「国際学部」って？世界とつながり、社会に貢献する視野と力を育てる学び
親： 「国際学部」って最近よく聞くけど、実際にはどんなことを学ぶの？英語だけじゃないのよね？
子： もちろん英語も大事だけど、それだけじゃないよ。拓殖大学の国際学部では、「国際社会が抱える課題にどう向き合うか」「異文化とどう協働するか」といった力を、語学とともに深く学んでいくんだ。
親： 世界のいろんな出来事や文化に向き合うのね。
子： うん。たとえば国際関係、開発援助、多文化共生、国際協力などをテーマに、教室の中だけじゃなく現場にも出て学んでいくんだよ。
学部の特徴｜語学＋国際関係＋実践で、世界と関わる力を育てる
● 語学教育の強み
- 英語＋中国語・韓国語・スペイン語など多言語を履修可能
- 少人数制クラスで「話す・書く」スキルを徹底強化
- 外国人教員による授業で“生きた英語”を学ぶ
- 海外提携校との留学制度も充実（アジア・欧州・中南米）
● 国際社会を多面的に学ぶ
- 国際関係論／開発学／比較文化論／国際法などの多彩な専門科目
- 難民問題・環境課題・貧困・国際協力などの実例をベースに学習
- SDGsやグローバル・ガバナンスを理解する力を育成
● 実践・体験型の学び
- 海外フィールドワーク（例：カンボジアでの教育支援体験など）
- NGO・国際機関との連携プロジェクト
- 模擬国連、国際交渉ワークショップへの参加
子： 「語学」＋「国際教養」＋「行動する経験」が一体となってるのが、この学部の大きな魅力なんだよ。
学びのステップ｜基礎から世界の現場へステップアップする4年間
● 1年次：国際社会と語学の基礎を固める
- 英語・第二外国語の基礎力を徹底強化
- 国際関係入門／異文化理解／現代社会の課題について学ぶ
- 学内の外国人留学生との交流イベントも豊富
● 2年次：専門性と視野を広げる
- 地域研究（アジア・中東・中南米など）を通じた比較分析
- 開発協力論／国際政治経済／多文化共生論など
- 留学準備プログラム／海外短期研修あり
● 3年次：海外・国内の現場で学ぶ実践期
- 正規留学またはスタディツアーで海外経験を積む学生が多数
- NGO・国際交流団体・観光事業などでのインターン
- ゼミ活動で国際協力・地域課題などをテーマに研究
● 4年次：卒業研究と進路準備
- 留学や実地体験をふまえて、卒論で自分の学びを総括
- 卒業発表では、異文化理解・国際協力の提言などを発信
- 就職・進学に向けた個別指導とOB/OGによるキャリア相談もあり
親： 英語が得意じゃなくても、大丈夫なの？
子： もちろん！入学時点では英語が苦手でも、個別フォローがあるし、1年次でしっかり鍛えてくれるから安心だよ。
海外・地域とつながる実践フィールドの例
- カンボジアでの教育支援プロジェクト
- スペインでのホームステイ＋地域文化調査
- 国内の多文化共生センターでのボランティア
- 模擬国連会議での外交官ロールプレイ
- 外国人観光客向け観光PR企画
学生の雰囲気｜好奇心旺盛で、フレンドリーな国際派
- 世界に関心があり、異文化にポジティブな学生が多い
- 明るく協調性があり、外国人とも物怖じせず接するタイプ
- 留学経験者や多言語話者も多く、刺激がいっぱい
- 一人ひとりの「やりたい」が尊重される自由な雰囲気
就職・進路｜グローバル＋社会貢献志向の進路が多彩
● 主な進路分野
- 国際NGO／JICA連携団体など国際協力の現場
- 外資系企業・貿易・観光・航空などグローバルビジネス
- 公務員（多文化共生・国際交流分野）
- 日本語教師／留学生支援など教育系
- 大学院進学（国際関係・地域研究・社会学など）
● 資格取得・支援体制
- TOEIC／IELTSなど語学資格の取得支援
- 日本語教員養成課程（希望者向け）
- 留学・インターンのマッチング支援体制あり
子： 国際学部って「世界に出る」ことだけじゃなく、「世界を自分の中に入れる」っていう学びなんだよね。
保護者の方へ｜どんな子に向いている？
- 世界の文化や人に興味があり、英語をもっと話せるようになりたい子
- 国際問題に関心があり、将来は“グローバルな仕事”をしたい子
- 人と違う視点を持ち、多様な考え方に触れるのが好きな子
- 海外経験を積みながら、自分の強みを見つけたい子
- 日本と世界の橋渡しをするような役割に憧れている子
子： 世界に出ていくって、特別なことじゃないんだよね。ここでは「身近にある世界」をどう受けとめるか、から始まるんだ。
親： なるほど。それなら、海外が初めての子でも、安心して挑戦できそうね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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