新潟大学人文学部で学べる内容とは?
親: 人文学部って、文学とか哲学とか…ちょっとふんわりした印象あるけど、実際はどんなことを勉強してるの?
子: そういうイメージあるよね。でも実際はもっと多様で、私は「現代社会論コース」で、メディアとかジェンダー、社会のしくみについて勉強してたよ。
親: 社会学っぽい分野も学べるのね。
子: うん、人文学部って「人の営み」をいろんな視点で見つめる学部だから、文学・歴史・哲学だけじゃなくて、今の社会の課題もちゃんと扱うんだよ。
親: あんた、元からコツコツ型だったけど、授業の雰囲気はどう?
子: 基本は少人数で丁寧な授業が多かったよ。真面目に予習していけばちゃんと評価してもらえるし、自分みたいなタイプにはすごく合ってたと思う。
ゼミや課外活動では何をしていた?
親: ゼミってどんな感じだったの?
子: 私のゼミは「地域とメディアの関係」がテーマで、新潟県内の新聞や放送局の報道スタイルについて調べたんだ。地元の新聞を読み比べたり、昔の報道と比較したりして、すごく興味深かった。
親: 難しそうだけど、ちゃんとやれてた?
子: 正直、最初は発表が苦手だったけど、回を重ねるごとに少しずつ慣れて、最後には発表もできるようになった。先生も親身で、「真面目に積み上げてるね」って声かけてくれて嬉しかったな。
親: サークル活動はしてたの?
子: 文学サークルに入ってたよ。毎週テーマを決めて自由に書いたり読んだりするんだけど、みんな優しくて、あまり騒がしくない空気感が心地よかったな。
キャンパスの雰囲気と休日の過ごし方
親: 新潟大学のキャンパスって、どんな雰囲気だった?
子: 五十嵐キャンパスは広くて、自然が多くて落ち着いてるよ。学生もみんな素朴で、地に足のついた雰囲気。人文学部は文系棟の一角にあって、静かで集中しやすい空間だった。
親: 休日はどうやって過ごしてたの?
子: 図書館で勉強したり、近くのベーカリーでパン買って公園で読書したり。あと、時間があるときは市内の美術館に行ったりして、気持ちをリセットしてたかな。
親: 地味でも、あんたらしくていい過ごし方ね。
子: うん。派手な大学生活じゃないけど、自分らしくて心地よかったよ。
新潟大学人文学部の就職と進路は?
親: 就職はどんな感じ?人文学部って進路が広そうだけど…
子: 本当に人それぞれ。公務員や教育関係も多いし、民間企業に行く人もたくさんいるよ。私は地元の企業に事務職で内定もらったよ。
親: 地元志向だったもんね。
子: うん。新潟で暮らしながら、社会に関われる仕事がしたかった。大学で学んだことを活かして、地域の役に立てたらなって思ってる。
親: あんた、昔から“誰かのため”に頑張る子やったもんね。
子: ありがとう。地道だけど、ちゃんと続けてよかったなって思ってるよ。
学生の雰囲気はどんな感じ?
親: 学生の雰囲気って、どうだった?
子: 全体的に落ち着いてて、真面目な子が多かったと思う。積極的に前に出るタイプよりも、自分のペースでじっくり学ぶタイプが多い印象。
親: あんたみたいな“素直で真面目”なタイプが居心地よかったわけやね。
子: うん、変に派手に張り合う空気もないし、自然体で過ごせるのが新潟大の良さやと思う。
一番の思い出は何?
親: 大学生活で一番印象に残ってることって何?
子: 卒業論文を書き終えた瞬間かな。地域メディアについて1年間かけて調べて、最後に印刷して提出したとき、「ちゃんとやり切れた」って実感が湧いて、思わず泣きそうになった(笑)
親: コツコツ頑張ってたもんね。
子: うん、特別なことはしてないけど、“自分のペースでやりきる”っていう経験ができたのが、本当に自信になった。
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、新潟大学人文学部を目指す子どもの親御さんに伝えたいことは?
子: 派手さはないけど、真面目に積み重ねたい子にはすごく合ってる大学です。先生も丁寧で、仲間も穏やか。素直に学び続けられる環境なので、安心して送り出してもらって大丈夫です!
親: “ちゃんと見てくれる大学”って印象、すごく伝わってきたわ。
子: うん、そういう場所に出会えたことが、本当にありがたかった。
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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