本記事は、早稲田大学国際教養学部に在学し、同学部専門の個人塾を2期目として運営しているハルがお届けします。
1人1人の生徒とじっくり向き合う中で、「子どもの進路について、もっと親子で自由に話せたら」という想いを強く持つようになり、保護者向けの記事発信を始めました。
慶應義塾大学は、東京都港区三田に本部を置く日本最古の私立大学で、福澤諭吉の「実学」の精神を礎に発展してきました。首都圏を中心に複数キャンパスを有し、政財界・メディア・医療など幅広い分野に有力な卒業生ネットワークを持つことでも知られています。
学部によってカラーや雰囲気も大きく異なります。このページでは、各学部の特徴を保護者目線で紹介する記事を一覧でご案内しています。
法学部｜「論理で社会を切り取る力」を育てる
法律・政治に関する理論的な学びを通して、言葉と論理で社会を読み解く力を養います。
【学生の雰囲気】地に足がついた真面目な学生が多く、司法試験や公務員を目指す層も一定数存在。落ち着いた空気です。
▶ 詳しくはこちら
経済学部｜理論と現実をつなぐ、慶應伝統の実学
経済理論・統計・政策・国際経済などを体系的に学び、現実社会との接点を重視した学問姿勢が特徴です。
【学生の雰囲気】知的好奇心が強く、数字にも強い。自分の将来をきちんと見据えている堅実派が多いです。
▶ 詳しくはこちら
商学部｜「ビジネスを学ぶ」だけでなく、「仕掛ける力」も育てる
マーケティング・会計・経営などの理論と、実社会に直結した応用的なスキルを学びます。
【学生の雰囲気】行動的でリーダー気質の学生が多く、インターンや起業などにも積極的です。
▶ 詳しくはこちら
文学部｜「人間を深く知る」リベラルアーツの真髄
哲学・心理・史学・文学など幅広い分野を通して、人間や社会の本質を深く掘り下げる学部です。
【学生の雰囲気】探究心が強く、少し内向的な学生も多め。静かに自分の世界を持っているタイプが多いです。
▶ 詳しくはこちら
総合政策学部（SFC）｜社会課題に挑む“プロデューサー型人材”の育成
政治・経済・環境・メディアなどを横断的に学び、実践型プロジェクトを通して社会とつながる学部です。
【学生の雰囲気】自由奔放で意識の高い学生が多く、自分の軸を持って挑戦する気概が求められます。
▶ 詳しくはこちら
環境情報学部（SFC）｜テクノロジーと創造力で未来を形づくる
プログラミング、デザイン、認知科学などを融合し、未来社会を構想する新領域の学び。
【学生の雰囲気】テック好き、創造好き。個性豊かで自立心の高い学生が多いです。
▶ 準備中
看護医療学部｜“人を看る”力を科学的に育てる
臨床に直結する知識とスキルを育み、チーム医療やグローバル看護にも対応した教育体制。
【学生の雰囲気】思いやりがありながらも、芯の強さと冷静さを持つ学生が多いです。
▶ 準備中
薬学部｜基礎から臨床まで一貫した薬学教育
6年制・4年制の両コースを備え、研究・医療両面で活躍できる薬剤師・研究者を育てます。
【学生の雰囲気】コツコツ型が多く、理系科目に強くて堅実。国家試験を見据えた努力家が目立ちます。
▶ 準備中
医学部｜“トップ医師”を志す者が集う場所
難関入試を突破した学生が集い、最先端の研究と実践教育を受けられる医療人養成の最高峰。
【学生の雰囲気】自信と使命感を持った学生が多く、緊張感のある真剣な学びが続きます。
▶ 準備中
よくある保護者の質問
Q. 慶應の学費はどのくらいかかる？
A. 学部によって異なりますが、文系で年間約140万円〜、理系・医療系ではそれ以上となります。
Q. 難関だけど、入ったら安心？
A. 学力だけでなく、自律性・行動力も求められます。自由な校風の中でどう過ごすかが問われます。
Q. 就職は本当に強い？
A. 三田会（卒業生ネットワーク）の支援や実績は圧倒的です。大手企業・官庁・外資系への進路が豊富です。
まとめ｜「慶應らしさ」は学部で異なる
「とりあえず慶應」という選び方ではなく、学部ごとの特色や学びの内容、学生の気質まで踏まえて検討することが、納得のいく進路選択につながります。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
