「商学部」って？ビジネスの“総合力”を育てる、社会直結型の学び
親： 「商学部って、昔からあるけど…実際、どんなことを学ぶの？」
子： 一言でいえば、「ビジネスを動かす力」を実践的に身につける学部だよ。拓殖大学の商学部では、経営学・マーケティング・会計・金融・国際ビジネスなど、現代の企業活動に必要な知識とスキルを幅広く学べるの。
親： なるほど、就職にも直結しそうね。
子： そう！でも“就職のための勉強”じゃなくて、“社会の課題に向き合いながら、自分のビジネスを構想する”学びでもあるんだ。実際、学生主体でビジネスプランを立ち上げたり、地域企業とコラボする授業もあるよ。
学びの特徴｜「理論×実践」で社会で“使える力”を育てる
● 経営学・会計・マーケティングを基礎から応用へ
- 経営戦略・人的資源管理・組織論など、企業の“中の仕組み”を理解
- 財務会計・簿記・ファイナンスで、お金の流れを読み解く力を習得
- 消費者心理・広告・ブランディングなど、マーケティング戦略を学ぶ
● 国際ビジネス・グローバル視点を育成
- アジアや新興国をフィールドにした貿易・海外進出の戦略を学ぶ
- 「国際マーケティング」「異文化マネジメント」などの専門科目あり
- 英語・中国語などの語学科目＋海外研修プログラムも充実
● 地域連携・企業連携によるプロジェクト型学習
- 地元企業の商品開発・販促に学生が参加する「PBL（課題解決型授業）」
- 起業アイデアを実際に形にする「ビジネスプランコンテスト」も開催
- 学外講師（現役経営者・起業家）による特別講義が豊富
4年間の学びのステップ｜ビジネスの基礎から実践・応用へ
● 1年次：ビジネスの土台づくり
- 経営学入門／商学基礎／経済学概論など、全員が基本をしっかり学ぶ
- 情報リテラシー・統計学など、分析に必要なスキルも同時に育成
- 英語・第二外国語も必修。プレゼンやディスカッションも重視
● 2年次：分野ごとの専門性を深める
- マーケティング論・会計原理・流通論などで興味のある分野を深堀り
- ゼミに入り、企業課題の分析やビジネスプラン作成に取り組む
- 地域商業活性化プロジェクトや商店街の調査活動もスタート
● 3年次：実践力を高める“社会接続”のステージ
- 長期インターンシップ（商社・メーカー・金融など）に参加
- 留学制度や海外短期研修（台湾・マレーシア・韓国など）で視野を拡大
- 産学連携プロジェクトで、実在企業への企画提案や分析を実施
● 4年次：卒業研究でビジネステーマを深掘り
- 4年間の集大成として、マーケティング分析・会計報告・経営戦略などをテーマに卒業論文
- 起業支援センターのサポートを受けて、自らビジネスプランをプレゼンする学生も
- 就職活動＋卒論指導を両立しながら、社会に向けて自分の強みを発信
学生の雰囲気｜実践派＆前向きな“やってみる”タイプが多い
- 商学部の学生は「行動派」が多く、自分からプロジェクトや課外活動に飛び込むタイプが多い
- 起業志向の学生や、地方創生・観光開発など社会課題に関心のある学生も
- 男女比は比較的バランスがよく、学外との接点を多く持ちたい学生に向いている
- 真面目さ＋柔軟さ＋プレゼン力という、社会で求められる力を養う雰囲気
就職・進路｜“ビジネスの基礎力”を活かせる幅広い進路
● 主な進路分野
- 金融業界（銀行・証券・保険など）
- 一般企業（商社・メーカー・IT・広告・流通など）
- 公務員（市役所・税務署・商工会議所など）
- 起業・スタートアップ支援（大学のインキュベーション施設あり）
- 大学院進学（経営学・商学・会計学系）
● 資格取得・サポート体制
- 日商簿記検定（2級まで取得可）／ファイナンシャルプランナー／販売士
- キャリア支援センターによる個別相談・エントリーシート添削
- 学内合同企業説明会／OB・OGとのネットワーク活用支援
子： “数字が苦手”でも大丈夫。少人数ゼミとサポート体制で、自分のペースで力をつけていけるよ。
保護者の方へ｜どんな子に向いている学部？
- 経営・会計・ビジネスに興味がある子
- 社会や地域を元気にしたい、という想いを形にしたい子
- 将来、起業・企画・広報などアイデアを活かした仕事に就きたい子
- 国際感覚を持って、グローバルに活躍したい子
- 数字やデータ分析も、実践的な中で学びたい子
子： ビジネスって、「誰かを喜ばせる方法を考える」ことなんだよ。拓殖大学商学部は、それを“やりながら”学べる場所だよ。
親： 机の上だけじゃなくて、“社会の中で学ぶ”って、これからの時代にピッタリね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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