IT・AI時代を支える“創れる人”を育てる最前線の学びとは？
親： 情報学部って最近人気みたいだけど、パソコンを使う授業ばかりなの？
子： それはイメージだけで、実際はもっと広いんだよ。大同大学の情報学部では、AI・データサイエンス・ネットワーク・デザイン・ゲーム・セキュリティまで、時代の最先端を走る情報技術を「使う」だけじゃなく、「創る」ことまで学べる学部なんだ。
親： なるほど、IT系って就職にも強そうだけど、どんな子が向いてるのかしら？
子： コードをカタカタ書ける人だけじゃなくて、「アイデアを形にしたい」「何か作ってみたい」っていう気持ちがある子なら向いてると思う！
学びの特色｜AI・プログラミング・デザインを“実践”で学ぶ
● 情報科学＋社会課題解決＝実践力
- プログラミング、データ処理、Web開発、ネットワーク構築などを実践形式で学習
- AIによる画像認識、機械学習、IoTデバイスの開発など先端技術に対応
- 「社会の課題をITでどう解決するか？」をテーマにしたPBL型授業も多数
● 3分野を融合したカリキュラム設計
- 情報システム分野： ネットワーク・クラウド・セキュリティ・ITインフラ構築
- 情報デザイン分野： CG制作・UI/UX設計・Web制作・メディア表現
- 知能情報分野： AI・機械学習・データサイエンス・アルゴリズム解析
● 体験重視の演習＆プロジェクト
- ゲームエンジンUnityでのゲーム制作演習
- Raspberry Piやマイコンを使ったIoT開発実習
- 自作アプリや卒業制作を企業・地域に提案する発表会あり
4年間の学びの流れ｜“作る力”と“伝える力”を同時に育てる
■ 1年次｜情報の基礎＋興味を広げる体験
- 情報リテラシー／プログラミング基礎（Python、C言語など）
- AI・ネットワーク・メディアデザインの入門授業で“広く知る”
- プレゼン演習・課題解決型授業で「伝える技術」も習得
■ 2年次｜興味のある分野を選択し専門性を深める
- ゲーム開発／Web制作／AIアルゴリズム／セキュリティなどの演習開始
- プロジェクト形式の演習でチーム開発や実装を実体験
- 教員との研究活動・ゼミ選択が始まり、“つくる力”が本格化
■ 3年次｜企業や地域と連携したプロジェクトに挑戦
- 地元企業と連携したアプリ・Webサービス開発実習
- AIを活用した観光支援アプリ、IoTを使った地域防災システムなど
- 夏期インターンシップで実社会の現場を体験（IT企業、制作会社など）
■ 4年次｜卒業研究と就職・進路の実現
- 自分のテーマで卒業制作（AI作品、ゲーム、Webアプリなど）に没頭
- ゼミ発表会・学内展示会で成果を発表
- 就活支援センターと連携し、IT系就職を徹底サポート
こんなことができる！学生のプロジェクト例
- ARを使った地元観光ガイドアプリを開発し、自治体に導入
- Pythonで作成した「顔認識による入退室管理システム」
- Unityで自作した3D脱出ゲームを学内イベントでプレイ可能に
- Web制作授業で実際に地域商店街のホームページをリニューアル
- SNS上で拡散されることを想定したPR動画をデザイン演習で制作
学生の雰囲気｜“オタク気質”でも、“人と話すのが好き”でも大丈夫
- ゲームやアニメが好きで、制作に興味を持つ学生が多い
- コードを書くのが得意な人もいれば、絵やデザイン、動画編集が得意な人も
- 男女比はやや男性多めだが、近年は女子学生も増加中
- チームでの開発が多いため、自然と会話や協力の機会が生まれる
- 「好きなことを形にする」ことが許される自由な雰囲気
就職・進路｜“つくる力”があるから、IT・制作・企業で活躍
● 主な就職先
- システム開発会社（Webアプリ／業務系システム／組み込み系）
- ゲーム会社・映像制作会社・広告代理店
- 情報通信業界（ネットワーク／セキュリティ／クラウド構築）
- 製造業の情報部門（社内システム開発・IoT導入支援など）
- 公務員（情報部門）／大学院進学
● 資格取得支援
- 基本情報技術者試験／応用情報技術者試験
- ITパスポート／CGクリエイター検定／ウェブデザイン技能検定
- TOEIC対策やMOSなど汎用ビジネス系資格の支援もあり
保護者の方へ｜こんなお子さんにおすすめです
- プログラミングやデジタル技術に興味がある子
- 将来はITエンジニア、ゲーム開発、AI関連などに進みたい子
- 手を動かしてモノを作るのが好きな子
- 自分のアイデアを形にして人に届ける仕事をしたい子
- 安定性のある成長業界で専門職として活躍したい子
子： ひとつの作品を作り上げるまで大変だけど、完成したときに「誰かが使ってくれるかも」って思えると、めちゃくちゃ嬉しいよ。
親： それって、もう立派な“仕事への一歩”なのかもね。好きなことが社会につながるって素敵なことだと思うわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
コメント