神戸大学経営学部で学べる内容とは?
親: 経営学部って、「会社のことを学ぶ」っていうざっくりしたイメージしかないんだけど、実際には何を学んでるの?
子: うん、それも間違いじゃないけど、もっと幅広いよ。私はマーケティング系を中心に取ってて、消費者行動とかブランド戦略とか、リアルなビジネスと直結する授業が多かったかな。
親: ブランド戦略って、たとえばどういうこと?
子: 「なぜこの商品は高くても売れるのか」とか、「インスタで話題になるのはなぜか」とか。数字と感覚のバランスを考えるのが面白いの。神大って、そういうのも“論理的に”学べるのが好き。
親: あんた、昔からおしゃれとか流行とか好きだったし、そういう学び方が合ってたのかもね。
子: そうやな。好きなものを“ビジネス視点”で見る力がついたって感じかな。
ゼミや課外活動では何をしていた?
親: ゼミではどんなことしてたの?
子: ブランドマーケティングのゼミで、「関西発ローカルブランドのファン戦略」ってテーマで研究してた。調査して、レポート書いて、最後に企業の人に向けてプレゼンもしたよ。
親: なんか、すごく実践的やね。
子: そう!私たちのチームは古着屋さんをテーマにして、SNS分析とか店舗ヒアリングもやった。論理とセンスを両方使う作業が、めっちゃ楽しかった。
親: サークルとかは?
子: ファッション好きの子が集まってる学生団体でイベント企画してた。SNS運用とか広報も担当してたから、経営学部で学んだことをそのまま使ってる感じ。
キャンパスの雰囲気と休日の過ごし方
親: 神戸大学って、坂の上にあるんでしょ?通学、大変じゃなかった?
子: 最初は「うわ…」って思ったけど、慣れたら意外と景色が気持ちいい。しかもキャンパスがおしゃれやから、テンション上がるよ。図書館もカフェっぽくて、勉強しやすかった。
親: 休日は何してたの?
子: 三宮とか元町でカフェ巡りしたり、梅田まで出て就活イベント行ったり。SNSでおすすめの店見つけてふらっと行くのが好きやねん。神戸って都会すぎず、でもちゃんと“感度が高い”街って感じ。
親: あんた、ほんまに都会っ子やな(笑)
子: それ、褒め言葉として受け取るわ(笑)
神戸大学経営学部の就職と進路は?
親: 経営学部って、就職先はやっぱり企業が多いの?
子: うん、金融・メーカー・広告・ITとか多種多様。神戸大の経営って関西だけじゃなくて、東京方面の企業にも強い印象ある。私は都内の広告代理店にマーケティング職で決まったよ。
親: おぉ、あんたにぴったりな進路やね。
子: ありがとう(笑)OB訪問やインターンで得た感覚と、授業での知識がちゃんとつながった就活だった。発信する力とか、ブランドに対する考え方が評価されたみたい。
親: センスだけじゃなくて、裏付けがあるってのがいいのね。
子: そうそう、感覚に“説得力”を持たせられるのが、神大の経営で学べたことかな。
学生の雰囲気はどんな感じ?
親: 経営学部の子って、どんな雰囲気なの?
子: 落ち着いてるけど、ちょっと都会的な感性の子が多いかな。もちろん、ガチの資格勉強してる子もいれば、起業目指してる子もいるけど、お互い干渉しすぎない空気があるのが心地いい。
親: あんたみたいなタイプでも、浮かずにいられた?
子: うん。むしろ「その服かわいい」「その企画おもろいやん」って自然に褒め合える関係性やった。競争じゃなくて、刺激し合う関係って感じ。
親: なんか、神大らしい知的なバランスね。
子: やろ?都会と知性の、ちょうどええミックス感があるのが神戸大経営やと思う。
一番の思い出は何?
親: 大学生活で一番印象に残ってることって何?
子: やっぱりゼミの発表会かな。企業の人を前に、自分たちで作ったブランド戦略を発表して、「それ、実際に参考にしたいです」って言ってもらえたときは鳥肌立った!
親: “現場に通じる学び”ってこういうことなのね。
子: ほんまにそう。好きなことが、“仕事になるんや”って実感できた瞬間やった。
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、神戸大学経営学部を目指す子の親御さんにひとことある?
子: センスも論理も大事にしたい子には、ぴったりの学部やと思います。勉強だけじゃなくて、自分の“好き”や“発信力”を活かして、将来につなげられる場所です。
親: 都会的で実践的な学びがあるって、安心するわ。
子: うん。きっちり学びながら、自分らしさも出せる。それが神戸大の経営の良さやと思ってる!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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