気｜真面目で協力的、国家試験合格へ一丸となって進む空気
- 医療系らしく、礼儀正しく、誠実で努力家の学生が多い
- グループワーク・勉強会文化が根付いていて、孤立しにくい環境
- 教員との距離も近く、質問・相談も気軽にできる
- 留学生や社会人入学生も在籍し、多様性のある学びの場
子： みんな「薬剤師になりたい」という共通の目標があるから、一緒に頑張れる雰囲気なんだよ。
主な進路｜医療・福祉・地域を支える薬剤師・医療人に
- 病院薬剤師（総合病院、大学病院、地域中核病院など）
- 調剤薬局・ドラッグストア勤務（地域密着型の薬剤師）
- 製薬会社・医薬品卸・医療機器メーカー（開発・品質管理・学術担当）
- 行政機関（保健所・市役所・薬務課など）
- 大学院進学（臨床薬学・創薬・公衆衛生など）
国家試験サポート体制｜全力で「合格」まで寄り添う
- 模試成績分析＋個別面談で、弱点補強を徹底サポート
- 専任スタッフによる学習スケジュール管理支援
- 学生同士の勉強会、ピアサポート制度もあり
- 教員による“最後まであきらめない指導”が大きな力に
親： 医療系ってハードだけど、支え合う環境が整っているのは心強いわね。
子： 一人じゃないから頑張れる。それが一番のモチベーションだと思う！
保護者の方へ｜こんなお子さんにおすすめです
- 医療・健康・人の命に関わる仕事に強い関心がある
- 薬剤師になりたいという明確な夢がある
- コツコツ学ぶことが得意で、責任感がある
- 実習・演習を通して“手応えのある学び”をしたい
- 地域・災害時にも役立てる力を育てたいと思っている
子： 薬の知識で人の命を守る。それってすごく責任が重いけど、すごく意味のある仕事だと思うんだ。
親： 「くすり」を通じて社会に貢献できる力。この学部でなら、きっと身につきますね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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