「法学部」って?“社会のルール”を読み解く知性を育てる場所
親:法学部って、「六法全書を丸暗記する」みたいなイメージなんだけど…
子:昔はそうだったかも。でも今の法学部は、“ルールの背景にある社会の動き”や“どう活用するか”を考える学びに変わってきてるんだよ。獨協大学の法学部もまさにそう。
親:法律の知識って、実生活や仕事にも役立つのかしら?
子:もちろん!たとえば契約、労働、行政、国際問題…法律は日常とつながってるから、就職にも強いし、社会人としてのリテラシーが身につくよ。
法学部の3コース|法律を社会で“使う力”に変える学び
● 総合法律コース
- 民法・刑法・憲法・行政法など、法律の基礎をしっかり学ぶ
- 実際の裁判事例を扱う判例研究や模擬裁判などで実践力を養う
- 法律系国家資格(司法書士・行政書士など)への対策も充実
● 国際関係法コース
- 国際法・国際人権・国際取引・外交問題などを扱う
- グローバル社会の法制度と課題を多角的に学べる
- 英語で学ぶ法学科目や、留学生との交流も多数
● 政策法務コース
- 法律を使って行政・地域社会の課題を解決する実践的学び
- 地方自治・都市政策・福祉・環境法など幅広いテーマ
- 公務員試験対策に直結するカリキュラム構成
学びのスタイル|知識だけじゃない“考える法学”へ
- 大教室の講義だけでなく、少人数のゼミでの議論・発表も重視
- 判例をもとにグループディスカッションを行い、考える力を養成
- 社会人講師や実務家による講座で、現場感覚にふれることが可能
- 模擬裁判や地域調査、インターンなど、体験型の学びが豊富
子:法学って“暗記”というより“思考力と応用力”を鍛える学問なんだよね。
親:なるほど、どんな分野にも応用できそうね。
学生の雰囲気|落ち着いた中に芯の強さがある
- 真面目で論理的に考えるのが好きな学生が多い
- ゼミ活動や模擬裁判などを通して、議論や発表に自信がつく
- 専門家志望だけじゃなく、ビジネスや公務員を目指す学生も多様
- 留学経験者や社会人入学生との交流で視野も広がる環境
親:落ち着いてて、堅実な雰囲気なのね。
子:でも話してみると意外と熱くて面白い人も多いよ!
就職・進路|「法律×○○」で広がるキャリアの可能性
● 主な進路分野
- 国家公務員/地方公務員(市役所、県庁、警察、消防)
- 民間企業(金融、保険、メーカー、IT、コンサルなど)
- 法律専門職(司法書士、行政書士、企業法務)
- 国際関連団体・NPO・国際協力機関
- 大学院進学(法科大学院・公共政策など)
● キャリア支援・資格取得
- 公務員試験対策講座(学内実施)
- キャリアセンターによる面接・ES指導・業界研究支援
- 法律系資格(行政書士、司法書士、宅建など)の対策講座
- OB/OGによる進路相談会や合同説明会も充実
保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめ!
- 社会のしくみやルールに興味がある子
- 将来は公務員や法律系の職種に就きたいと考えている子
- 自分の意見を論理的に伝えたい、議論が好きな子
- 社会課題を解決することに関心がある子
- 英語や国際問題にも目を向けられる柔軟性のある子
子:ルールを学ぶって、思った以上に“人を理解すること”なんだ。
親:法律を通じて、人や社会を見る目を養う。それって、どんな仕事にもつながる力になるわね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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