【親向け】創価大学 看護学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「看護学部」って? いのちに寄り添い、社会を支える“人間力ある看護師”を育てる学部

親: 看護師って国家資格が必要なのよね。でも、大学で学ぶメリットって何なの?

子: 創価大学の看護学部は、資格取得だけがゴールじゃなくて、**「人間を深く理解し、社会全体の健康を支える力」**を育てる場なんだ。技術だけじゃなく、人として寄り添う力、考える力、チームで動く力がしっかりと養われるよ。

親: 看護って、ただ「処置ができる」だけじゃ足りないのね。

子: うん。創価大学は人間教育を大事にしている大学だから、患者さん一人ひとりの人生や背景を尊重できる看護師を育ててるんだよ。


学部の特色|看護+人間教育+国際視野の三本柱

● 専門知識と実践力の育成

  • 解剖・生理・病理などの医学基礎をじっくりと
  • 成人・小児・母性・精神・在宅など、看護のすべての領域を学ぶ
  • シミュレーション・演習・グループワークを通じて、実践力を積み重ねる

● 人間教育を基盤とした看護観

  • 「いのちの尊さ」「対話の大切さ」を繰り返し学ぶカリキュラム
  • 哲学・倫理・人間学など、内面の成長を促す教養科目も豊富
  • 「どう生きるか」「どう支えるか」を問うゼミ・レポートが多い

● グローバル看護への意識

  • 英語・異文化看護・災害看護など、国際的視野に立った教育も導入
  • フィリピンやベトナムなど、アジアとの国際連携活動あり
  • SDGsや世界の健康格差にも関心を持てるよう設計された授業内容

実習中心の学び|“現場で感じて考える”4年間

● 1年次

  • 人間のからだの仕組み、いのちの基本原理を学ぶ
  • 医療現場や地域の施設を見学し、「看護とは何か」に触れる
  • コミュニケーション演習で、傾聴・共感・対話の基礎を体得

● 2年次

  • 本格的に看護技術を習得(清潔援助、バイタル測定、注射・採血など)
  • 模擬患者を用いたロールプレイで現場力を強化
  • 学内実習と学外見学が組み合わさり、段階的に力がつく

● 3年次

  • 臨地実習が本格スタート。病院・高齢者施設・在宅など多様な現場で学ぶ
  • 成人・高齢者・小児・母性・精神・在宅看護など、分野別の実習が展開
  • 実習のふりかえりを重視し、自己理解と課題発見につなげる

● 4年次

  • 総合実習で、1人の患者を継続的に担当し、計画からケア実施まで経験
  • 卒業研究・卒業論文では「自分なりの看護」を問い直す
  • 国家試験対策と進路支援を並行して進め、社会への一歩を準備

創価大学ならではの強み|“人と社会に尽くす”看護師を育てる土壌

  • 人間教育に根ざした「人間主義の看護」
  • 看護学だけでなく、哲学・倫理・国際理解などの学びが豊富
  • 最新設備の実習室での反復演習+学生同士の支え合いがある学習文化
  • 多職種連携授業で、医師・薬剤師・保健師などとの連携を体験

子: 看護って、技術だけじゃなくて「人を見る力」が求められる。だから、どんなふうに人と関わるかを考える授業が多いのがこの学部の特長だよ。

親: 医療って、やっぱり人と人の関係で成り立つものなのね。


学生の雰囲気|まじめでやさしく、思いやりを持って学び合う仲間たち

  • 真面目で責任感のある学生が多く、授業にも実習にも全力
  • お互いに助け合いながら実習や課題を乗り越える文化がある
  • 体験・感情・対話を大事にして、自分と向き合う時間を大切にする傾向
  • 成績や競争よりも、「どう学ぶか」「どう生きるか」を重視する雰囲気

親: きっと大変なことも多いけど、あたたかい環境なら安心ね。

子: うん、「一人じゃない」って感じられるのが、この学部の強さだと思う。


主な進路|看護師・保健師として、地域・病院・国際分野で活躍!

● 国家資格取得と就職

  • 看護師国家試験合格率は全国上位を安定してキープ
  • 保健師国家資格も希望者は取得可能(選抜制)
  • 主な就職先:大学病院、公立病院、地域医療機関、訪問看護ステーション

● 活躍フィールド

  • 急性期医療・がん看護・高齢者看護・地域医療・精神科看護など多様
  • 保健所や自治体での公衆衛生活動(保健師)
  • 災害支援、国際保健活動、NGO看護師としての活躍もあり

● その他の進路

  • 大学院進学(看護教育・看護管理・公衆衛生など)
  • 看護教員・教育職としてキャリアを築く学生も
  • 海外研修を経て、国際的キャリアに進む卒業生もいる

保護者の方へ|どんな子に向いている学部?

  • 人の役に立ちたいという思いが強い子
  • 医療の現場に興味があり、チームで働くことにやりがいを感じる子
  • 人の話をよく聞き、相手に寄り添うことができる子
  • 地道な努力を積み重ねられる責任感と継続力がある子
  • 技術と心の両面から、いのちと向き合いたいと願う子

子: 看護って、正解がひとつじゃない。でも、「あなたがいてくれてよかった」って言ってもらえる仕事なんだ。

親: 人の人生にそっと寄り添う、その重みと尊さを学ぶ場所なのね。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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