「メディア学部」って?映像・音楽・ゲームから社会課題まで、“メディアの力”を実践的に学ぶ場所
親: 「メディア」って言われても、ちょっと漠然としててピンとこないわ。テレビのこと?
子: テレビも含まれるけど、それだけじゃないよ。東京工科大学のメディア学部では、映像・音楽・ゲーム・CG・SNS・Webなど、あらゆるデジタル表現を学びながら、“人に伝える力”と“創る力”を鍛える学部なんだ。
親: じゃあ、表現系と理系の両方を学ぶ感じ?
子: そうそう。芸術とテクノロジーのハイブリッドみたいな学びで、「好きなことを仕事にする」ことを真剣に考えられる場所なんだよ。
学びの柱は「表現 × 技術 × 社会」!新しいメディア人材を育てる教育
● 表現力を育む実践的クリエイティブ教育
- 映像制作・CG・アニメーション・音楽制作など多彩な分野
- 機材・スタジオ・編集設備が学内に整備され、実技中心の授業が充実
- 「つくるだけ」で終わらない、“どう伝えるか”まで考える構成
● テクノロジー×デザインで幅広いスキルを習得
- プログラミング、インタラクティブデザイン、AI活用などの科目も履修可能
- ゲーム開発・Webデザイン・XR(AR/VR)表現の応用にも対応
- ICTや最新技術を使いこなすメディア人材を育成
● 社会とつながるメディア活用力
- 地域PR・教育・福祉・環境など社会課題を解決するコンテンツ企画
- 企業や自治体との産学連携プロジェクトで“実際に使われる”作品づくり
- メディアリテラシー・情報発信の責任についても学ぶ
子: つまり、エンタメだけじゃなくて、「社会に貢献するメディア」を本気で学べるんだ。
学びのステップ|1年から“つくって学ぶ”、4年間でプロレベルに
● 1年次:メディアの基礎知識+体験型演習
- メディア論/表現基礎演習/映像・音楽・デザインの導入科目
- 撮影・編集・音声収録などの基本技術を習得
- グループワークを通じて、企画から制作までの流れを体験
● 2年次:専門分野を選択し、実践力を深める
- 映像・アニメ・ゲーム・音響・Webなど自分の興味で履修科目を選べる
- デジタル編集・UI/UX・音楽プログラミングなどの演習型授業が豊富
- 地域や企業との共同プロジェクトにも挑戦
● 3年次:プロジェクト演習と応用力の育成
- 実在のクライアント向けに映像・CM・PVなどを制作する課題あり
- 学会発表・コンペ参加などの活動も奨励される
- インターンシップや外部制作実習で“現場経験”を積む学生も多い
● 4年次:卒業研究・作品制作で自分の集大成を発信
- 映像作品・ゲーム・インスタレーション・論文など多様な卒業制作に対応
- 研究と制作を組み合わせた“実践+理論”の成果発表
- 公開展示や上映会で外部からの評価を受ける機会もあり
施設・設備が充実!“プロと同じ環境”で学べる大学
- 映像編集室・録音スタジオ・3Dアニメーション室・MAルームなど専門設備が豊富
- 最新の映像編集ソフト・音楽制作ツールが自由に使える環境
- キャンパス全体が“つくること”を後押しする設計
- 機材の貸出制度や技術指導スタッフも充実
親: 本格的な環境が整ってるのね。趣味の延長じゃなくて、しっかり学問として扱ってる感じが伝わるわ。
子: うん。好きなことを「本気で学問として磨く」って、なかなかできないことだから、ここはすごく貴重だよ。
学生の雰囲気|表現好き、技術好き、それぞれが“自分らしく”輝ける
- 映像が好きな人、ゲームをつくりたい人、音楽が得意な人など多様な仲間
- 明るくフレンドリーな雰囲気だが、制作にはとことん真剣
- 互いの作品を見せ合い、意見を言い合える“刺激的な環境”
- 「好きなことにまっすぐな人」が多く、個性を尊重し合う文化
就職・進路|“つくる力”と“伝える力”で、クリエイティブな業界へ
● 主な進路分野
- 映像制作会社(テレビ番組・CM・映画・YouTube運営など)
- ゲーム業界(プランナー・デザイナー・サウンドクリエイターなど)
- Web・広告・デジタルコンテンツ関連企業
- 音楽・放送・出版・イベント企画・舞台制作など多様な業界
- 一般企業の広報・マーケティング職、大学院進学もあり
● 就職支援
- ポートフォリオ制作・作品添削・模擬面接など実践型支援が充実
- 業界研究セミナー・企業訪問・卒業生による就職相談会あり
- キャリアサポートセンターと教員が連携してサポート
子: ただの“ものづくり”じゃなくて、「企画→制作→伝える」までを一貫して学べるから、就職にも強いんだよ。
保護者の方へ|どんな子におすすめ?
- 映像・音楽・ゲームなど「つくること」が大好きな子
- デジタル技術に興味があり、ICTスキルを伸ばしたい子
- 自分のアイデアをカタチにすることにワクワクできる子
- 芸術とテクノロジー、両方に関心を持っている子
- 仲間と協力しながら、実践的に学ぶスタイルが合う子
子: 「好き」を極めて、社会に発信することが、未来の仕事になるって実感できる場所だよ。
親: 表現力って、これからの時代ますます大事になりそうね。好きなことを、しっかり力に変えてくれる大学ね。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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