「経営情報学部」って？“経営×IT”で未来のビジネスを動かす人に
親： 「経営情報学部」って、何を学ぶの？経営学と情報って、別のものじゃないの？
子： そこがポイントなんだよ！多摩大学の経営情報学部では、経営の視点と情報技術のスキルを組み合わせて、「デジタル社会の課題に立ち向かう実践力」を育てるんだ。経営戦略も、今やデータやITなしでは語れないからね。
親： 単なるビジネスの学びにとどまらないのね。
子： うん。マーケティングや会計の基礎から、AI・プログラミング・データ分析、さらには起業や地域活性まで、“リアルな社会”に直結する学びが特徴だよ。
学びの特徴｜「経営思考×情報スキル」で問題解決力を磨く
● 経営学の土台をしっかりと
- 経営戦略、組織論、マーケティング、ファイナンスなど、企業経営の基礎を網羅
- 会計学や経済学も含め、数字に強いビジネスパーソンを育成
- ケーススタディやビジネスゲームで“実践型”の学びが展開
● 情報リテラシーからITスキルまで幅広く
- Excelやデータベース操作から、Pythonによるプログラミング入門まで
- DX（デジタルトランスフォーメーション）やAI活用の基礎を学ぶ授業も多数
- Webサービス開発、アプリ設計など「使える技術」にフォーカス
● 地域・企業と連携したプロジェクト型授業
- 多摩地域の企業・自治体と連携し、実際の課題解決に取り組む「リアルプロジェクト」
- 学生が経営提案書を作成し、企業担当者にプレゼンすることも
- 経営者やNPO代表による実務家講義「リーダーシップセミナー」が大人気
学びのステップ｜“実学中心”で成長する4年間
● 1年次：経営と情報の基礎を固める
- 経営学入門／情報リテラシー／マーケティング基礎／ICT活用など
- プレゼン演習やグループワークで発信力とチーム力を養う
- 地域の現場を訪問するフィールドワークで視野を広げる
● 2年次：専門性を高め、実践の場へ
- 会計／戦略論／マクロ経済／プログラミング応用など、専門科目が本格化
- 地域課題に取り組むPBL（課題解決型学習）がスタート
- 地元商店街・ベンチャー企業と協働し、提案・実行まで行う経験ができる
● 3年次：実社会でのプロジェクトと専門ゼミ
- ゼミに所属し、自分の関心（起業・観光・マーケ・ITなど）を深掘り
- 長期インターンやプロジェクト参画で「社会のリアル」に飛び込む
- データ分析や業界調査、顧客アンケートなど、企業レベルの実務を体験
● 4年次：卒業研究とキャリアの確立へ
- 自分で課題を設定し、調査・分析・提案まで行う卒業研究
- AI×教育、観光マーケティング、地域DXなど、現代的テーマが多数
- キャリアセンター＋ゼミ教員のW体制で、進路決定までしっかりサポート
学生の雰囲気｜“やってみる”が合言葉の実行型集団
- 積極的にフィールドに出て、プロジェクトに参加する学生が多い
- ITスキルも磨きたいビジネス志向の学生、起業や地方創生に興味のある学生が集まる
- 地域イベントや学外プレゼン大会にも多数参加し、発信力に自信をつける人が多い
- アットホームな空気の中に、切磋琢磨できる雰囲気がある
就職・進路｜“経営＋情報”で広がるキャリアの可能性
● 主な進路分野
- IT業界（SE、プログラマー、Webディレクターなど）
- 一般企業の経営企画・営業・マーケティング職
- 地域金融機関・保険・不動産など“人と関わる業界”にも強い
- 公務員（市役所、観光課、地域振興担当など）
- 起業・スタートアップ参画・大学院進学などもサポートあり
● 資格・キャリア支援体制
- MOS／ITパスポート／簿記／FPなどの資格講座を学内で実施
- 長期インターン紹介・履歴書添削・面接練習など個別サポートが手厚い
- 卒業生によるOB/OGネットワークも活用できる仕組みあり
子： 就職先は本当に多様！“ビジネス思考”と“デジタル感覚”を両方持ってる人材って、今どこでも求められてるからね。
保護者の方へ｜こんなお子さんにおすすめです
- 経営・ビジネスに興味がある子
- デジタルやプログラミングにも挑戦してみたい子
- 将来、地域や社会をよくする仕事がしたい子
- アイデアを形にする力を育てたい子
- 単なる勉強ではなく、実際に動きながら学びたい子
親： 経営って聞くと難しそうだけど、地域や社会とつながりながら学べるのは魅力ね。
子： うん。ここは“実学”っていう考え方がしっかり根付いてる学部だよ。「知って終わり」じゃなくて「知って動く」ことが大事なんだ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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