「外国語学部」って？“ことば”を超えて“心”で通じ合う力を育てる学び
親： 外国語学部って英語を勉強する学部なのよね？それだけで将来につながるのかちょっと不安で…
子： 英語だけじゃないんだよ。麗澤大学の外国語学部では、語学＋異文化理解＋国際教養をバランスよく学んで、「人と人がわかり合える力」を育てるんだ。就職も国際系企業、観光、教育、通訳など幅広いんだよ。
親： なるほど、語学力を“ツール”として、国際社会で役立つ人を目指す学部なのね。
学びの特徴｜語学力＋異文化理解＋人間力を育てる
● 実践型語学教育（英語・中国語など）
- ネイティブ教員による少人数授業が基本
- スピーキング・ライティング・ディスカッションを重視した4技能型カリキュラム
- 英語専攻・中国語専攻ともに「使える語学力」の習得が目標
● 異文化理解と国際教養
- 異文化コミュニケーション、国際関係、文化人類学などを学ぶ
- 世界の宗教や価値観の違いを知り、“共感できる力”を養う
- 日本文化や日本語教育にも触れ、逆に“伝える力”も強化
● 充実した留学・国際交流制度
- 英語圏（アメリカ・カナダ・オーストラリアなど）や中国・台湾への長期／短期留学
- 学内のグローバルラウンジで留学生と日常的に交流可能
- 海外インターンシップや国際協力プロジェクトへの参加もあり
学びのステップ｜語学→応用→国際感覚の深化へ
● 1年次：語学の基礎＋異文化へのまなざし
- 英語／中国語の集中演習＋異文化入門・コミュニケーション基礎
- “伝わる発音”“自分の考えを話す練習”からスタート
- 留学生との英語イベント・交流プロジェクトも早期から実施
● 2年次：応用語学力と専門知識の拡張
- プレゼン・ディベート・エッセイライティングなど高度表現力の習得
- 国際社会論、アジア文化理解などの教養科目を履修
- 夏・春の短期留学に挑戦する学生も増加
● 3年次：留学・ゼミ活動・国際課題への取り組み
- 約半年～1年の長期海外留学（希望制）または国内での国際教育演習
- ゼミ活動でテーマ研究（例：国際教育とジェンダー、観光と文化摩擦など）
- 翻訳・通訳実習や、地域観光と語学の連携プログラムなど実践科目も展開
● 4年次：卒業研究と就職活動で社会へと羽ばたく
- 卒論テーマ例：SNSと異文化摩擦／中国語における敬語の構造／英語教育と自己表現など
- 外資系企業や航空業界、公務員を目指す就職支援もスタート
- 教職志望者向けに教員採用試験対策も実施
国際感覚が育つ環境｜“キャンパスの中が地球”な体験
- 留学生比率が高く、学内で英語・中国語を使う機会が多い
- 毎週開催される多文化イベント（英語カフェ・中華文化祭・国際料理など）
- 世界各国から来た先生とのマンツーマン指導も魅力
- 留学帰国生による体験報告会や就職講演も活発
子： 英語だけじゃなく、「人の違いを尊重すること」がこの学部で一番学べたことかも。
学生の雰囲気｜語学好き・海外志向の明るく前向きな仲間たち
- 英語・中国語が好き／海外文化に憧れがある／国際ボランティアに興味があるなど多彩
- 積極的に話しかけたり、自分からイベントに参加する学生が多い
- 「語学が得意」じゃなくても、コツコツ努力して伸ばすタイプが多く安心
- 穏やかで優しい雰囲気で、先生との距離も近く質問しやすい
就職・進路｜“語学＋人間力”で幅広い業界に対応
● 主な就職先
- 一般企業（商社・メーカー・ITなどの海外部門・営業・企画職）
- 航空業界（客室乗務員・グランドスタッフ）／観光・ホテル業界
- 公務員（国際交流課・観光政策担当など）
- 教育業界（英語教員・日本語教師）
- NGO・NPO／国際協力団体／海外大学院進学など
● 資格・支援体制
- TOEIC・中国語検定・日本語教育能力検定などの対策講座
- 教職課程（中高英語）、日本語教師養成課程あり
- 海外留学前後のキャリア支援、OGOBとの面談機会も豊富
子： 語学が“できる”だけじゃ足りない。“使って何を伝えるか”が大事なんだって実感してるよ。
親： 世界と関わる力を、ちゃんと「人として」育ててくれる教育なのね。とても安心したわ。
保護者の方へ｜こんなお子さんにおすすめです
- 英語や中国語など外国語に関心があり、使えるようになりたい子
- 海外の文化や国際問題に興味があり、深く学んでみたい子
- 留学や留学生との交流を通して成長したいと考えている子
- 将来は観光・教育・国際ビジネス・公務員など幅広く検討している子
- 語学を“手段”として、人と人とをつなぐ仕事がしたい子
子： 言葉は「道具」だけど、それで心を動かせる人になりたい。ここでなら、それができる気がする。
親： “語学だけじゃない学び”が、きっと社会でも信頼される人につながるのね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
コメント