経済学部って、どんな勉強をするの?
親: 経済学って、株とかお金の話ばっかりなの?難しそうだけど…
子: よく言われる(笑)。でも実際は「どうすれば社会全体がうまく回るか」っていう“仕組み”を学ぶ学問なんだ。たとえば、物価が上がる理由とか、税金の使い道とか、雇用の増減とか、すごく身近なテーマが多いよ。
親: じゃあ、経済学って生活とつながってるのね。
子: うん。1年生のうちは「ミクロ経済学」「マクロ経済学」「経済史」「統計学」みたいな基礎をじっくりやるから、初めてでもついていける。高校で政経やってなくても全然大丈夫!
親: 数学とか出てくる?文系でもやれる?
子: 数学って言っても、中学〜高校レベルの四則計算+グラフ理解が中心だから、文系向けにちゃんと工夫されてるよ。あと、ゼミや演習ではグループワークもあるから、コミュニケーション力も自然と身につく!
ゼミでの学びと授業スタイル
親: ゼミって、やっぱり研究をする場所なの?
子: そう!3年から本格的に始まって、少人数で特定のテーマを深掘りするんだ。自分のゼミでは「地方経済の活性化」をテーマにして、統計データを読み解いたり、政策提案をまとめたりしてるよ。
親: 経済って、分析力も大事なのね。
子: うん、数字を見て背景を読み解く力が求められる。でも、難しいところは先生が一人ひとりに指導してくれるし、グループで一緒に取り組めるから楽しいよ。発表の機会も多くて、プレゼン力も自然に鍛えられる!
親: 実務っぽい勉強もあるの?
子: あるある!会計や金融、マーケティング、国際貿易の授業もあるし、企業訪問や業界研究ワークショップもあって、「経済を学んでどう活かすか」ってことも意識できるようになってる。
学生の雰囲気と学部のカラー
親: 経済学部って、どんなタイプの子が多い?
子: 真面目で落ち着いた子が多いかな。ガツガツ系というより、「地に足をつけて将来のために勉強してる」って感じの子が多い。あと、就職を意識して早めから資格の勉強を始めてる人も多いよ。
親: 女子は少なめ?
子: 女子も増えてる!数字に強い子、言葉で説明するのが得意な子、どっちも活躍してる。雰囲気は穏やかで、相談しやすい人が多いから、グループワークもやりやすいよ。
親: キャンパスライフは楽しめてる?
子: 楽しめてる!板橋キャンパスは都心からも通いやすいし、図書館やPCルームも充実してる。サークルやバイトと両立してる人も多いし、勉強も遊びもバランスよく過ごしてる印象!
就職とキャリア支援について
親: 経済学部って、就職先はどこが多いの?
子: 金融(銀行・保険・証券)、公務員、一般企業の営業・企画・事務などが多いよ。あと最近はIT系や物流系にも強い。数字が読めて、考えて行動できる力が評価されてる感じ。
親: 公務員を目指す人もいる?
子: 多い!市役所、税務署、警察、消防など。学内で公務員対策講座もあるし、模試や面接練習まで一通りサポートしてくれるから、早めに準備すれば十分狙える。
親: キャリア支援はどんな感じ?
子: 就職支援室がすごく親切!求人検索やES添削、業界研究セミナー、OB訪問の手配まで対応してくれる。経済学部は進路が幅広い分、個別対応が手厚いのもありがたい!
一番印象に残っていることは?
親: 大学生活で一番印象に残っていることってある?
子: ゼミで地域商店街の課題を分析して、リニューアル提案をしたこと!現地視察して、アンケート取って、データをグラフにして発表したら、先生から「現場を動かせる力がついてきたね」って褒められて、すごく嬉しかった。
親: 経済って、社会の役に立つ学問なんだね。
子: そう。「ただの数字の勉強」じゃなくて、「現実と向き合う学び」って感じ。分析力と行動力、両方を鍛えてもらえた経験だったな。
受験生の親御さんに伝えたいこと
親: 最後に、大東文化大学 経済学部を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: 経済学は難しそうに見えるかもしれませんが、社会を仕組みから理解しようとする力、そして数字を使って課題を読み解く力は、どんな仕事にも活かせます。大東文化大学の経済学部は、基礎から丁寧に教えてくれて、実践につながる学びが多く、就職サポートも手厚いです。「将来を考えているけれど、まだ何をしたいか決まっていない」という子にも、本当におすすめの学部です。どうぞ安心して送り出してあげてください!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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