「リベラルアーツ学部」って?“自由に学び、自分らしく進む”女性のための教養教育
親:「リベラルアーツ」って言葉は聞いたことあるけど、正直何を学ぶのか分かりにくいわね…。
子: ざっくり言うと、“文系のいろんな学びを組み合わせて、自分に合ったキャリアを作っていく学部”って感じかな。帝塚山学院大学のリベラルアーツ学部は、女性のキャリア形成に特化したカリキュラムで、英語・国際・心理・ビジネス・表現・メディアなどを幅広く学べるんだよ。
親: 一つの専門に絞らないって、就職のときに不利じゃないの?
子: むしろ逆だよ!“複数の視点”を持っている人は、変化の多い社会に対応できる力があるって企業からも評価されてるんだって。あと、キャリア支援がすごく手厚いから、安心して将来の道を考えられるんだ。
学びの柱|“文系の総合力”を育てる6つのフィールド
● 国際・英語
- 英語4技能(聞く・話す・読む・書く)を徹底的に鍛える
- 留学・海外研修・異文化コミュニケーションの授業も豊富
- 外資系企業や観光業への就職も視野に入る語学力を養成
● 心理・人間理解
- 心理学・社会学・教育学などで「人の心と行動」を理解
- 対人スキルやカウンセリング的な視点も学べる
- 心理系の資格や大学院進学も視野に
● メディア・表現
- ライティング・映像編集・プレゼン・SNS活用などを学ぶ
- 実際に動画を制作したり、キャンペーンを企画したりする授業あり
- 発信力・デザイン力が身につく
● ジェンダー・キャリア・社会課題
- 女性のキャリア、ダイバーシティ、SDGsなど現代的テーマを扱う
- 社会問題に主体的に関わる力と視点を養う
- 自分らしい働き方・生き方を深く考える機会に
● ビジネス・経営
- マーケティング・マネジメント・プレゼン力など実用スキルを学ぶ
- 地域連携プロジェクトや企業研究もあり、実社会との接点が多い
- 将来の就職に直結する内容が充実
● 表現・文化・教養
- 文学・哲学・日本文化・芸術など教養を広く深める授業
- 豊かな感性や思考力、表現力を身につけることで、多様な職種に対応可能
学びのステップ|“興味の交差点”から将来を見つける4年間
● 1年次:広く学び、興味の方向性を探す
- 「知の基礎」として多様な授業を体験
- 学習サポートが手厚く、大学の学びにスムーズに入れる
- 少人数クラスで、教員との距離も近い
● 2年次:興味分野を深め、スキルを磨く
- 6分野から好きな領域を選び、専門性を高めていく
- プレゼンテーションやグループワークも活発
- 地域や企業と連携した実践的な授業もあり
● 3年次:プロジェクト型学習やゼミで実践力UP
- 地域課題をテーマに調査・発信する実践科目に挑戦
- ゼミ活動が本格化し、自分の研究テーマに取り組む
- キャリアデザインやインターンシップもスタート
● 4年次:卒業研究と進路決定
- 興味ある分野で卒業研究を完成させ、プレゼンテーション
- 教員との1対1指導で進路を具体化
- 就職活動や大学院進学のサポートも個別に対応
実社会とつながる“リアルな学び”が充実
- 地域企業とコラボしたマーケティングプロジェクト
- SNSを活用した情報発信コンテスト
- 留学生との交流授業・異文化理解プログラム
- メディアリテラシーの実践ワークショップ
- SDGsをテーマにした課題解決型プロジェクト
学生の雰囲気|「しっかり者×やさしい雰囲気」のいいとこ取り
- 落ち着いていて、真面目な学生が多い
- 自分の興味をじっくり育てたいタイプが多め
- 教員や職員との距離が近く、相談しやすい環境
- 女子大ならではの、やわらかくて温かい空気感
- “誰かと比べず、自分らしく学べる”のが魅力
就職・進路|“幅広い文系力”で、選択肢が豊富
● 主な進路
- 一般企業(広報・人事・営業・企画・販売など)
- メディア・出版・広告・Web関連
- 観光・航空・ホテルなどホスピタリティ業界
- 公務員(市役所・国際交流課など)
- 教員(中高教員免許取得可能)
- 大学院進学(心理・教育・国際関係など)
● 資格・支援体制
- 中学校・高等学校教諭一種免許(英語)
- 日本語教育課程/司書資格/秘書検定など
- キャリアセンター主催の企業説明会や業界研究セミナーも豊富
- 女性のキャリアに特化した個別相談も人気
保護者の方へ|こんなお子さまにおすすめです
- ひとつに絞るより、いろんなことに興味がある子
- 文系科目が好きで、将来の方向性をじっくり探したい子
- 誰かの役に立つ仕事がしたい、社会課題に関心がある子
- 自分の意見を表現したり、人と協働したりするのが好きな子
- 少人数で落ち着いた環境の中で、自分のペースで学びたい子
子:「“自分はまだ何がしたいか分からない”って思って入ったけど、この学部のおかげで“何が好きで、どう生きたいか”が少しずつ見えてきたんだ」
親: 好きなことを見つけるのも立派な学びよね。焦らず、自分らしく進んでくれたらいいと思うわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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