「経済学部」って？ニュースや社会の“なぜ”をデータで読み解く力を育てる学び
親： 経済学部って聞くと、難しそうな理論とか数字のイメージがあるけど、実際はどんなことを学ぶの？
子： 東京経済大学の経済学部では、単なる“お金の話”じゃなくて、「社会のしくみ」や「人の行動」を、数字と理論で読み解く力を育てるんだ。物価、雇用、税金、企業の行動、市場の仕組みなど、実社会と直結したテーマばかりだよ。
親： ニュースで見る経済の話題を、自分の視点で分析できるようになるってことね。
子： そう！自分なりの“経済的なものの見方”ができるようになるのが、この学部の面白さなんだ。
学びの特徴｜理論×データ×実社会＝経済を読み解く力に！
- 経済理論の基礎から応用までしっかり学べる
ミクロ経済・マクロ経済・ゲーム理論・国際経済など、体系的に学ぶカリキュラム
数学が苦手でも入門から段階的に学べる仕組みが整っている - 実社会に触れるゼミナール教育が充実
2年次から少人数ゼミに所属し、経済のテーマを深掘り
データを使った実証研究やプレゼンテーション、フィールド調査を経験 - 政策・金融・公共分野などの多彩な分野に対応
金融政策、福祉政策、税制、地域経済など、将来につながる実践的な内容も多数
公務員志望や金融業界希望の学生にも対応した講座が豊富
子： 「データと仮説で世界を読み解く」って言うと難しく聞こえるけど、最初は自分の身近なことを分析する演習から始めるから安心だよ。
学びのステップ｜基礎から応用、研究へと段階的に力を伸ばす4年間
- 1年次：経済の基本と学び方を身につける
経済学入門／統計学／情報リテラシー演習
経済ニュースの読み方、データの扱い方、論理的思考力を身につける - 2年次：理論と現実をつなげる力を育てる
マクロ・ミクロ経済の中級講義／応用経済学／経済史
少人数ゼミスタート：各自の興味に応じたテーマ研究が始まる - 3年次：研究・発表・実践が本格化
金融経済／公共政策／国際経済／地域経済などを選択
ゼミでのフィールド調査やデータ分析、論文執筆・発表などに取り組む - 4年次：卒論と進路の両立を図る最終年
卒業研究で1つの経済テーマを掘り下げる
就職活動支援・資格講座・OB訪問などサポート体制も充実
親： 就職に向けた支援もしっかりあるのね。経済学って汎用性が高いから、いろんな業界に進めそう。
子： そうなんだ。「どこでも通用する分析力」が強みになる学部だと思う！
学生の雰囲気｜論理と行動のバランスがとれた、まじめで柔軟な学生が多い
- 数字や社会の動きに関心のある学生が多い
- 真面目でコツコツ型の子、論理的思考が得意な子が多い印象
- 一方で、ゼミやグループ活動では発表や議論も活発
- 経済を使って“人の役に立ちたい”という思いをもつ学生も多い
子： いわゆる“ガツガツ系”というよりは、落ち着いた雰囲気の子が多くて、居心地がいいって感じ。
就職・進路｜社会のあらゆる分野で“経済力”を武器に活躍
- 主な進路分野
銀行・証券・保険などの金融業界
一般企業の企画・営業・経営管理部門
公務員（国家一般職・市区町村職員など）
コンサルティング・IT・物流・商社など幅広い業種
大学院進学（経済学・公共政策など） - 資格取得・支援体制
日商簿記／ファイナンシャルプランナー／証券外務員などの資格講座
公務員試験対策講座・面接対策・エントリーシート添削あり
ゼミの教員が進路相談・推薦などで個別にサポート
親： 就職率が高いって聞いたけど、やっぱり経済学部は強いのね。
子： うん、実は“数字が読めて説明できる人”って、企業のどこでも重宝されるんだって。
保護者の方へ｜どんな子におすすめ？
- 社会の仕組みに興味があり、論理的に考えるのが好きな子
- ニュースや世の中の動きを「なぜ？」と考えるクセがある子
- 将来の選択肢を広く持ちつつ、専門性も身につけたい子
- データやグラフを扱うのが苦にならない子
- “経済で人や社会に貢献したい”という気持ちを育てたい子
子： 経済学部って、どんな未来にも対応できる“社会の見方”が身につく場所だと思うんだ。
親： 将来が決まっていなくても、経済の視点を持っておくと、選べる道が広がるのね。納得したわ。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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