「食環境学部」って？“食べる”を支えるプロフェッショナルになるための学び
親：「食環境」って、栄養士のこと？それとも調理師？
子： 栄養や調理だけじゃなくて、「食に関わるあらゆること」を幅広く学べるのが、帝塚山学院大学の食環境学部なんだ。健康、地域、教育、ビジネスまで、“食”を通して社会を支える知識と実践力をつけられるよ。
親： 管理栄養士になれるの？
子： もちろん。国家試験に向けたサポートもすごく手厚いよ。でも、それだけじゃなくて、食育やフードコーディネート、商品開発、地域の健康支援まで、卒業後の道はすごく広いんだ。
学びの柱｜「食と健康」「地域とつながる」「社会で活かす」
● 管理栄養士の専門教育
- 解剖学・生化学・栄養学・調理学など、医療や健康に関する科目が充実
- 学内実習・学外実習を通じて、病院・保育所・福祉施設での現場経験を積む
- 国家試験合格に向けた少人数制の個別指導体制
● 調理・食文化の実践
- 栄養だけでなく、調理技術や食の伝統・文化も重視
- 調理実習や食文化論などを通じて“おいしさ”と“健康”を両立できる力を養成
- 食を楽しみ、伝える表現力・プレゼン力も育てる
● 地域・教育との連携
- 小学校や地域団体と連携して、子ども向けの食育プログラムを企画・運営
- 食品ロス削減、防災食開発、地元産食材の活用など社会課題に取り組む
- 地域密着の実習で、実践的な力が育つ
● フードビジネス・商品開発
- 食品開発・マーケティング・フードサービスに関する学びも導入
- 地元企業とのコラボで“売れる商品”を企画する授業あり
- 管理栄養士＋ビジネス視点という、他にはない強みを持てる
学びのステップ｜国家資格＋実社会で活きる“食の力”を磨く4年間
● 1年次
- 栄養学や調理学の基礎を学び、実験・実習で“体感的”に理解
- 管理栄養士の学びに向けた導入教育が充実
- 食と健康の関係を幅広く捉えるリベラルアーツ教育も同時に展開
● 2年次
- 生化学・臨床栄養・栄養教育論など専門性を深める
- 地域食育プロジェクトなど、学外との関わりが本格化
- 調理技術も実践的に学び、“伝える力”を磨く
● 3年次
- 実務実習（病院・学校・高齢者施設）での現場経験を積む
- 地域・企業との商品開発やイベント運営などの応用活動も経験
- 国家試験対策講座がスタートし、本格的な準備へ
● 4年次
- 国家試験対策に集中しながら、卒業研究をまとめる
- 卒業論文は栄養、地域、食品、教育などテーマは多様
- 就職活動や進学のサポートも、教員が一人ひとりに丁寧に対応
実践の場が豊富！“学内×学外”で深まる食の理解
- 病院での臨床栄養実習（献立作成、栄養指導体験など）
- 小学校での食育授業の企画・実施
- 地域住民向けの健康フェアや食生活講座の開催
- 食品企業との新商品提案プロジェクト
- 防災食・アレルギー食など“社会課題×食”の課題解決型演習
学生の雰囲気｜真面目で穏やか、実習に強い“頼れる女子”が多い
- 管理栄養士を目指す目的意識の高い学生が多い
- 実習やチーム活動を通じて仲が深まりやすい
- 穏やかで協調性があり、人の役に立ちたい気持ちの強い人が多い
- 調理・食育・商品開発など、自分の“好き”にこだわるタイプも
就職・進路｜「栄養×地域×ビジネス」で広がるキャリアパス
● 主な進路
- 病院・保健所・福祉施設などの管理栄養士
- 小中学校の学校栄養職員（栄養教諭）
- 食品メーカー・給食会社・外食産業での商品開発・品質管理
- 地域行政・自治体の健康推進事業担当
- 食育インストラクター・フードコーディネーター
- 大学院進学（栄養学・公衆衛生・教育学分野など）
● 資格・支援体制
- 管理栄養士（国家試験対策講座あり）
- 栄養教諭一種免許状
- 食育インストラクター資格対応
- 地域実習の経験を活かしたエントリーシート・面接指導が手厚い
保護者の方へ｜こんなお子さまにおすすめです
- 管理栄養士になりたい、健康に関わる仕事がしたい
- 食べること・作ること・教えることが好き
- 社会問題（子どもの栄養、食品ロスなど）に興味がある
- 現場での実習を通じて、実践力をつけたい
- 女性のキャリア支援が整った環境で、自信をもって成長したい
子： 食べることって、生きることそのものだなって実感する。この学部で「おいしく、健康に、社会にやさしく」っていうバランスを学べたんだ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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