【親向け】同志社女子大学 学芸学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「学芸学部」って?“ことば”と“表現”を通して世界とつながる学び

親: 「学芸学部」ってちょっと昔っぽい名前だけど、どんなことを学ぶのかしら?

子: 一見クラシックな名前だけど、中身はすごく今っぽいよ。日本語・英語・メディアという3つの視点から、「言葉」「文化」「表現」を深く学んで、それを社会で活かせる力を育てるのが同志社女子の学芸学部なんだ。

親: 文系の中でも、実用的な力が身につきそうね。

子: うん、「読む・書く・話す・伝える」力を軸に、教育、国際、情報発信、観光、出版など幅広い分野に進めるから、将来の可能性も広がるよ!


学部の構成|3つの領域で“ことばと文化”を深く学ぶ

● 日本語日本文学領域

  • 古典から現代文学、マンガや詩歌まで幅広く日本語文化を探究
  • 言葉の使い方や意味、表現の技法を学び、読み解く力と文章力を養う
  • 教員免許(国語)や司書資格の取得も可能

● 英語英文学領域

  • 英語でのコミュニケーション力を高める実践型授業が充実
  • 英語圏文学・文化・映画を通して、英語の背景にある世界観を理解
  • 留学制度や海外研修プログラムでグローバル感覚も養える

● メディア創造領域

  • 映像・文章・Web・SNSなど多様なメディア表現を実践的に学習
  • メディア分析、情報発信、デザイン思考など今どきのスキルも身につく
  • 地域連携プロジェクトやプレゼン演習で社会とつながる経験が豊富

子: 表現方法は違っても、「人に伝える」っていう軸はどの領域にも共通してるんだ。


学びのステップ|基礎から専門、実践へとステップアップする4年間

● 1年次:広く「ことばと文化」の基礎を学ぶ

  • 日本語学入門/英語表現/メディア論などで学びの土台を作る
  • 少人数クラスでディスカッションや発表の力も伸ばす

● 2年次:興味に応じて専門領域へ進む

  • 各領域に分かれて、専門的な表現分析・作品研究・実践演習を開始
  • 自分の興味に沿った授業を組み合わせて、自由度の高い学びができる

● 3年次:ゼミ活動と応用演習で実力をつける

  • 日本文化研究・英語文学分析・映像制作など、自分のテーマに取り組む
  • フィールドワークやメディア制作など、体験型の学びも増加

● 4年次:卒業研究とキャリア形成

  • 卒業論文・卒業制作(映像・Web・記事など)に1年かけて取り組む
  • 就職支援講座やOG訪問で、進路に向けた準備も本格化

実践例|「伝える力」を社会で使う体験が豊富

  • 京都の伝統文化を紹介する観光冊子制作
  • 小学校での朗読ボランティア活動
  • 地域企業と連携したWebメディア発信プロジェクト
  • 海外姉妹校との英語プレゼン交流会
  • SNSを活用した学生広報チームでの発信活動

親: 発信する場面が多いってことは、自信にもなるわね。
子: うん。やってみることで「伝えるって楽しい」って思えるんだよ。


学生の雰囲気|表現を大事にする、やさしく知的な仲間たち

  • 文学や語学が好きで、静かに熱い学生が多い
  • 落ち着いた雰囲気の中でも、自分の意見をしっかり持っている人が多い
  • 表現活動やゼミ活動を通じて、互いに刺激し合う関係が築ける
  • 女子大ならではの安心感と、のびのび学べる環境

就職・進路|“言葉の力”を活かせるフィールドは多彩

● 主な進路

  • 教育関係(国語教員、英語教員、学校事務など)
  • 出版・広告・編集・Web制作などの情報発信系企業
  • 観光・航空・接客業などのホスピタリティ業界
  • 一般企業(広報、人事、企画、営業など)
  • 大学院進学(言語学、文学、教育、メディア研究など)

● 資格サポート

  • 中学・高校教諭一種免許状(国語・英語)
  • 学芸員・司書・日本語教員(課外)などの資格も対応
  • 就職ガイダンス、OG懇談会、エントリーシート添削などサポートも万全

保護者の方へ|どんなお子さまにおすすめ?

  • 文学・語学・表現活動に興味がある子
  • 自分の言葉で「伝える力」を身につけたい子
  • 落ち着いた環境で、じっくり学びたい子
  • 教員や出版・メディアなど言語を活かす仕事に憧れている子
  • 多様な分野に視野を広げたい、柔軟な思考を持った子

子: 「言葉って、こんなに奥が深いんだ」って気づかされた4年間だったよ。
親: 感じる力、考える力、伝える力。どれも、人生の武器になる力ね。


本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

コメント