「社会×情報」の学びって?現代を生きる力を多角的に育てる場所
親:「社会情報学部」って聞き慣れないけど、何を学ぶの?
子: 一言でいうと、「情報を使って社会の課題を解決する力」を育てる学部なんだよ。デジタル技術、メディア、ビジネス、心理、統計など幅広く学びながら、現代社会で必要な“実践的な思考力”や“表現力”を育てていくの。
親: なんだか幅広いね。就職の幅も広いのかしら?
子: そう!マーケティングや広報、Web制作、データ分析、教育関係まで多彩だよ。女性が社会で長く活躍するための**「横断的な武器」**を身につけられる場所なんだ。
学びの特色|「情報×社会」を実践的に学ぶ3つの軸
● 情報スキルを武器にするICT教育
- Excel、PowerPoint、HTML、CSS、Pythonなど現場で活きるスキルを基礎から指導
- Webサイト制作や動画編集など、自分のアイデアをカタチにする授業が豊富
- データを読む・可視化する・伝えるスキルをPBL型授業で実践的に学習
● 社会を読み解くための視野を広げる
- 社会学・心理学・経済学・メディア論などから“社会の仕組み”を多角的に理解
- ジェンダーや地域課題、国際化など、現代の複雑な問題に向き合う力を育成
- 「理系×文系」のハイブリッドな視点で、“人”と“技術”をつなぐ人材に
● 女性のキャリア形成を重視した教育
- インターンシップや産学連携プロジェクトが豊富
- キャリア形成科目では、「働き方」「生き方」を主体的に考える機会が充実
- プレゼン・グループワーク・発信活動を通じて、自己表現力を高める
学びのステップ|自分の関心を深めながら力をつけていく4年間
● 1年次:情報リテラシーと社会の基礎を学ぶ
- コンピュータ基礎/Office活用術/情報モラル
- 社会学・メディア論・リサーチ入門などの社会系基礎も同時に学習
- 学生主体のプロジェクト活動でチーム力・発信力も養う
● 2年次:テーマを選び、自分らしい学び方を探る
- Web制作・統計分析・動画編集などの選択科目が拡充
- 社会調査やフィールドワークで“現場とつながる学び”を体験
- 「企業と連携した課題解決型授業」にも挑戦可能
● 3年次:実践的スキルを伸ばし、専門性を確立
- マーケティング演習/SNS戦略/データサイエンス入門
- ゼミに所属し、自分のテーマ(例:地域活性・女性活躍・消費行動など)を深める
- インターンやメディア発表の場も充実し、自信と実績を積む
● 4年次:卒業研究+社会とつながる発信活動
- 論文やプロジェクト成果を発表するプレゼンテーション力を育てる
- 卒業制作では、映像・Web・ポスター・SNSなど多彩な形で成果を発信
- キャリアセンター・ゼミ・OGネットワークによる就活サポートも万全
主な学びのテーマ|こんなことが学べます
- 社会調査・統計リテラシー・インフォグラフィック
- SNS・YouTube・インフルエンサーマーケティング
- Webメディアの構築と運用/ライティング・編集実践
- 地域活性化プロジェクト/ジェンダー論・家族と社会
- プレゼン・ディスカッション・発信型演習
就職・進路|「情報と社会」に強い女性として広がるキャリア
● 主な進路例
- IT系企業(Webディレクター/フロントエンド開発)
- 広報・広告代理店・PR会社(情報発信職)
- 教育関連企業(ICT教材/eラーニング)
- 金融・商社・メーカー(総合職・マーケティング)
- 公務員・地域行政(市民広報/デジタル推進)
- 大学院進学(社会情報学・教育工学など)
● 資格取得・キャリア支援
- ITパスポート/MOS/秘書検定/統計検定
- キャリア形成支援の専門科目あり
- 長期・短期の企業インターンシップが充実
- 女性向けキャリアセミナー・OG相談会も定期開催
学生の雰囲気|“情報に強い文系女子”が集まる知的な空気
- 真面目で探究心が強い学生が多いが、発信や表現が好きなタイプも多数
- 学外活動(SNS運営・地域プロジェクト・イベント制作)に熱心な人も
- 学部の横のつながりが強く、ゼミ・プロジェクトを通じてチーム力が養われる
- ITや社会問題に関心のある学生が多く、「自分の軸を探したい」という人にぴったり
保護者の方へ|こんなお子さんに向いています
- パソコンやネットに興味がある/文章を書くのが好きな子
- 社会の課題や、地域・ジェンダー問題などに関心がある子
- 情報やデジタルの力で「誰かの役に立ちたい」と思っている子
- 文系だけど、就職に強いスキルを持ちたいと思っている子
- 自分の意見を伝えたり、何かを発信したりすることが好きな子
子: デジタルを使って社会とつながれるって、すごく現代的だと思う。
親: まさに“今”の時代に必要な力ね。柔軟に活躍できそうで安心したわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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