「国際学部」ってどんなところ？英語だけじゃない、“人”と深く関わる学び
親： 名前からして「英語ばっかり」のイメージだけど、具体的にはどんなことを学ぶの？
子： 英語をツールとして、文化・社会・ビジネス・国際関係など、“人と人のつながり”を深く理解していく学部なんだよ。麗澤大学の国際学部は、語学力と人間力の両方を高めて、「世界と向き合う力」を養う学びなんだ。
親： 世界で働きたい子向けってこと？
子： もちろん。でも、目指すのは「世界で通用する人材」じゃなくて「世界と協働できる人材」。“対話を大切にする国際人”を育てるっていう理念がすごくユニークなんだ。
学びの特徴｜語学＋多文化理解＋プロジェクト実践が三本柱！
● 英語教育：少人数・レベル別で「使える英語力」を着実に
- 1年次から4技能（読む・書く・聞く・話す）をバランスよく強化
- 英語の授業はレベル別・少人数制で、苦手な子も置いていかれない
- 英語ディベート・プレゼン・エッセイなども段階的に指導
● 多文化理解：アジア・ヨーロッパ・アメリカ…地域ごとの視点を学ぶ
- グローバル社会の歴史・宗教・価値観などを幅広く学ぶ
- 移民・難民・SDGs・気候変動など「今」の課題にもアプローチ
- アクティブラーニング中心で、討論やグループワークが活発
● PBL（課題解決型学習）：現実社会の課題を英語で考え、提案
- 国際イベントの企画、観光政策の提案、企業との連携プロジェクトなど
- 日本国内の多文化地域でのフィールドワークも実施
- 「理論だけで終わらせない」実践重視のスタンスが特徴
留学制度｜全員にチャンスあり！多様な目的に応じた海外プログラム
- 交換留学・語学研修・海外インターンシップなどが豊富
- 英語圏（アメリカ・イギリス・オーストラリア）だけでなく、アジアやヨーロッパにも提携校あり
- 単位互換や奨学金サポートも整っていて、留年の心配なし
- 短期（2週間）〜長期（半年〜1年）まで、自分に合った留学が選べる
子： 全員が「いつかは海外へ」が当たり前な雰囲気なんだ。希望すれば、1年次からでも参加できるプログラムがあるよ！
カリキュラムの流れ｜4年間で世界を“内から外へ”理解していく
◆ 1年次｜語学と国際教養の基礎を固める
- English Skills, Global Issues入門, ディスカッション演習など
- 学内英語ラウンジ「iFloor」で留学生と日常的に会話
- グループワーク中心の授業で主体性を引き出す
◆ 2年次｜専門分野を深め、地域や社会への視点を広げる
- 国際社会論、多文化共生論、国際メディア研究など
- 他学部連携の地域活動・ボランティアにも参加可能
- 夏休みに語学留学や海外研修へ挑戦する学生も多い
◆ 3年次｜ゼミ活動・長期留学・プロジェクトで実践力を磨く
- ゼミに所属し、自分の関心に応じた研究・実践をスタート
- 企業・自治体との連携プロジェクトに参加し、社会課題に取り組む
- 長期留学やインターンで実践力と語学力を一気に引き上げる
◆ 4年次｜卒業研究と進路探求、集大成の1年
- 英語論文執筆 or プロジェクト型卒業研究
- 海外体験を生かしたキャリア設計・エントリー支援
- OB/OGのキャリア講演・個別指導体制も充実
キャンパスの雰囲気｜穏やかで多様性を尊重する空気感
- 派手さよりも、落ち着いてしっかり学ぶ学生が多い
- 留学生や帰国生との交流も盛んで、異文化理解が日常にある
- 語学・国際系に強い関心がある子が多く、学びへの意欲が高い
- 「誰かのために動きたい」というやさしい雰囲気の学生が多い印象
就職・進路｜英語力×国際視野を活かして多彩な業界へ
● 主な進路
- 航空・観光・ホテル・国際物流・商社・外資系企業
- NPO／国際交流団体／留学支援・教育関連
- 公務員（国際課や観光振興部門）
- 大学院進学（国際関係学・教育・通訳翻訳など）
● キャリア支援も国際学部専用で手厚い
- 英語面接やエントリーシートの個別添削
- 就職活動英語対策講座（TOEIC/IELTS）
- 留学経験を活かしたOB/OGとのマッチング支援
親： 英語を使う仕事ってハードル高そうだけど、支援があるのは安心ね。
子： 語学だけじゃなくて「どう働くか」も学べるから、将来のイメージがつきやすいんだよ。
保護者の方へ｜こんなお子さんにおすすめです
- 英語が好き or 興味があり、もっと深く学びたい子
- 海外に行ってみたい、世界と関わる仕事に興味がある子
- 価値観の違う人とも対話を大切にしたい子
- 自分の意見を持ち、発信する力を伸ばしたい子
- 明るくおだやかな環境で、自分らしく学びたい子
子： 「国際」って言うと難しそうだけど、最初の一歩は“自分と違う人と話してみる”ことから。麗澤では、そういう出会いが自然とあるよ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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