「文学部」って？言葉と文化を深く学び、表現と教育につなげる
親： 文学部って、やっぱり「本を読む」っていうイメージがあるわね。卒業後の進路ってどうなるの？
子： 神戸親和大学の文学部では、日本や英語圏の文学・文化・言語を通して、人の心や社会を理解する力、そしてそれを表現する力を育ててるんだよ。特に国語や英語の教員を目指す人にとっては、教育に直結する実践的な学びも充実してるの。
親： なるほど、「教える側」になるための準備もできるんだね。
学部の特徴｜文学×教育×ことばの力で、自分の未来を描く
● 主な学びの分野
- 日本語・日本文学：古典から現代文学まで、日本の言語と文化の理解を深める
- 英語・英語文化：英語圏の文学・文化・コミュニケーション力をバランスよく育成
- 言語教育・表現：日本語・英語の指導法や、ことばを使った表現技法を実践的に学ぶ
● 少人数制＆対話型の授業
- 学生一人ひとりの表現を大切にし、丁寧に指導
- 発表・ディスカッション・グループワークを通じて、思考力と伝える力を養成
- 教員との距離が近く、進路や学びの相談もしやすい
子： ただ“読む”だけじゃなくて、“自分の言葉で伝える”力を重視してるんだよ。
4年間のステップ｜ことばと文化を深めて、自分を表現できる力へ
● 1年次：文学・言語の世界に触れる
- 日本語・英語の基礎表現力を磨く
- 文学作品を通して感受性と読解力を育む
- 教育や言語についての基礎的な考え方も学ぶ
● 2年次：専門性を深め、表現の幅を広げる
- 日本文学・英米文学のテーマ別講義
- 英語スピーチ・作文・翻訳演習なども実施
- 国語・英語教育法の導入科目も充実
● 3年次：実践の場でスキルを試す
- 模擬授業・教育実習の準備
- 学外でのボランティア活動やフィールドスタディ
- ゼミでの研究・発表を通じてテーマを掘り下げる
● 4年次：卒業研究と将来設計
- 卒業論文・制作に取り組み、自分の学びを形に
- 教員採用試験・資格取得・就職活動を本格化
- 教員やキャリアセンターの支援も手厚い
具体的な学びの取り組み
- 神戸市内の学校での教育ボランティア
- 地域連携による朗読イベントやワークショップ
- 英語の絵本読み聞かせや児童英語教育活動
- 日本語表現の創作・脚本づくりの授業
- 文学作品を通じたグローバルシンポジウム参加
親： 教育や地域にもつながる実践がたくさんあるのね。
子： “学びを外に出す”っていうのが、すごく印象的だったよ。
学生の雰囲気｜まじめでやさしく、思いやりのある仲間たち
- 女子学生中心の落ち着いた学びの環境
- 読書・創作・表現が好きな学生が多い
- 教員志望者が多く、協調性や責任感のある雰囲気
- お互いに支え合いながら学べる安心感
就職・進路｜ことばの力を社会に活かす道が広がる
● 主な進路分野
- 小中高校の国語・英語教員
- 教育関連企業・学習支援センター
- 出版・編集・ライティング関連の仕事
- 公務員や一般企業（広報・人事・企画など）
- 日本語教師・英語指導助手（ALT）
● 資格・支援制度
- 中学校・高校の教員免許（国語・英語）
- 日本語教員養成課程
- 英語検定・TOEICなど語学資格取得支援
- 教員採用試験対策講座・模擬面接指導
子： 教員以外にも、“言葉で人とつながる仕事”に多くの先輩が進んでるよ。
保護者の方へ｜こんなお子さまにおすすめです
- 日本語や英語、文学に強い関心がある子
- 教えること、人の成長を支えることに興味がある子
- 表現や創作が好きで、発信する力を磨きたい子
- 人とのコミュニケーションを大切にしたい子
- 少人数でじっくり学べる環境を望む子
親： 文学って、ただの趣味じゃなくて“人を育てる力”になるのね。
子： うん、言葉を深く学ぶことで、人を理解する心や、社会に伝える力が育つって実感してるよ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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