「中央大学 理工学部」って？都心で鍛える“理系の実践力”
親：
中央大学って法学部のイメージが強いけど、理工学部もあるの？
子：
うん、実は実験・開発・社会応用に強い「実学志向の理系学部」なんだよ。場所も文京区の後楽園キャンパスで、都心ど真ん中で先端技術を学べるのも魅力。
親：
キャンパスも別なのね。理系は実習施設が大事よね。
子：
そこがポイント。研究棟・実験室・開発室がすごく充実してて、大学4年間で“実際にモノをつくって動かす”体験ができるんだ。「机の上だけで終わらない理工学」が、中央の強みだね。
学びの特徴｜“理論と実践の往復”で、社会を動かす技術者へ
親：
理工学って、計算や座学が中心のイメージがあるけど…
子：
確かに理論は大事。でも中央は実験・制作・課題解決型学習がすごく多いから、「考えるだけじゃなく、実際に試して、動かして、また考える」っていうサイクルで学ぶんだ。
親：
それって、社会に出てからすごく活きそうね。
子：
まさにそこが狙いで、都市問題・環境・エネルギー・AI・IT・災害対策など、リアルな社会課題に直結するテーマを扱うプロジェクトが豊富なんだよ。
学びのステップ｜1年から4年まで、着実に力がつく育成プロセス
● 1年次：理工学の土台を徹底的に
- 数学・物理・情報系の基礎科目で“理系の言語”を習得
- 実験レポートやプレゼンを通して表現力も磨く
● 2年次：専門的な実験と設計へ
- プログラミング・設計・解析などを自ら操作しながら理解
- 小グループでの演習や課題解決型学習がスタート
● 3年次：研究室に所属し、個別テーマを深堀
- 自分の興味に沿って、環境問題・ものづくり・AI開発・情報処理などに没頭
- 実験・測定・論文読み込み・発表など研究者の基礎を体得
● 4年次：卒業研究で“技術と社会”を結びつける
- 1年間かけて研究成果をまとめ、論文執筆・発表を経験
- 多くの学生が企業インターンと並行して進路準備も開始
学生の雰囲気｜まじめだけど柔らかい、実直な“技術肌”
親：
理系って、ちょっと硬い印象があるんだけど…
子：
中央の理工学部はまじめで地道な子が多いけど、ピリピリはしてないよ。
みんな自分のペースで好きなテーマに取り組んでて、“技術が好き”“つくるのが楽しい”って気持ちがにじみ出てる感じ。
親：
安心したわ。女子学生はどう？
子：
最近は女性も増えてきたよ。情報・都市・環境系の分野だと、男女のバランスもいい感じ。チームワーク重視のプロジェクトも多いから、和気あいあいと進むことが多いね。
就職・進路｜“技術と社会をつなぐ人”として幅広い進路が
● 主な進路先
- 大手メーカー（機械・電気・化学・精密機器など）
- IT・情報通信・SIer・データ分析企業
- 建設・都市インフラ・環境関連企業
- 公務員・技術職（国交省・自治体など）
- 大学院進学（研究職・専門職を志望する学生が多い）
● 支援体制も充実
- 学部主導のインターン連携先が多数
- 技術系資格・情報系資格の取得支援あり
- 研究室の教授による進路指導が手厚い（OB紹介もあり）
子：
“専門性を深めながら、就職も強い”っていうのが中央の理工らしさだと思うよ。研究でじっくり鍛えて、そのまま社会へ飛び出せるって感覚。
保護者の方へ｜こんな子に向いています
- 数学や物理が好きで、理論だけでなく「仕組み」や「ものづくり」に興味がある子
- 技術を通して社会を支えたい、役に立ちたいという意識がある子
- 地道な探究や実験が苦にならず、集中して取り組むタイプ
- チームでものをつくったり、課題に取り組むのが好きな子
- 東京で最新技術を学びながら、安定した理系キャリアを築きたい子
子：
“目立つより、確かな技術で貢献したい”って気持ちを持った仲間が集まってる感じだよ。
親：
堅実で、でも実践力のある学びって、すごく社会に求められている気がするわね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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