【親向け】芝浦工業大学 工学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!

工学部ではどんなことを学ぶの?

親: 工学部って一言で言っても分野が多いけど、芝浦工大ではどういう構成なの?
子: 工学部の中に9学科あるよ。機械系、電気系、情報通信、応用化学、建築、土木、材料、制御…ほんとに幅広い。僕は機械制御工学科でロボットの制御について学んでるよ。
親: 機械って聞くと、工具持ってガチャガチャやるイメージだけど、今は違うの?
子: 実習で手を動かすのは変わらないけど、最近はCADで設計して、制御はプログラムで動かすことが多い。つまり「機械×情報」の融合って感じかな。あとAIとか画像認識を使った制御もあるよ。
親: 学科が多いと迷いそうだけど、入ってから決めることもできるの?
子: 一部の学科では1年次に基礎を学んでから分野を選ぶケースもある。オープンキャンパスとかで「どう学科を選ぶか」も説明してくれるよ。あと、学科を超えたPBL授業もあって、横のつながりもけっこうあるんだ。
親: 工学ってやっぱり数学とか物理がネックじゃない?
子: 正直、簡単じゃない(笑)。でも授業は基礎から積み上げてくれるし、数学は少人数クラス制で教えてくれるから、置いていかれることは少ないよ。


実験・プロジェクト型授業と“研究室文化”

親: 実験とかプロジェクトは、どれくらい実践的なの?
子: 2年生くらいから本格的な実験・演習が始まって、3年から研究室配属。そこからはゼミに近い雰囲気になるよ。企業との共同研究もあるし、実際に製品やシステムを設計・試作したりする。
親: 企業との研究ってすごいわね。
子: 僕の研究室では、ロボットアームの位置制御をテーマにした研究をしてて、制御アルゴリズムを自分たちで開発して試してる。ミスったら動かないし、成功したら感動する(笑)
親: 先生との関係はどう?厳しい?
子: 意外と距離が近くて、相談しやすい雰囲気。自分のやりたい方向に合わせて研究テーマも調整してくれるし、学会発表のチャンスもくれる。あと、大学院進学の相談も早めに乗ってくれるよ。


学生の雰囲気と日常の生活

親: 理系っておとなしい子が多い印象だけど、実際はどう?
子: たしかに落ち着いてる子が多いけど、プレゼンやディスカッションの機会も多くて、だんだん人前で話すのも慣れてくるよ。ロボコン出る子、留学する子、ベンチャー立ち上げた子とか、実は多彩!
親: 女子学生は少ない?
子: 全体では男子が多いけど、建築学科とか応用化学では女子も増えてる。男女ともに話しやすい空気があるし、最近は女子向けキャリア支援も充実してるから安心してほしい。
親: 通学とか生活面はどう?
子: 芝浦キャンパス(豊洲)はアクセスがいいし、地方出身者は大宮キャンパスの寮や学生マンションから通う人が多い。実家通学もできるし、どの立地でも快適に生活できると思う。

親: アルバイトや課外活動は?
子: 時間割は結構タイトだけど、みんなうまく調整してバイトもしてるよ。僕は塾講師と学内のTA(ティーチングアシスタント)をやってた。あと、サークルも多くて、工学系以外の趣味を楽しむ人も多い!


就職力の強さと“芝浦ブランド”

親: 工学系って就職に強いって聞くけど、芝浦工大はどうなの?
子: めちゃくちゃ強い。就職率はほぼ100%だし、大手メーカー、インフラ、IT、建設、研究開発…分野を問わず内定先の名前が並ぶ。企業側からも「芝浦工大=実践力がある学生」って信頼されてるみたい。
親: どうしてそんなに強いの?
子: 企業との共同研究が多いこと、課題解決型授業の実績、そして何より「4年間で自分の力で何かを作った」っていう経験を面接で語れるからだと思う。それって理系にとって一番の武器になる。
親: 就活サポートは?
子: キャリアセンターがかなり頼れる!インターン紹介、OB訪問、模擬面接、ES添削…しかも理系の就活事情に詳しい人がついてくれるから安心感がある。


一番印象に残ってることは?

親: 大学生活で一番印象に残ってることって?
子: ロボット制御の実験で、半年間うまくいかなかったコードが、ある日ようやく動いて、アームが指定通りの動きをしたとき。仲間とハイタッチして、先生にも報告して、全員で喜んだ。あの瞬間の達成感は一生モノだった。
親: “手を動かして成果を出す”って、理系ならではの喜びね。
子: うん、あのとき「技術って、人の努力がカタチになるんだ」って本気で実感した。やっぱり、芝浦でよかったって思えた瞬間だったな。


受験生の親御さんに伝えたいこと

親: 最後に、芝浦工業大学 工学部を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: 芝浦工業大学は、「モノづくりが好き」「理屈で考えるのが好き」っていうお子さんにとって、最高の環境だと思います。専門性が高く、社会との接点も多く、研究も実践もできる。理系の中でも、”使える力”が育つ大学です。お子さんが地道にコツコツ努力するタイプなら、必ず成長して帰ってきます。安心して背中を押してあげてください!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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