「服飾学部」って?世界のファッションを動かす学びの出発点!
親: ファッションの大学って、デザインを学ぶところなのかしら?
子: もちろんデザインも学ぶけど、それだけじゃないよ。文化学園大学の服飾学部は、「創造・理論・技術・文化・ビジネス」のすべてを組み合わせて、“ファッション”を総合的に学ぶ学部なんだ。
親: へぇ…感性だけじゃなくて、知識も技術も必要なんだね。
子: うん。服を「つくる」ことから「売る」ことまで、まるごと学べるのが特徴だよ。
学部の特徴|ファッションを多角的に探求する専門教育
実技と理論を融合したカリキュラム
- デザイン、パターン、縫製、テキスタイルなどの実技スキルを重視
- 同時に、被服構成学、色彩学、衣生活文化論などの理論科目も充実
- 感性だけでなく、論理的に服をとらえる力を養う
ファッションの現場に直結する学び
- 有名ブランドや企業との産学連携プロジェクト多数
- コレクション出展や展示会、企業プレゼンの機会が豊富
- 現役デザイナー・プロデューサーによる直接指導も
世界に通用する力を育むグローバル視点
- パリ、ロンドン、ニューヨークなど海外研修・留学制度あり
- 英語でのファッションプレゼンや国際トレンド研究も導入
- アジア各国の学生とも交流が活発
学びのステップ|基礎から表現・社会実装へと進む4年間
● 1年次:ファッションの土台を築く
- デザイン基礎、ソーイング、ドローイング、服飾史などを幅広く学ぶ
- 製作実習で、自分で型紙を引き、布を縫って一着を完成させる体験
- 服にまつわる文化や社会背景への理解も深める
● 2年次:創造性と専門性を伸ばす
- 自分のスタイルを探りながら、テキスタイルデザイン、立体裁断などを習得
- プレゼン技術・商品企画力・マーケティング思考も身につける
- 学外展示やコンテストにも積極的に挑戦
● 3年次:実践力と応用力を磨く
- 学内外のファッションショーやブランド企画に参画
- 産学連携プロジェクトで、実際の依頼を受けて商品開発に挑戦
- ゼミでテーマ研究(例:サステナブル素材、伝統技術の現代活用など)
● 4年次:集大成の作品制作・研究・発表
- 卒業制作では、一人ひとりがテーマを決めてコレクションを企画・制作
- 展示発表会(BUNKA FASHION GRADUATION)にてプレゼン
- ビジネスプラン発表や商品販売に挑戦する学生も
実践の舞台|キャンパスが“アトリエ”になる4年間
- 自由に使える制作室・縫製機器・染色設備
- トワル(仮縫い)からショー演出まで、すべて学生主導で実施
- アパレル業界で活躍するOG/OBからのフィードバックの機会も
子: ファッションって「感覚」だけじゃなくて、ものすごく“戦略的”で“技術的”な世界なんだって知ったよ。
学生の雰囲気|個性豊かで刺激し合える仲間が集う空間
- オシャレで個性的な学生が多く、自己表現を大切にしている
- 海外志向のある学生、ブランド起業を目指す学生も
- 仲間と切磋琢磨しながら、お互いの成長を支え合う文化がある
- ファッション以外にもアート、音楽、写真など多彩な趣味を持つ人が多い
就職・進路|“ファッションを仕事にする”ための道がひらかれる
● 主な進路分野
- アパレル企業(デザイナー/パタンナー/商品企画)
- ファッションビジネス(MD/バイヤー/プレス/販売)
- テキスタイル・染色業界
- フリーランスデザイナー・ブランド立ち上げ
- 雑誌・広告・イベント業界(スタイリスト、ビジュアル制作など)
- 大学院進学(服飾文化研究・デザイン研究)
● 就職支援・キャリア形成
- ポートフォリオの個別添削/模擬面接/企業訪問
- ファッション業界出身の教員による就活アドバイス
- OBOGによるキャリアセミナー・インターン紹介
保護者の方へ|こんなお子さんにおすすめです
- ファッションが好きで、自分の感性を形にしたい子
- 手を動かして学ぶことや、表現することに喜びを感じる子
- アートや文化に関心があり、世界に視野を広げたい子
- 将来はデザインや企画の現場で働きたいと考えている子
- ものづくりにこだわりを持ち、丁寧に取り組める子
子: 「好き」から始まって、「社会とつながる表現」になったって感じがする。
親: 夢中になれる分野があるって、本当に幸せなことね。応援したくなったわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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