健康栄養学部って、どんなことを学ぶの?
親: 「健康栄養学部」って、料理を学ぶところなの?それとも理系の学部?
子: よく聞かれるんだけど、料理というより「栄養と健康を科学的に考えて、人の生活を支える専門職」を目指す学部だよ。理系科目(化学・生物・生理学など)も学ぶし、医療・福祉・教育の分野で活躍するための知識や技術をしっかり身につけていく。
親: じゃあ、「管理栄養士」を目指すってこと?
子: そう!文教大学では、4年間で国家試験の受験資格を得られるカリキュラムが組まれてて、管理栄養士を目指す人がほとんどだよ。病院や学校、自治体、企業で活躍できる力を育てるのが目的なんだ。
理論と実習のバランスがとれた専門教育
親: 授業は、やっぱり理系が多いの?
子: はい、1・2年は栄養学の基礎、解剖・生理・生化学・食品衛生・調理学などの座学が中心。でも、栄養士業務に直結する実験や調理実習もあって、段階的に実践力を高めていけるようになってるよ。
親: 実習ってどこでやるの?
子: 学内の給食管理実習室、食品加工実習室などでの訓練に加えて、病院・保育園・高齢者施設など、学外の実習先も充実してる!特に4年生で行く臨地実習は本格的で、現場の責任感や仕事の流れをリアルに体感できるよ。
親: 勉強、大変そうね。
子: 正直、楽じゃない(笑)。でも国家試験や実習に向けて、1年生からステップを踏んで準備できるし、先生たちのサポートが手厚いから、頑張れる環境が整ってる!
学生の雰囲気と学部のカラー
親: 健康栄養学部って、女子ばかり?
子: そうだね、9割以上は女子。でもみんな志望動機がしっかりしてるから、真面目でやさしい雰囲気の子が多いよ。あとは「誰かの役に立ちたい」って思いで進学してる人が多いから、自然と助け合う空気がある。
親: 派手な感じじゃないのね。
子: うん、落ち着いてて穏やか。でもイベントや大学祭では手作りレシピを発信したり、地域とコラボした食育活動をしたり、学外にも積極的な子が多くて、静かな中にも熱意があるって感じ!
親: 実習やグループワークはやりやすい?
子: すごくやりやすい!みんな“命に関わる仕事”って意識があるから、お互いの責任感が強くて、ちゃんと協力しながら進められる。すごくいい雰囲気だと思う!
国家資格と就職のサポート体制は?
親: 管理栄養士の国家試験って難しいの?
子: 難しいけど、文教大学は1年生の頃から「国家試験を見据えた授業設計」になってて、模試・対策講座・個別指導が充実してる。4年生になると本格的な直前対策期間があって、みんな一丸で乗り越える感じ!
親: 卒業後は、どんな就職先があるの?
子: 病院、福祉施設、学校、保育園、自治体(公務員栄養士)、給食会社、食品メーカーなどが中心だよ。最近ではスポーツチームや保健センターで活躍する人も増えてきてる!「健康」に関心が高まってるから、将来性もある分野だと思う。
親: キャリア支援は安心できる?
子: すごく丁寧だよ。就職ガイダンスや個別相談だけじゃなくて、実習先でのフィードバックを活かした面接練習もしてくれるし、履歴書やエントリーシートの添削も手厚い。国家資格と就職の両方に向けた支援がそろってる!
一番印象に残っていることは?
親: 大学生活で一番印象に残っていることって何?
子: 学外実習で、糖尿病の患者さんに向けて食事指導をしたことかな。緊張したけど、自分が説明した内容を「わかりやすかった」って言ってもらえて、「食の知識って、人の安心につながるんだ」って実感できた瞬間だった。
親: 管理栄養士って、医療現場でも信頼される立場なのね。
子: そう。食って、毎日のことだからこそ難しいし、支える立場にも責任がある。でも、ちゃんと向き合えば、相手の生活そのものを支えられる。それがこの学部の学びの深さかなって思う。
受験生の親御さんに伝えたいこと
親: 最後に、文教大学 健康栄養学部を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: 食と健康に興味があるお子さんなら、きっとやりがいのある4年間になります。管理栄養士という国家資格を目指す道は簡単ではないけれど、文教大学なら基礎から丁寧に教えてくれる環境と、仲間と支え合える雰囲気があります。人の役に立ちたい、社会の健康に貢献したいという気持ちを大切に育ててくれる場所です。安心して送り出してあげてください!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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