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【親目線】青学経済と中央経済どっちへ進学する?学びや雰囲気を徹底比較

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青学と中央、両方合格!どう選ぶ?

「どっちにするの?青学と中央、両方受かったんでしょ?」

3月某日、大学合格の報告を終えた高校生と、その母親の間で交わされた何気ない一言。しかし、この一言から“進路の最終決定”という大きな壁に直面することになる。

「うん、どっちも経済学部。正直、めちゃくちゃ悩んでる…」

青山学院大学と中央大学、いずれもMARCHの名門大学。どちらを選んでも立派な進学先だが、キャンパスの場所、授業内容、就職実績、そして学生の雰囲気まで…比較してみると意外な違いが見えてくる。

キャンパスと学生生活、都会派か落ち着き派か?

「青学はね、1年生から渋谷の青山キャンパスなんだよ。表参道のすぐ近く。」

「えっ、そんな都会のど真ん中でキャンパスライフ?羨ましいけど、ちゃんと勉強できるの…?」

「意外と静かなんだよね。大学の中に入ると落ち着いた雰囲気だし。でも周りにはカフェやギャラリーも多くて、刺激が多い環境ではある。」

一方、中央大学経済学部は4年間を通して東京都八王子市の「多摩キャンパス」に通うことになる。緑豊かな丘陵地に広がる広大な敷地、そして落ち着いた学習環境は「真面目に学びたい人向け」とも言われる。

「青学は“都心の中のキャンパスライフ”、中央は“自然に囲まれて集中できる環境”って感じ。」

「通学のしやすさや生活リズムも全然違いそうね。あなたの性格的には、どっちが合いそう?」

授業内容と学びのスタイルの違いは?

「青学の経済って、けっこう“国際系”の印象強いよね。英語で学ぶ科目も多いし、グローバルな内容が多かった。」

「へぇ…なんか“リベラルアーツ”的な印象あるわね。」

「そうそう。あと青学はゼミの自由度が高くて、金融系、開発経済、行動経済とか、けっこう柔軟に選べるんだ。少人数制のゼミが多くて、プレゼンの機会も多いらしい。」

一方、中央大学経済学部は「本格派の経済学部」として知られており、経済理論や統計学、計量経済といった“分析・思考力”を鍛える授業が豊富。

「中央は、日銀出身の先生がいたりして、“公共経済”や“金融政策”について深く学べる授業があった。結構、専門性が高いって感じたな。」

「うん…印象としては、青学=自由で国際色豊か、中央=堅実で実学中心って感じだった。」

就職に強いのは?進路傾向のちがい

「就職の話も聞いてきたけど、中央ってやっぱり公務員志望の人が多かった。あと金融・メーカーとか、安定志向な子が多い印象。」

「青学は?やっぱりおしゃれな業界?」

「うん、広告・IT・コンサルとか多いらしい。あと語学力を活かして外資系に行く人もいたりする。就活も“自己PR型”というか、表現力が大事になる感じ。」

学部としての就職実績を見れば、どちらも優秀で大差はない。ただ、志向する業界や学生のキャラクターには違いがある。

「青学は“自分らしく働きたい”って考える子が多くて、中央は“社会の役に立ちたい”“安定した道に進みたい”って子が多かった気がする。」

性格との相性で学部を選ぶには?

「こうして話してみると、どっちが自分に合ってるかって、何となく見えてくるね。」

「どんな自分になりたいか。どんな4年間を過ごしたいか。そこから逆算するのが大事なんじゃない?」

「青学に行ったら、都会の中で刺激的な毎日が待ってるかもしれない。中央だったら、堅実に知識を積み重ねて、自信をつける4年になるかも。」

親が口を挟みすぎず、でも見守りながら問いかける。この対話こそが、子どもにとっての“思考を深める時間”になるのかもしれない。

青学か中央か、大切なのは“納得して選ぶこと”

「親としては、どっちに行っても応援するわ。でも、あなた自身が後悔しないように、自分で決めてごらん。」

「うん、自分なりに調べてみて、考えて決める。やっぱりこの選択って、自分の人生の方向性を決めることだもんね。」

「そう、それが大事。大学選びって、学力だけじゃない。自分にとっての“居場所”を選ぶことでもあるから。」

比較まとめ:親子で話し合いたいポイント

比較項目青山学院大学 経済学部中央大学 経済学部
キャンパス渋谷(青山キャンパス)多摩(4年間通学)
雰囲気おしゃれ・自由・国際色真面目・堅実・公共性重視
授業内容グローバル・英語科目多い経済理論・統計・分析重視
就職傾向広告・外資・ITなど自由金融・公務員・メーカー中心
向いている性格表現力・柔軟性・社交性重視分析力・計画性・誠実さ重視

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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