「臨床教育学部」って？教育×心理×スポーツで“人を支える力”を育てる学び
親： 「臨床教育」ってあまり聞かない言葉だけど、普通の教育学部とは違うの？
子： うん、芦屋大学の臨床教育学部は、教育学に加えて心理学やスポーツ科学も学べるのが特長なんだ。子どもから高齢者まで、人の「成長」や「心」に寄り添いながら支える力を育てる学部なんだよ。
親： なるほど。教えるだけじゃなくて、“支える”ことにも重きを置いてるのね。
子： そう。教育現場、スポーツ指導、心理支援など、いろんなフィールドで活躍できる実践力がつく学びなんだ！
学部の特徴｜「教育」「心理」「スポーツ」の3領域を横断
● 教育分野
- 教育心理、教育相談、発達支援など、子どもと深く向き合う学び
- 小学校教諭・幼稚園教諭の免許取得を目指すカリキュラムあり
- インクルーシブ教育（特別支援教育）にも対応
● 心理分野
- 心の問題に寄り添う「臨床心理学」を基礎から実践まで学習
- 公認心理師（国家資格）取得に対応するカリキュラムを整備
- 心理実習・カウンセリング演習で支援力を高める
● スポーツ・健康分野
- 運動・身体活動を通じた教育・支援・健康づくりを探究
- トレーニング理論やスポーツ心理、発育発達の理解も重視
- スポーツ指導者資格や健康運動指導士も目指せる
子： “文系”と“体育会系”が融合した、ちょっと不思議だけど面白い学部だよ。
学びのステップ｜人の成長と支援を深めていく4年間
● 1年次：教育・心理・運動の基礎を学ぶ
- 教育原理、心理学入門、保育実践、スポーツ科学などを幅広く履修
- 自分の適性を見極めつつ、進路に応じた履修モデルを構築
● 2年次：専門性を高める
- 教職科目・心理支援演習・スポーツ指導法など、実践的な内容が増加
- 地域ボランティアや保育現場での観察実習にも参加
● 3年次：現場経験を重ねながらスキルを磨く
- 学校・保育園・児童施設での実習（教育実習・心理実習）を経験
- ゼミ活動で自分のテーマ（例：発達支援、運動療法、心のケアなど）を深掘り
● 4年次：卒業研究と資格・進路準備
- 卒論テーマに基づいたフィールド調査やケース研究に挑戦
- 教員採用試験、公認心理師試験、就職活動への個別サポートが本格化
実践重視の教育｜「人と関わる力」が育つ環境
- 保育・教育実習を通じた現場での対応力の育成
- 心理臨床センターや外部施設でのカウンセリング体験
- スポーツイベントや地域健康支援活動への学生参加
- 少人数ゼミでの発表・グループワーク・対話型授業が中心
親： 知識だけじゃなくて、ちゃんと“人との関わり方”も学べるのね。
子： うん、「現場で使える」学びを大切にしている大学って感じ。
学生の雰囲気｜あたたかく、まじめで実践派の学生が多い
- 子どもが好き、スポーツが好き、人の話を聞くのが得意…そんな学生が中心
- 教育系・心理系・運動系、分野は違っても協力的な空気感がある
- 少人数クラスが多く、先生とも友達とも距離が近い
- 実習を通じて自信をつけていく“成長型”の学生が多い
就職・進路｜“支える力”を活かす多彩なキャリア
● 主な進路
- 小学校教員・幼稚園教員・保育士
- 心理職（公認心理師／スクールカウンセラー／福祉施設職員など）
- スポーツ指導者／トレーナー／健康運動指導士
- 一般企業（教育関連、福祉、スポーツ、サービス業など）
- 大学院進学（心理学・教育学・臨床領域）
● 資格とサポート体制
- 小学校教諭一種免許／幼稚園教諭一種免許／保育士資格
- 公認心理師（大学＋大学院ルート）対応カリキュラム
- スポーツ指導関連資格（JATI-ATI、健康運動指導士など）
- 教員採用試験対策講座、面接練習、模擬授業なども充実
保護者の方へ｜どんなお子さまにおすすめ？
- 子どもや人の成長を支える仕事がしたい子
- 教育・心理・スポーツ、どれか一つに興味がある子
- 実習や実践を通じて、現場で役立つ力を身につけたい子
- 将来は教員、カウンセラー、福祉職などを目指している子
- 落ち着いた環境で、自分のペースで学びを深めたい子
子： 教えるだけじゃなく、“支える教育”って大事だなって思うようになったよ。
親： 心と身体、両方から人に寄り添えるって、これからの社会で本当に必要な力ね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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