子ども学部ではどんなことを学ぶの?
親: 子ども学部って、名前の通り子どもについて学ぶのよね?
子: うん。子どもの成長・発達・教育・福祉について、総合的に学べる学部だよ。保育士や幼稚園教諭、小学校教諭の資格が取れるカリキュラムもあって、将来“子どもと関わる仕事”を目指す人にぴったり!
親: 子どもが好きってだけじゃ、やっぱり通用しないのかしら?
子: もちろん好きな気持ちは大事だけど、それだけじゃなくて“専門的に関わる”力が求められるんだよね。発達心理、保育原理、児童福祉、障害児支援など、座学も充実してるよ。
親: けっこう勉強が本格的なのね。
子: うん、想像以上に。子どもの「心と体」を理解するって、やっぱり簡単じゃないから、しっかり学べる環境があるのはありがたいよ。
実習・演習・ピアノの授業について
親: 実習はどのタイミングで行くの?
子: 1年生の頃から保育園の見学があって、2〜4年にかけて本格的な実習が段階的に入ってくる。保育実習、幼稚園実習、施設実習、小学校実習…けっこう種類が多いんだ。
親: 初めての実習は緊張したでしょ?
子: すっごく緊張したけど、大学で模擬保育の演習をたくさんやってたから、現場でもある程度自信を持って動けたよ。あと、子どもたちの笑顔にすごく救われた(笑)
親: ピアノの授業って初心者でも大丈夫?
子: 全然OK!私も初心者だったけど、個別指導もあって、基本からゆっくり教えてくれるよ。課題曲をちょっとずつこなしていくうちに、気づいたら伴奏できるようになってた!
キャンパスの雰囲気と学生生活
親: 子ども学部の学生って、どんなタイプが多い?
子: 明るくて、やさしい子が多い!子ども好きな子が集まってるから、自然と空気があたたかくなる感じ。おっとりした子も多くて、すごく居心地がいいよ。
親: 友達はできやすい?
子: めっちゃできやすい!授業もグループワークが多いし、実習前の相談とか、ピアノ練習を一緒にやったりして、自然と仲良くなる。
親: 浦和って暮らしやすい?
子: 都会すぎず、静かすぎず、ちょうどいい!駅からも通いやすくて、一人暮らしの子も安心して暮らせる環境だと思うな。
卒業後の進路と就職支援
親: 卒業したら、やっぱり保育園や幼稚園が多い?
子: 一番多いのは保育園やこども園だけど、小学校に進む人もいるし、児童養護施設とか発達支援センターに行く人もいるよ。あと、育児支援NPOや企業の子育て支援部門とかも。
親: 就職支援はどうだった?
子: 先生がめちゃくちゃ親身!園や学校の求人情報を紹介してくれたり、面接練習や履歴書の添削も個別に見てくれる。あと、就職決まった先輩から話が聞ける機会も多くて心強かった!
親: 地元就職もできるの?
子: 全然できる!埼玉・東京の求人も多いし、園長先生とのつながりが強いから、信頼感のあるマッチングがしやすいって感じかな。
学生の個性と“やさしい仲間たち”
親: どんな子が向いてると思う?
子: 素直で、人の気持ちを考えられる子!声が大きくなくても、目を見て話したり、ゆっくり話すのが得意だったりすれば、保育現場ではすごく重宝されるよ。
親: ちょっと個性的な子もいた?
子: 絵本を自作してる子とか、おもちゃづくりにこだわってる子とかいた!あとは手遊びのレパートリーが100個ある子とか(笑)。そういう個性も学びに活かせるのがいいところ!
一番印象に残ってることは?
親: 大学生活で一番印象に残ってることってある?
子: 幼稚園実習のとき、「せんせい、だいすき!」って言ってくれた子がいて、その言葉を聞いた瞬間に涙出そうになった。毎日大変だったけど、その一言で全部報われた気がした。
親: 子どもとの絆って、かけがえのないものね。
子: うん。あの子の言葉が、私の原点になってる。
受験生の親御さんに伝えたいこと
親: 最後に、子ども学部を目指す子の親御さんにメッセージある?
子: 浦和大学 子ども学部は、「子どもが好き」という気持ちを、専門性と自信に変えてくれる場所です。あたたかくて実践的な学びが多く、子どもに向き合う力が自然と育ちます。きっと、お子さんは4年間で大きく成長します。どうか、安心して送り出してあげてください!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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