神戸大学文学部で学べる内容とは?
親: 文学部って、本をたくさん読む学部ってイメージだけど、実際はどんな勉強してるの?
子: まあ、それも間違ってないけど、実際はもっと幅広いよ!私は「表現論」の分野で、現代文学やサブカルチャーをテーマに研究してた。たとえば村上春樹の作品における都市空間の描かれ方とか。
親: えっ、そんなテーマもありなの?
子: うん、神戸大の文学部はけっこう柔軟で、自分の“好き”を学問にできる雰囲気があるの。私は本もファッションも好きだから、登場人物の装いと内面の関係を読み解いたりもしてたよ。
親: なんか、あんたらしいわね(笑)
子: でしょ?「文学=お堅い」って思ってたけど、感性と論理を両立できるのが楽しかった!
ゼミや課外活動では何をしていた?
親: ゼミはどんな雰囲気だったの?
子: 女子が多くて、感性豊かなメンバーが集まってた。好きな小説について熱く語ったり、自分の視点で作品を分析したり。週1回のゼミが、いちばん楽しみだったかも。
親: 発表とかは大変じゃなかった?
子: 最初は緊張したけど、パワポのデザインを工夫したり、カフェで原稿練って友達と相談したり…楽しみながら準備してた!あと、発表後に「着眼点がおしゃれ!」って褒められたこと、今でも嬉しかったな。
親: サークル活動はしてた?
子: 写真サークルに入ってたよ。街の風景とか、友達の何気ない瞬間をフィルムで撮るのが好きで。文学と写真って、“言葉じゃない何か”で通じるところがある気がするの。
キャンパスの雰囲気と休日の過ごし方
親: 神戸大学って、キャンパスが山の上にあるのよね。通学は大丈夫だった?
子: 坂はすごいけど、登ったあとに見える景色が最高!それに、六甲台の校舎ってレンガ造りでめっちゃ雰囲気あるから、おしゃれ好きにはたまらん空間やったよ。
親: 休日はどう過ごしてたの?
子: 三宮や元町で古本屋巡ったり、レトロなカフェで読書したり。あと、阪急電車に乗って京都の古着屋さんに行ったりも。そういう時間が、研究のインスピレーションにもなってた!
親: 勉強と趣味が自然に重なってるのね。
子: うん。神戸って街自体が、文学的でおしゃれで、ほんとに自分に合ってた!
神戸大学文学部の就職と進路は?
親: 文学部って、就職が不安って言われることもあるけど、実際はどうなの?
子: そんなことないよ!出版、広告、教育、一般企業までいろんな進路があるよ。私は東京の編集プロダクションに就職決まった!好きなものを“伝える”仕事がしたくて。
親: それは、あんたにぴったりな仕事やね。
子: ありがとう。面接では「どうしてこの作品が心に残ったのか」を語ったら、「言葉にする力があるね」って言ってもらえた!文学で培った感受性と表現力が、ちゃんと伝わったと思う。
親: 就職でも、おしゃれな視点が活きたのね。
子: うん、感性って“ちゃんと武器になる”って実感した!
学生の雰囲気はどんな感じ?
親: 文学部の学生って、やっぱり個性的な子が多いの?
子: 多い!でも“奇抜”っていうより、“静かに自分を大事にしてる”って感じの子が多かったかな。ファッションもナチュラルでおしゃれな子が多かった印象。
親: あんたみたいな「感性重視」タイプも馴染めた?
子: めちゃくちゃ馴染んだ(笑)神戸大文学部って、派手さより“静かな情熱”を持ってる人が多いから、心地よくいられたよ。
一番の思い出は何?
親: 大学生活で一番印象に残ってることって何?
子: 学園祭のときに、写真と詩を組み合わせた展示をやったの。ゼミの仲間と一緒に作って、来てくれた人に「なんか、空気感がすてきですね」って言ってもらえて…すごく嬉しかった!
親: あんたらしい表現の仕方ね。
子: うん。言葉とビジュアルを組み合わせるって、文学少女の夢だったから(笑)
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、神戸大学文学部を目指す子の親御さんに一言ある?
子: おしゃれが好きで、感受性が豊かで、「なんでこれが心に残るんだろう」って考えるのが好きな子には、すごく合う学部です!感性を否定されることなく、むしろ育ててもらえる場所だと思います。
親: 自分らしさをそのまま活かせる学部なのね。
子: うん。“好き”を貫けるって、すごく幸せなことだと思います!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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