歯学部って何を学ぶ?「口から健康を守る」プロを育てる6年間
親: 歯学部って、お医者さんとは違うのよね?歯医者さんになるための学部?
子: そうだよ。歯科医師になるには、6年間の専門教育を受けて、国家試験に合格する必要があるんだ。明海大学の歯学部では、基礎医学から臨床実習、そして人間性まで、バランスよく学べるカリキュラムになっているよ。
明海大学 歯学部の特徴|少人数・一貫教育で「診療力+人間力」を育てる
- 1970年代創設の歴史ある歯学部で、私立ならではの手厚い指導体制
- 教員1人あたりの学生数が少なく、きめ細かい臨床指導が可能
- 国家試験対策に力を入れた独自カリキュラム・演習・模試制度
- 6年間で医療人としての倫理・対話力も並行して育てる方針
子: 歯を診るだけじゃなくて、「人を見る力」が求められるから、患者さんと向き合うトレーニングもたくさんあるんだよ。
学びの流れ|基礎→実習→臨床へと段階的にステップアップ
1〜2年次:基礎医学と医療人としての基盤を学ぶ
- 解剖学・生理学・病理学など、全身の医学知識をしっかり学習
- 医療倫理、チーム医療、コミュニケーション技術も初期段階から導入
- 少人数クラスでグループワークを多く取り入れ、思考力と協調性を育成
3〜4年次:歯科医学の専門知識と模擬実習で実践力を鍛える
- 保存修復・歯周病学・口腔外科・小児歯科などの各専門分野を学ぶ
- 模擬患者(シミュレーション)を用いた実習で基本診療技術を習得
- 院内の「臨床実習室」で、学生同士のロールプレイや診断練習も
5〜6年次:病院内実習と国家試験対策で仕上げの2年間
- 併設の明海大学病院での実地臨床実習(患者さんを直接診る)
- 歯科医療チームの一員として働きながら、判断力と責任感を養う
- 国家試験に向けた集中的演習・過去問分析・模擬試験を繰り返し実施
明海大学病院での実習|最新設備でリアルな臨床力を磨く
- 病院併設型キャンパスなので、いつでも臨床現場に触れられる
- CT・CAD/CAM・口腔内スキャナなど最新の歯科機器に対応
- インプラント・矯正・摂食嚥下リハなど先端分野も学べる
- 多職種連携の中で、チーム医療のリアルな姿を体感できる
親: 現場に強い歯科医師になれそうね。通り一遍の学びじゃないのがわかるわ。
子: 6年の中で、何度も患者さんと接して、「本物の医療」を実感できる機会があるのがいいところだと思う!
学生の雰囲気|国家試験と臨床に向けて真剣な学生が多い
- 朝から夜まで実習や演習が詰まっており、勉強漬けの毎日
- でも、友人同士で支え合い、ピリピリしすぎない“仲間感”も強い
- 勉強会や模試勉強グループなど、協力体制が自然とできあがっている
- 「将来の患者さんのために頑張りたい」というモチベーションが根底にある
就職・進路|開業・勤務・大学院…多彩な道へ
- 歯科医院への勤務(開業医のもと・法人グループなど)
- 将来を見据えた大学院進学(研究・高度専門医への道)
- 歯科矯正・口腔外科・訪問歯科などの専門医研修制度に進む学生も
- 自治体の公立病院・保健センター・障害者歯科への進路も一部あり
国家試験合格実績とサポート体制
- 国家試験の合格率は全国平均を上回る年も多く、サポート体制が充実
- 6年生には専任教員が個別面談を重ね、苦手分野を徹底指導
- 試験前には集中講義・模擬試験・直前合宿も実施
子: 国家試験は厳しいけど、「やりきれる環境が整ってる」って、先輩たちが口を揃えて言ってる!
保護者の方へ|こんなお子さんに向いています
- 将来、歯科医師として人を助ける仕事に就きたい
- 医療や生物学に強い興味がある
- 手を動かすのが好きで、細かい作業が苦にならない
- 人とじっくり関わる仕事にやりがいを感じる
- 長期的に学ぶ意志と責任感を持っている
親: 一人ひとりの人生に向き合うような仕事ね。人の健康と生活に深く関われる、やりがいのある道だと思うわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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