「KUASの工学部って?」“英語で学ぶ”日本唯一の国際工学教育
親: 京都の私立大学に工学部って珍しいわね。京都先端科学大学って、どんな工学教育をしているの?
子: ここの工学部はちょっと特別なんだよ。授業のほとんどが英語で行われる日本では珍しい工学教育をしていて、グローバルエンジニアを本気で育てる大学なんだ。
親: 英語で?日本人の学生も英語で学ぶの?
子: うん、英語が苦手な人でも段階的に慣れていけるカリキュラムが組まれていて、初年次から徹底した英語サポートと少人数制で無理なくレベルアップできるようになってるよ。
工学部の特徴|グローバル×実践重視の先進型エンジニア教育
- 世界中から学生が集まる多国籍環境
- すべての専門科目を英語で開講(Engineering in English)
- 国際企業出身の教員による**PBL(課題解決型学習)**中心の実践教育
- ロボティクス、AI、モビリティ、メカトロニクスなどの先端工学領域を網羅
- 産業界との共同研究やインターンシップも充実
学びのステップ|エンジニアリング×英語で4年間を構築
● 1年次:英語+基礎工学の習得
- Academic English、Technical Englishなどの語学強化科目
- 数学、物理、プログラミングなどの基礎工学分野を英語で学ぶ
- 日本人向けに英語補習講座や個別指導も充実
● 2年次:応用工学とプロジェクト型学習へ
- Electronics, Mechanics, Computer Science などの専門科目に本格的に突入
- チームでロボットやAIシステムを開発するPBL科目が中心に
- 世界的な産業トレンドに即した教材・課題設計
● 3年次:グローバルな実践と専門性の深化
- 国際的なエンジニアとの共同プロジェクト(英語)
- 海外インターンシップや企業との共同開発も選択可能
- AI・IoT・エネルギー・ロボティクスなどの専攻分野を選択して深化
● 4年次:卒業研究+グローバル就職準備
- 教員指導のもと、研究室で最先端技術に関する卒業研究を遂行
- 英語での論文執筆・プレゼン力を鍛える
- 外資系企業や国内のグローバル企業への就職活動を支援
実践型教育|“手を動かして考える”エンジニア育成
- ファブラボ(ものづくり工房)完備:3Dプリンタ、CNC加工機、IoTデバイスなどを自由に活用
- 実験・開発を重視したハンズオン型授業が多数
- 学外から講師を招いての特別講義やグローバル企業見学
- 国際学会での発表機会や、英語による成果発信にも挑戦
学生の雰囲気|理系+国際派の“志ある学生”たち
- 「世界で通用する技術者になりたい」という学生が集う
- 日本人学生だけでなく、アジア・欧米・中東など多国籍なクラス構成
- 英語が苦手でも、「ここで鍛えたい」という意欲のある学生が多い
- 将来は海外企業やグローバルな技術分野で働くことを目指す人が多数
親: 英語も工学もって、ハードル高そうだけど、今どきの時代には強そうね。
子: 就職でも「英語で工学ができる人材」って希少だから、評価はすごく高いんだよ。
就職・進路|国内外の技術系企業へ幅広く
● 主な進路分野
- 自動車メーカー(トヨタ、日産、マツダなど)
- 電機メーカー(パナソニック、京セラ、ソニーなど)
- 海外スタートアップ・ベンチャー企業
- IT業界(AI開発、IoTシステム開発など)
- 研究開発・技術職・システムエンジニア など
● キャリア支援もグローバル仕様
- 英語での履歴書・面接指導
- 外資系・海外企業とのマッチング支援
- 留学生にも対応した進路指導・ビザサポートあり
保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめ!
- 工学・ものづくりに興味がある
- 英語力を活かしたい・伸ばしたい
- 海外企業・外資系で働くことに憧れがある
- 実践的な学びを重視し、自分で動くことが好き
- グローバルな価値観を持った仲間と成長したい
子: 英語で学ぶのって最初は緊張するけど、「世界を舞台に技術で貢献する力」が本当に身につくって実感できたよ。
親: これからは、英語も技術も両方できる人が社会で求められる時代。まさに先を行く学部ね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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