東北学院大学 情報科学部で学べる内容とは?
親: 情報科学部って、コンピュータを使う学部ってこと?漠然としててよく分からなくて…。
子: 簡単に言うと、「ITを使って世の中の課題をどう解決するか」を考える学部だよ。プログラミング、AI、ネットワーク、データベース、セキュリティ、UI/UXデザインまで、かなり幅広く扱ってる。
親: えっ、それ全部やるの?文系出身の親からするとちょっと想像つかないわね…。
子: はじめは誰でもそんなもんだよ。でも1年生から順番に実習しながら学べるから、全然大丈夫。僕も入学当初はタイピングすら遅かったけど、今はPythonとJavaでWebアプリ作ってる(笑)
親: そんなに成長できるもんなのね。授業は座学が多いの?
子: 座学もあるけど、演習や実験、プロジェクト型授業が多いよ。チームでシステムを開発したり、課題に合わせてデータを分析したり…“手を動かして学ぶ”って感じ。
プログラミング・研究・チーム開発のリアル
親: そういう技術って、一人で黙々とやる感じ?
子: そう思われがちだけど、意外と「チームで作る」ことが多いよ。例えばソフトウェア開発の授業では、要件定義から設計、実装、テストまでをチームでやるの。
親: なんか本物の現場みたいね。
子: まさにそう。仕様変更に苦戦したり、バグが出たり、けっこう大変だけど、仲間と話し合って形にできたときの達成感がすごい。あと、研究室に入ってからは、AIを使った音声認識の研究もやってるよ。
親: AIって最近話題だけど、大学でも学べるのね。
子: 学べるよ!Pythonで画像処理や機械学習モデルを動かしたり、いま話題の技術にもちゃんと触れられる。先生も研究熱心な人が多くて、ゼミの雰囲気もすごくいい。
東北学院大学キャンパスと情報科学部の学生のカラー
親: 学生の雰囲気はどんな感じ?理系っていうとちょっと堅そうだけど…
子: うーん、確かに静かな子も多いけど、みんなそれぞれ“好きなことに一直線”って感じ。ゲーム、アプリ開発、電子工作、AI、セキュリティ…分野は違っても、それぞれのオタクがいる感じ(笑)
親: そういう子たちって、仲良くなるの難しそう?
子: いやむしろ、趣味とか技術の話で盛り上がるから、めっちゃ気が合う。Slackでコード共有したり、放課後に学内ハッカソン開いたり、勝手に“研究部”みたいな空気あるよ。
親: 楽しみながら学べる環境って素敵ね。
子: ほんとにそう。自分のペースで、でもちゃんと成長できる、そんな空気感がある。あとキャンパスも落ち着いてて、集中できるスペースも多いよ。
東北学院大学 情報科学部の就職と進路は?
親: IT系の学部って、やっぱり就職には強いの?
子: 強いと思う!ソフトウェア、SIer、Web系、金融システム、メーカー、ベンチャー、官公庁まで、進路はほんとに多彩。インターン経由でそのまま内定ってパターンも多い。
親: 専門的すぎて不安になる親御さんもいると思うけど…。
子: でも今の世の中、ITを使えないとどの業界でも厳しいから、むしろ汎用性があると思う。僕も最初は不安だったけど、今は自分のスキルが“武器になる”って実感してるよ。
親: あなたはどんな進路を?
子: 地元のITベンチャーにエンジニアとして内定したよ。学生時代に開発したアプリを見せたら興味を持ってくれて、そこから話が進んだんだ。
親: “自分の作品が評価される”ってすごくいいわね。
子: うん。形にすればちゃんと見てくれるし、それが大学の学びと直結してるのが嬉しい。
一番の思い出は?
親: 大学生活で一番印象に残ってることってなに?
子: 3年の授業で作った災害情報アプリかな。宮城県の防災課と連携して、避難所の混雑状況を表示する仕組みを仲間と作ったんだ。現場の人の声を聞いて、試行錯誤して、最終的に公開できたのは達成感あった!
親: 学びがそのまま社会に活きたってことね。
子: そうそう。「誰かの役に立つ技術を、自分で作れる」って思えた瞬間だったな。
受験生の親に伝えたいこと
親: 最後に、この学部を目指す子の親御さんに伝えたいことってある?
子: 情報科学部って、「黙々とパソコンを使う場所」って思われがちだけど、実はすごく“人と関わる学部”でもあります。チームで開発したり、地域と連携したり、技術を通じて社会に貢献する姿勢が育つ場所です。ITやものづくりが好きな子なら、きっとのびのびと力を発揮できると思います!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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