“ITと表現力”を両方学び、未来のメディアを創る力を育てる
親: 「情報メディア」って響きはかっこいいけど、何を勉強するの?
子: 一言で言うと、「デジタル技術を使って、人に伝える力を鍛える学部」なんだ。北海道情報大学の情報メディア学部では、プログラミングや映像制作、デザイン、ゲーム、Webといった現代の表現ツールを幅広く学べるんだよ。
親: 技術だけじゃなくて、見せ方・伝え方も大事にしてるのね。
子: そうそう。アプリやWebサイトを“使いやすく”するUI/UXデザインや、企画・ストーリーテリング、感情を動かす映像演出まで、テクノロジー×表現力がキーワードの学部なんだ。
学部の特徴|デジタル社会を生きる「つくる側」の人材を育成
- ITスキルとデザイン感覚の両方を育てるハイブリッド教育
- 「自分で作る」ことを重視した実践型カリキュラム
- 最先端のメディア機器やソフトを使った演習・制作環境
- チーム制作・プロジェクト型学習で社会性や発信力も磨ける
主な学びの領域|幅広い表現メディアを体系的に学ぶ
- 映像制作:シナリオ、撮影、編集、モーショングラフィックス
- Webデザイン:HTML/CSS、レスポンシブ設計、ユーザビリティ
- プログラミング:JavaScriptやUnityなど、実践アプリ制作
- ゲーム開発:ゲーム企画、2D/3Dモデリング、サウンド制作
- デジタルアート:CG・アニメーション・デザインツール演習
実習・制作活動|“作品”で学ぶ、発信型の4年間
- 1年次から制作演習あり:入門的なポスター制作や映像編集からスタート
- 2〜3年次はチームプロジェクト:
・テーマに沿ってゲームやCM映像を制作
・実社会の課題に応える企画提案も多数 - 4年次の卒業制作は自由テーマ:
・オリジナル短編映画
・インタラクティブWebアプリ
・VR空間デザインなど、多彩な作品が誕生
設備・学びの環境|“つくる”ための機材・ソフトがそろってる
- Mac/Windows両対応の制作スタジオ
- Adobe Creative Cloud、Premiere Pro、After Effectsなどのプロ仕様ソフト導入
- VR機材・モーションキャプチャー・録音スタジオ完備
- 学外コンテストや展示会出展の機会も豊富
4年間の流れ|基礎→応用→専門→発信へ
● 1年次|ITとメディアの基礎を固める
- 情報リテラシー/色彩設計/動画編集演習
- HTML/CSS/簡単なゲーム制作・アニメーション演習
● 2年次|専門技術を組み合わせて「カタチ」にする
- プログラミング+デザインの融合演習
- 映像演出・Webサイト構築・システム開発の中級編
● 3年次|実社会につながるプロジェクトへ挑戦
- チーム制作/地域連携メディアプロジェクト
- インターンシップや学外出展にも挑戦
● 4年次|卒業制作で集大成+進路準備
- 自主企画による大型作品を制作
- 発表会・コンペ参加でアウトプット力を鍛える
学生の雰囲気|個性豊かで表現好きな仲間たち
- 「何かを創りたい」という強い動機を持つ学生が多い
- アート寄りの子もいれば、プログラミングが得意な子も
- 作風もキャラもバラバラだが、互いを尊重する自由な空気
- 失敗を恐れずチャレンジできる、温かい制作環境が魅力
進路・就職|「好き」を仕事にする多様なキャリア
- 主な進路先
・映像制作会社/テレビ局/広告代理店
・Web制作会社/ITベンチャー/UIUXデザイナー
・ゲーム会社/CGスタジオ/アニメーション制作会社
・大学院進学(情報デザイン・メディアアート分野) - 取得可能・推奨資格
・基本情報技術者試験/CGクリエイター検定
・マルチメディア検定/Webクリエイター能力認定試験
・MOS(Office系スキル)など
保護者の方へ|どんなお子さまにおすすめ?
- 映像・ゲーム・Webなどに触れるのが好き
- 表現すること、何かを“つくる”ことに喜びを感じる
- 将来はクリエイティブ業界やデジタル業界で活躍したい
- 文理の垣根なく、自分の個性を生かした学びをしたい
- 実践型の学びで、自分の強みを「見えるカタチ」にしたい
子: この前、自分たちのチームで作った動画が学内コンテストで入賞したんだ!
親: へぇ、すごい!“好き”が結果につながるって、やりがいあるわね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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