【親向け】スポーツマネジメント学部の学び・雰囲気・進路をもっともっと詳しく紹介!

「スポーツマネジメント学部」って?観る側・支える側からスポーツを動かす

親: スポーツって選手になる人だけの世界だと思ってたけど、「マネジメント」って何をするの?

子: 実はスポーツの世界って、選手だけじゃなくて、企画・運営・広報・スポンサー交渉・施設管理・地域連携など、裏方の仕事がすごく多いんだよ。スポーツマネジメント学部は、そうした**“支える側のプロ”を育てる学部**なんだ。

親: じゃあ、ビジネスとしてスポーツを成り立たせるための勉強をするってこと?

子: そう。プロスポーツクラブの経営、スポーツイベントの企画、地域スポーツ振興、ファンクラブ運営、スポーツツーリズムまで、幅広く学べるんだ。


学部の特徴|スポーツ×経営×社会をつなぐ学び

実践的なビジネススキルをスポーツの現場で学ぶ

  • スポーツ団体・クラブ・イベント会社・行政と連携したプロジェクト多数
  • 現役のクラブ運営者・マーケターが授業に登壇する実践型授業
  • 地方創生や地域活性化とスポーツの関係も学ぶ

学際的な学びでキャリアの幅が広がる

  • 経営学・経済学・マーケティング・データ分析・法制度も基礎から修得
  • スポーツの社会的役割、ジェンダー・SDGsなど時代に即したテーマも扱う
  • チームマネジメント、ファン獲得戦略、スポンサーシップなど専門分野あり

スポーツ業界と強いつながり

  • Jリーグ、Bリーグ、プロ野球などとの連携授業あり
  • スタジアム見学・イベントインターンシップも豊富
  • 卒業生が多くのクラブチームやイベント会社で活躍中

学びのステップ|理論と実践を重ね、スポーツを動かす力を育てる4年間

● 1年次:スポーツと社会・ビジネスの関係を学ぶ

  • スポーツ産業論/経営学入門/マーケティング基礎/ファン心理
  • スタジアム見学や試合運営の体験型授業で業界の広さを知る
  • ゼミ配属の準備として、自分の興味を整理するキャリア講座あり

● 2年次:スポーツビジネスの実務を学び始める

  • スポーツマーケティング/チームマネジメント/イベント企画論
  • Jリーグクラブや地域プロジェクトとの連携で実務を体験
  • 学内外でのプレゼン・SNS発信・ポスター制作なども実施

● 3年次:実習・インターン・研究で専門性を高める

  • クラブチームや企業でのインターン(広報・運営・スポンサー対応など)
  • 地域と連携したイベント企画実践(例:マラソン大会、地域フェス)
  • ゼミ活動で自分の関心領域を深掘り(例:ファン戦略、地域連携、eスポーツ等)

● 4年次:卒業研究と進路確定

  • スポーツ業界での課題解決をテーマにした卒論執筆
  • 企業や行政での長期実習も選択可能
  • スポーツビジネス職への就職活動+起業・地域貢献プロジェクトの立ち上げ支援

現場での学び|“見る・動かす・伝える”をリアルな場で体験

  • スポーツクラブのホーム試合運営スタッフ体験
  • SNSやグッズ販売の現場でマーケティングを学ぶ
  • スポーツ×観光のフィールドワーク(スポーツツーリズム調査など)
  • スポーツイベントのバックステージでのマネジメント経験

子: 試合を見るのが好きだったけど、“支える人の工夫”を知ったら、見方が180度変わったよ。


学生の雰囲気|スポーツ愛と行動力を持った実務志向の仲間たち

  • スポーツ好きはもちろん、ビジネスや広報に興味のある学生も多数
  • 明るく積極的、チームで動くのが得意なタイプが多い
  • 自分の推しチームや競技をテーマに研究する学生も
  • イベント準備やSNS発信など、自主的に動ける雰囲気がある

就職・進路|スポーツの力を社会に届けるキャリアを実現

● 主な進路先

  • プロスポーツクラブ(運営・広報・ファンクラブ・営業)
  • スポーツイベント会社/メディア/広告代理店
  • スポーツ関連メーカー・IT企業・スポーツ用品販売
  • 行政(スポーツ振興課)・観光業界・地域活性関連NPO
  • 大学院進学(スポーツ政策・マーケティング等)

● 資格・支援体制

  • 公認スポーツリーダー資格などの取得サポート
  • マーケティング検定/イベント関連資格も推奨
  • 学内外のインターン紹介制度が充実
  • 就職支援室+教員ゼミによるWサポート体制

保護者の方へ|こんなお子さんに向いています

  • スポーツが好きで、「裏側」にも興味があるタイプ
  • チーム運営・イベント運営などをやってみたい子
  • ビジネスや企画に対して柔軟な発想力がある子
  • SNS発信やグッズ企画などが好きな子
  • スポーツを通して社会貢献や地方創生に関わりたい子

親: 観るだけだったスポーツが、“支える人の仕事”になるなんて、奥深い世界なのね。

子: 「選手じゃなくても、スポーツで生きていく」。その道を、ここで見つけたんだよ。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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