「国際観光学部」って？世界と地域を“つなぐ力”を育てる学び
親： 「観光」って響きはいいけど、学問としては何を学ぶのかしら？
子： 大阪成蹊大学の国際観光学部では、観光を通じて“人と文化をつなぐ”仕事をめざすんだ。語学、企画、ホスピタリティ、国際理解まで幅広く学べる学部なんだよ。
親： 将来、旅行業界や航空業界とかにつながりそうね。
子： そう！観光だけじゃなく、地域活性・ホテル・エアライン・イベントなど多様な業界につながる“総合的な国際系学部”って感じなんだ。
学びの特色｜観光×国際×ホスピタリティの複合的アプローチ
● 「観光とは何か」を多角的に学ぶ
- 観光学の基礎、ホスピタリティ論、観光マーケティングなどを体系的に習得
- グローバルな視点で、文化・歴史・まちづくりも学びに取り入れる
- 「人をもてなす」「心を動かす」ための理論と実践を磨く
● 英語＋第2外国語を重視！語学に強くなる環境
- 英語は習熟度別クラスで個別指導体制あり
- 中国語・韓国語・フランス語などの第2外国語にも対応
- 留学生との交流・語学イベント・海外フィールド研修で実践的に学ぶ
● フィールドワーク＆地域連携が豊富
- 関西圏の観光地や空港、ホテル、自治体と連携したプロジェクトが多数
- 実際の旅行商品企画やイベント運営などに学生が参加
- 国内外の“観光の現場”で学ぶ機会が多い
子： 「現場に出て体験する授業」がとにかく多いんだ。教室にじっとしてる時間のほうが少ないくらい！
学びのステップ｜世界と地域をつなぐ力を高める4年間
● 1年次：観光・語学・国際理解の基礎を固める
- 観光概論／ホスピタリティ基礎／英語演習などを学習
- 留学生とチームを組む異文化交流型ワークショップあり
- 京都・奈良・大阪など関西圏での観光地フィールドワークを体験
● 2年次：専門性と実践力を伸ばす
- 観光企画論／インバウンド政策／地域観光マーケティングなどを履修
- 観光事業者との商品開発プロジェクトやツアー企画に参加
- 海外スタディツアー（アジア・オセアニア・ヨーロッパなど）も選択可能
● 3年次：長期インターンや海外研修で“プロの現場”を体験
- ホテル・旅行会社・空港などでの実地インターンシップ
- 海外協定大学への短期・中期語学留学が選べる
- 観光業の課題を探求するゼミナール活動が本格化
● 4年次：卒業研究とキャリア形成の集大成
- ゼミでの研究成果をまとめ、卒業論文・プレゼンに挑戦
- 観光プラン提案やイベント企画など“アウトプット型”の集大成あり
- 航空・観光・ホテル業界のOB/OGとのキャリア相談も実施
学生の雰囲気｜明るく行動的で、世界に目を向ける仲間たち
- 海外志向・旅行好き・人と関わるのが好きな学生が多い
- 積極的にインターンやボランティアに参加する行動派が目立つ
- 英語に自信がある人も、苦手から始めて伸ばしていく人も共に成長
- 国際感覚と地域愛をあわせ持った、オープンな雰囲気
親： 海外に行ったり、いろんな人と関われたり、成長の機会が多いのね。
子： うん。「人と人をつなぐ」ってことが、観光の真ん中にあるんだって実感するよ。
就職・進路｜“おもてなし力”と“国際感覚”を武器に社会へ
● 主な進路分野
- 航空業界（CA・グランドスタッフ・空港関連企業）
- 旅行業（旅行代理店、ツアープランナー、インバウンド企画）
- ホテル・ブライダル業界（フロント・企画・接客など）
- 地方自治体（観光政策担当、インバウンド推進など）
- 観光関連ベンチャー、イベント運営、商社など多様な業界
- 大学院進学（観光学・国際関係学など）
● 資格・支援体制
- 観光英語検定、TOEIC、サービス接遇検定などの資格取得支援あり
- CA・ホテル・旅行業界向けの専門就活講座を実施
- インターン紹介、業界別OB/OGとのマッチングサポートが充実
- 学生一人ひとりに寄り添う担任制でキャリアを伴走
保護者の方へ｜どんな子におすすめ？
- 旅行や観光、ホテル・エアラインの仕事にあこがれている子
- 世界とつながる仕事がしたいという夢がある子
- 英語など語学を活かして人と関わりたい子
- 人を笑顔にするホスピタリティの心を持っている子
- 実践的に学びたい！と行動意欲がある子
子： 観光って「人を幸せにする仕事」なんだって思った。将来、世界中の人を笑顔にしたいな。
親： 素敵ね。観光を通じて、広い視野と深い思いやりを持てる大人に育ちそう。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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