【親向け】法政大学キャリアデザイン学部のリアル|“個性を隠さず、活かしきる”私らしさ全開の4年間

法政大学キャリアデザイン学部ではどんなことを学ぶの?

母:キャリアデザイン学部って、ちょっと変わった名前だけど、何を学ぶの?
子:「働くってどういうことか」を自分の言葉で考える学部、って言ったら分かりやすいかな。自己分析、社会構造、ジェンダー、心理学とか幅広く学べるんだよ。
母:へえ、そういうのって普通の就活でやることじゃないの?
子:就活よりずっと深いよ。「自分は何者か」「社会の中で何がしたいか」って問いを、1年生から本気で向き合うの。私みたいな“ちょっと変わってる子”にはすごく居心地よかった。
母:そうやって自分を認めてもらえる場所って大事よね。
子:うん。個性を否定されることが一度もなかった。むしろ「もっと出していいよ」って言ってもらえたのが嬉しかったな。

ゼミ・課外活動・資格|“違うって強み”に気づいた瞬間

母:ゼミではどんなテーマを選んだの?
子:私は「多様性と組織文化」っていうテーマで、特にLGBTQ+と職場環境について研究してた。少しセンシティブな内容だけど、教授もすごく理解があって。
母:そういうの、まだ職場では難しいテーマよね。
子:だからこそ、やりたかった。私、ずっと「自分らしくいられる場所」って探してたから、研究も自分ごとだったの。
母:自分らしく、って言えるようになったのが成長よね。
子:あと、ファッションが好きで、学生団体でイベントも企画したんだ。好きなことを活かして、人を巻き込める場を自分で作れたのもいい経験だった!

市ヶ谷キャンパスと休日の過ごし方

母:市ヶ谷キャンパスって都会のど真ん中だけど、どうだった?
子:アクセス抜群!新宿も渋谷もすぐ行けるし、キャンパス自体は落ち着いてて、都心にいるのを忘れるくらい。
母:便利だけど忙しない感じはしないのね?
子:うん。私は自分の世界観を大事にしたいタイプだから、あえて一人でカフェにこもって創作したり、散歩したりしてたよ。
母:創作って、何してたの?
子:服のデザイン画を描いたり、エッセイを書いたり。キャリアデザイン学部って“型にハマらない学び”が多いから、刺激も受けやすかった。

就職活動と進路|“誰かの色じゃなく、自分の色で生きる”選択

母:就活ではどんな企業を見てたの?
子:広告とかクリエイティブ系の企業を中心に見てた。自分のアイデアや視点を大事にできる場所で働きたいと思って。
母:ちゃんと内定はもらえたの?
子:うん、最終的にはベンチャー系の企画職に決まったよ。面接でも「あなたの話ってワクワクする」って言ってもらえて、初めて“そのままの自分”で受け入れられた感じがした。
母:それは嬉しかったでしょうね。
子:本当に。法政のキャリアデザイン学部じゃなかったら、ここまで自分を信じられなかったと思う。

法政大学キャリアデザイン学部の学生の雰囲気

母:どんな学生が多かったの?
子:バラバラ!笑 だけど、いい意味で“人の違いを受け入れる力”がある子が多かったと思う。
母:あなたみたいな個性的な子も珍しくなかった?
子:むしろ個性を持ってるのが普通だったよ。「変わってるね」じゃなくて「面白いね」って返ってくるのが、すごく救われた。
母:いい関係が築けたのね。
子:うん。「誰かと比べなくていい」って思えたのは、この学部にいたからこそ。

一番の思い出|“違和感を疑い、行動に変えた”あのイベント

母:一番印象に残ってる出来事ってなに?
子:2年のとき、学生団体でジェンダーをテーマにしたファッションショーを企画したの!社会にある“当たり前”に問いかけたくて。
母:すごい!そんなことまでやったの?
子:賛否はあったけど、当日は満員で、いろんな人が「考えるきっかけになった」って言ってくれて。あれが私の“行動する原点”かも。
母:自分の違和感を行動に変えられるって、なかなかできることじゃないよ。
子:キャリアデザイン学部は、「思ったならやってみなよ」って背中を押してくれる場所だったの。

受験生の親へのメッセージ|“ちょっと変わってる子”こそ輝ける場所

母:最後に、受験生の親御さんに伝えたいことある?
子:はい。「うちの子、ちょっと変わってて心配なんです…」っていう親御さんにこそ、この学部を知ってほしいです。
母:そのままの個性で大丈夫ってこと?
子:むしろ、その個性が強みに変わります。法政のキャリアデザイン学部は、普通じゃない道を歩いてもいいって教えてくれる場所です。
母:あなたを見てると、よく分かるわ。
子:自分らしさに自信が持てたのは、間違いなくこの4年間があったからです。

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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