【親向け】甲南大学 フロンティアサイエンス学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「フロンティアサイエンスって何?」最先端科学を“少人数×研究重視”で突きつめる場所!

親: 名前がかっこいいけど、「フロンティアサイエンス学部」って一体何を学ぶの?

子: 簡単に言うと、バイオ・ナノ・化学・情報の融合領域を“最前線で”研究できる学部だよ。甲南大学の中でも、特に研究重視で、実験・探究をとことん深めたい学生向けなんだ。

親: 実験が多い理工系って感じなの?

子: うん、だけど理工学部よりもさらに専門的で、学部のうちから“研究者の思考法”を徹底的に身につけるのが特徴。六甲アイランドにある独立キャンパスで、少人数×研究重視の特別な環境が整ってるんだよ。


フロンティアサイエンス学部の学び|「未来のサイエンス」を自分で切り拓く

● 3つの専門軸を融合的に学ぶ

  • バイオサイエンス(生命科学)
    → DNA、タンパク質、再生医療、細胞工学、医薬品開発など
  • ナノ・マテリアル(ナノテク・物質科学)
    → ナノ粒子、機能性材料、センサー技術、環境ナノ技術など
  • ケミカルバイオロジー(化学×生命)
    → 有機合成、ケミカルプローブ、ドラッグデザインなど

子: 理系の垣根をこえて、“複合型”で学ぶからこそ生まれる発想や技術があるって考え方なんだ。


学びのステップ|1年生から研究室へ!少人数で“本物の研究者体験”

● 1年次:徹底的に“基礎”をたたき込む

  • 生命科学・化学・物理・数学・情報の基礎講義
  • 実験スキル訓練(ピペット・滅菌・分析・観察など)
  • 英語論文リーディング・研究倫理なども学ぶ

● 2年次:チームで“研究準備”を始める

  • 専門科目(細胞生物、機器分析、分子設計など)を履修
  • 実験系ゼミで“論理的に考え、実験計画を立てる”力を鍛える
  • 教員の研究紹介を聞いて、自分の興味を深める

● 3年次:本格的に“研究室配属”+独自テーマ探究へ

  • 研究室に所属し、指導教員の下で本格実験スタート
  • 学会発表や論文執筆も経験できる
  • 海外の大学との交流プロジェクトも一部あり

● 4年次:卒業研究+その先の進路準備

  • 自ら設定したテーマで年間を通して研究・発表
  • 修士課程への進学が前提の学生が多く、M1並みの研究密度
  • 大学院入試対策・企業研究発表・OB訪問などサポートもあり

六甲アイランドキャンパス|“研究のための空間”がすごい!

  • 医療・製薬企業が並ぶエリアにあり、研究都市型キャンパス
  • 実験室・機器室・会議室が整備された“研究特化空間”
  • 一学年30〜50人ほどの超少人数!→“全員が顔見知り”
  • 教員も研究者が中心で、学部生に対しても本気の姿勢
  • 通学は神戸・西宮・大阪市内から1時間圏内で可能

子: 研究者や大学院進学を目指すなら、この設備と密度の高さは、関西私大トップレベルって言っていいかも。


学生の雰囲気|「研究ガチ勢×仲間思い」な濃密コミュニティ

  • 理系にしては珍しいくらい“協力的であったかい”雰囲気
  • 全員が何かしら“実験好き・生命好き・化学好き”のオタク気質
  • 研究室で朝から晩まで粘るタイプも多いが、雑談や交流も盛ん
  • 教員との距離がとても近く、悩みや失敗も話しやすい空気

親: 理系って孤独になりがちなイメージだったけど、ここは支え合う感じなのね。

子: そう、「仲間と一緒に未知に挑む」って感覚があるのがフロサイ(フロンティアサイエンス)の魅力!


就職・進路|大学院進学×研究職を本気でめざせる環境

● 主な進路

  • 甲南大学大学院フロンティアサイエンス研究科(修士・博士)
  • 他大学院(京大・阪大・神大・筑波・名大など)への進学者も多数
  • 製薬・化学・食品・環境・素材系の研究職・開発職
  • 企業研究所・公的研究機関・検査技術・臨床開発など多彩
  • 教員(高校理科)・技術系公務員・特許関連職も

● キャリア支援

  • 教員が“進学 or 就職”の道を1年次からガイド
  • 卒業研究発表会に企業の人事担当者を招待
  • OB・OGとの定期交流会、個別進路相談の場も多数
  • 修士課程の学費支援制度あり

子: “大学4年間=研究者への助走期間”ってくらい、全員が本気で研究と向き合ってるのが、他の学部との一番の違いだよ。


保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめ!

  • バイオや化学に強い関心があり、実験が好きな子
  • 研究者・技術者になりたいという志を早くから持っている子
  • 少人数の環境で、丁寧に育てられたい子
  • 将来は大学院まで見据えた専門的な道を歩みたい子
  • AI・再生医療・ナノテク・創薬など、未来の技術に触れたい子

親: ほんとうに“研究に集中したい子”にぴったりの環境なのね。

子: うん、だからこそ**「自分の好き」を深く突き詰めたい子には、これ以上ない選択肢**になると思うよ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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