「文化表現学部」って？言葉・アート・映像で“自分を伝える”力を育てる学び
親：「文化表現」って…なんだか幅が広そうね。何を勉強する学部なの？
子： 簡単に言うと、「言葉・芸術・メディア」などを通じて“自分の想いを伝える力”を育てる学部だよ。梅花女子大学の文化表現学部では、文章、演劇、映像、デザイン、パフォーマンスなど、いろんな表現の形を学べるんだ。
親： クリエイティブな分野って、就職につながるのかちょっと心配…。
子： 表現力って、どの業界でもすごく求められてるスキルだよ。企画力・発信力・プレゼン力って、社会で役立つ力ばかりだし、この学部では実際にイベントや映像制作など“体験しながら学べる”んだ。
学びの柱｜表現のプロセスを実践的に学ぶ3つの領域
● 文章表現・ことばの力
- 創作・批評・エッセイ・シナリオライティングなど、多様な文章に挑戦
- 古典から現代文学、海外作品まで幅広く学び、感性を磨く
- “読む力・書く力・伝える力”を基礎から丁寧に育成
● 演劇・パフォーマンス・身体表現
- 舞台演技・発声・身体表現など、演劇を通して「生きた表現力」を学ぶ
- 公演制作・照明・舞台美術・脚本などにも挑戦可能
- チームで一つの作品を創り上げる協働力も身につく
● メディア・映像・デザイン
- 映像制作、映像編集、写真、デザインなど、デジタル表現も幅広く学べる
- Adobe製ソフト（Premiere Pro、Photoshopなど）を実際に使った授業も
- SNS・動画・PRなど、現代の発信メディアに対応した実践力がつく
学びのステップ｜表現の幅を広げ、社会へとつなげる4年間
● 1年次
- 表現の基礎（文章・演技・映像など）を幅広く体験
- 感性を刺激する教養科目や作品鑑賞の授業も充実
- 少人数制で教員のサポートが手厚く、自信を持って取り組める環境
● 2年次
- 興味のある領域に応じて、専門的な表現活動に挑戦
- 自分の企画でイベントや展示、発表を行うことも可能
- 地域や他学部とのコラボレーション授業もスタート
● 3年次
- ゼミに所属し、自分の関心テーマを深める本格的な活動へ
- 舞台公演・映像作品制作・論文執筆・イベント運営などに挑戦
- メディア実習や地域連携プロジェクトで“社会に伝える”経験を積む
● 4年次
- 卒業制作（舞台、映像、作品展示、論文など）を自由なテーマで取り組む
- 学内発表や外部発表で、完成した表現を“誰かに届ける”機会を経験
- 就職・進路相談を通して、自分の“表現”をどう活かすか明確にしていく
実践中心の学びが“社会で生きる表現力”につながる
- 演劇公演や舞台発表（学内ホールでの自主企画公演など）
- 映像作品の制作・上映（地域PR動画、ドキュメンタリーなど）
- 地元企業とのコラボによるポスター・フライヤー制作
- 地域イベントの広報・司会・運営支援なども学生が担う
- 学園祭や外部コンテストへの出展・参加も活発
学生の雰囲気｜感性豊かで“表現好き”な仲間が集う
- 文章や演劇、映像など“好き”を表現したい学生が多い
- 自分の作品にこだわりを持っている真面目なタイプが多数
- 積極的に挑戦する子もいれば、じっくり型の子も共存
- チーム制作が多く、自然に仲良くなれる環境
- 表現することを楽しみながら、人間力も育てていける場所
就職・進路｜“伝える力”を活かせるフィールドは多彩
● 主な進路
- 出版・広告・マスコミ・広報・編集などのクリエイティブ系職種
- 一般企業（企画・人事・営業など）
- 教育関係（国語教員、表現教育、塾講師など）
- 映像制作会社、劇団・イベント会社、Web制作会社
- 公務員（文化・地域振興分野）
- 大学院進学（文学・メディア表現・舞台芸術系）
● 資格・支援体制
- 中学校・高等学校教諭一種免許（国語）取得可能
- 日本語教員養成課程
- 秘書検定・ビジネスマナー講座・業界セミナーも充実
- キャリア支援室と連携した“表現系就職”の支援が丁寧
保護者の方へ｜こんなお子さまにおすすめです
- 書く・話す・見せるなど、“表現すること”が好きな子
- 演劇・映像・文章などを通じて、誰かに何かを届けたいという思いがある子
- 将来の道を固定せず、自分の可能性を広げながら進みたい子
- 感性や発想力を大切にしながら、社会でも通用する力を身につけたい子
- 女子大のあたたかい環境で、安心して挑戦したい子
子： 表現するって、自分を知ることでもあるんだって、この学部で気づいたよ。
親： 自分の言葉で、行動で、誰かに届くって…すごく価値のあることよね。応援したくなるわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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