【親向け】京都華頂大学 現代生活学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「現代生活学部」って?“暮らしと命”を支える学びで社会に貢献

親: 「現代生活学部」って、ちょっとイメージしにくい名前だけど、どんな学びができるの?

子: 一言でいうと、「生活を通じて人を支えるプロ」を育てる学部かな。京都華頂大学の現代生活学部では、保育・教育・食・健康・心理・社会福祉といった、人の暮らしに欠かせないテーマを横断的に学べるんだよ。

親: 幅広く学べるってことは、将来の選択肢も広がりそうね。

子: そうなの。たとえば保育士・幼稚園教諭を目指すコースもあれば、食や健康、女性の生き方やライフデザインに興味のある人にもぴったりな学びがあるんだ。しかも京都の落ち着いた環境で、丁寧に指導してもらえるのが魅力!


学科の構成|「子ども×生活×キャリア」から選べる多様な進路

  • 学科名は「現代生活学科」。中身は3つの専門領域に分かれている
    1. こども生活学領域:保育士・幼稚園教諭の資格取得を目指す
    2. 生活学領域:衣・食・住・健康・家族・社会について幅広く探究
    3. キャリア教養領域:女性の生き方・キャリア形成・地域社会との連携に注目
  • 興味に応じて、複数領域を横断しながら学べるのが特徴
  • 「保育の専門家」「食のアドバイザー」「地域の支援者」「家庭科教員」など、実践的な職業教育に直結している

学びのステップ|「人のくらしを支える力」をじっくり育てる4年間

● 1年次:暮らしと人間理解の基礎を学ぶ

  • 教育原理/生活支援論/保育の基礎/家族関係学などを通じて、多角的な視野を獲得
  • 少人数制ゼミで、レポートやプレゼンなど大学での学び方を丁寧に指導
  • 学外見学や子育て支援イベントなど、“体験型”の学びもスタート

● 2年次:自分の関心領域を深掘り

  • 発達心理/食と健康/衣生活論/子育て支援論など、実践に結びつく知識が増える
  • 模擬授業・保育演習・調理実習など、「見て、触って、やってみる」学びが本格化
  • 保育士・教員・家庭生活支援など、具体的なキャリアを見据えて専門科目を選択

● 3年次:学外実習と応用演習で実力を鍛える

  • 保育実習/幼稚園教育実習/家庭支援実習など、実社会での経験が中心
  • 生活支援や食育プロジェクトを学生が企画・運営する授業もあり
  • キャリアデザイン・就職ガイダンスが本格化し、履歴書・面接指導もスタート

● 4年次:卒業研究+就職準備の集大成

  • 各自の興味に応じて卒業研究(保育実践、地域生活、衣食住研究、キャリア教育など)を実施
  • 採用試験対策・実技試験・面接演習・論作文指導が個別に行われる
  • 地域・企業との連携プロジェクトや、子育て支援イベントでのリーダー経験もあり

実践を重視した学び|“くらしの中で活かせる知恵”を体験的に習得

  • 学内に保育演習室・調理実習室・生活科学実験室などが充実していて、すぐに実践できる環境
  • 「子育て支援ひろば」など地域連携プロジェクトに学生が主体的に参加
  • 保育や生活に関する社会課題(虐待、ひとり親家庭、栄養不良など)をフィールドワークで学ぶ機会も多数
  • 京都という地域性を活かした生活文化や伝統行事の学びも魅力の一つ

学生の雰囲気|あたたかくて、前向き。「暮らし」に誠実な仲間たち

  • 保育や教育を目指す学生は、子ども好き・思いやりがあり、落ち着いた雰囲気
  • 食や住まい、地域活動に関心のある学生は、実用的で生活力が高いタイプが多い
  • 穏やかで協調性があり、「一緒に学ぶ仲間」として支え合う文化がある
  • 女性中心のキャンパスで、共感力と実行力を兼ね備えた学生が育っている

親: 女子大学ならではの穏やかさがあって、安心して送り出せそうね。

子: そう。ガツガツ競争じゃなくて、“誰かのために何ができるか”を大切にしてる人が多いよ!


就職・進路|「人と暮らしを支える仕事」へ幅広く対応

● 主な進路分野

  • 保育園・幼稚園(保育士・幼稚園教諭)
  • 小学校(教育職・教育補助職)
  • 地域包括支援センター/子育て支援センター/社会福祉協議会
  • 食品・生活関連企業(企画・販売・研究)
  • 一般企業(接客・サービス・教育関連・住宅関連など)
  • 公務員(保育・福祉・食育関連など)

● 資格・支援体制

  • 保育士資格/幼稚園教諭一種免許
  • 小学校教諭一種免許(一部コース)
  • 家庭科教員免許(選択制)
  • フードスペシャリスト/社会福祉主事任用資格 など
  • 就職サポートは個別対応。エントリーシート添削・面接指導・模擬試験などあり

保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめ!

  • 子どもが好きで、教育・保育の仕事に関心がある
  • 食や生活、地域との関わりに興味がある
  • 実践を重視した学びで、自分の力を試してみたい
  • 国家資格や教員免許を取得し、専門職として働きたい
  • 穏やかであたたかい環境で、自分らしく学びたい

子: 「家庭」や「生活」って、どこにいてもついてくるテーマ。だからこそ、ここでの学びは一生モノだなって思うよ。

親: 暮らしに根ざした力って、仕事にも家庭にも活かせるのよね。素敵な学部だわ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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