【親向け】北海道大学 工学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「工学部」ってどんな学部?自然と人間の未来を技術で切り拓く!

親: 工学部って理系の花形っていうけど、実際にはどんなことを学ぶの?

子: 一言でいえば、「社会を支える技術」を理論から実践まで深く学ぶ場所!北海道大学の工学部は、自然科学の探究心社会課題への応用力をバランスよく育てる名門なんだ。

親: 確かに電気、建築、機械…どれも生活の根っこにある技術よね。

子: うん、北大の工学部は幅広い専門分野が揃ってて、自分の関心や強みに合わせた進路設計がしやすいんだよ!


工学部の魅力|北大で“本物の理系”を育てる5つの特色

  • 8分野×研究特化: 環境、社会インフラ、建築、機械、材料、応用化学、電気、情報と、多様な分野がそろう
  • 基礎と応用のバランス: 理論物理や数学から、社会実装まで一貫した教育
  • 研究重視: 学部3年生から研究室配属。修士・博士進学率も高い
  • 自然に近い研究環境: 北海道の広大な土地を生かした実験・フィールドワークも
  • 国際連携・産学連携: 留学・英語科目・企業共同プロジェクトも充実

子: 実験も演習も多いから、“机上の勉強”じゃなくて“手を動かして学ぶ”って実感が強い学部だよ。


学びのステップ|1年次から研究につながる力を養う

● 1年次:理系基礎力+幅広い視野を育てる

  • 総合教育科目+数学・物理・化学の徹底強化
  • 北大独自の「全学教育」で他学部生との交流も
  • 工学概論や分野横断型の課題解決演習あり

● 2年次:専門分野への導入とラボ活動の基礎

  • 所属分野の専門科目(例:機械設計、構造力学、情報回路など)
  • CADやプログラミング、電気回路などの演習科目
  • チーム課題・プロジェクト演習で実践的スキルを養成

● 3年次:研究室に所属し、自分のテーマに向き合う

  • 各専攻に分かれ、本格的に専門研究をスタート
  • 自分の選んだ研究室で実験・分析・論文作成を経験
  • 国内外の学会発表やコンテストにも挑戦可能

● 4年次:卒業研究と就職・進学に向けたラストスパート

  • 研究成果を論文にまとめ、プレゼンテーション
  • 教員や企業との連携により、社会実装の機会も
  • 修士進学か就職か、自分らしい進路選択を実現

専門分野の一例|将来につながるリアルな技術を学べる!

  • 機械知能・航空工学: ロボット工学、制御工学、ドローンや航空機設計など
  • 応用物理・材料科学: ナノテク、半導体、新素材開発など
  • 電気電子・情報工学: AI、通信技術、量子コンピューティング、組込みシステム
  • 建築都市デザイン: 住宅・都市の設計、環境建築、防災インフラ
  • 環境社会工学: 環境保全、水資源管理、再生可能エネルギー
  • 応用化学: 医薬品合成、触媒開発、グリーンケミストリー

親: ほんとに幅広いのね…。どんな子でも興味ある分野が見つかりそう。

子: 実際、数学好きも、モノづくり好きも、地球環境に興味ある子もみんな楽しんでるよ!


学生の雰囲気|自立型で探究心旺盛な理系エリートたち

  • 北海道外からの進学者も多く、全国から優秀な学生が集結
  • 真面目で理論派が多いが、仲間との共同作業で協調性も育つ
  • 学外のインターンや学会に積極的に参加するタイプが多い
  • 留学志向や起業志向など、多様なキャリア観を持つ学生が在籍

就職・進路|「研究職」「技術職」「社会起業」まで多様に広がる

● 主な就職先

  • 大手メーカー(トヨタ、ソニー、日立、三菱電機など)
  • インフラ・建設(鹿島建設、JR各社、電力会社など)
  • IT企業(NTT、富士通、楽天、LINEヤフーなど)
  • 公務員(技術系職員、防災関連)
  • 国研・大学院・研究所(博士進学含む)

● 大学院進学率:およそ7〜8割

  • 研究を深めて修士・博士号を取得
  • 研究職や開発職を目指すルートとして人気

● 北大工学部ならではの支援体制

  • 企業研究・OB訪問・模擬面接などキャリア支援が豊富
  • 国際インターンシップや産学共同研究に参画可能
  • 博士進学やアカデミア志望向けの研究指導も充実

保護者の方へ|どんな子に向いている?

  • 数学・物理・化学などの理系科目が好きな子
  • 「なぜ?」と探究したくなる好奇心が強い子
  • 実験・研究を通じて社会に貢献したいという思いがある子
  • 将来、メーカー・研究所・インフラ分野などで働きたい子
  • 北海道という地で、のびのびと理系を究めたい子

親: 理系って難しいイメージがあったけど、社会とつながってる実学なんだね。

子: うん、北大の工学部は“学問の探究”と“社会への応用”がセットで学べる、本気の理系育成機関なんだ!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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