GLA学部って、何をする学部なの?
親: 「グローバル・リベラルアーツ学部」って、名前からしてちょっと難しそうだけど、どんなことを勉強するの?
子: 一言で言うと、「世界を舞台に、自分の頭で考えて、社会課題にアプローチできる人を育てる学部」だよ。経済・政治・哲学・教育・環境問題など、ジャンルにとらわれず幅広く学ぶ“教養型”の学部で、すべて英語で授業が行われるのも大きな特徴!
親: え、すべて英語なの?英語が得意じゃないと無理?
子: 英語力はたしかに求められるけど、入学時の英語力よりも「英語で学ぶ意欲」が大事。英語“で”考える力をつけることが目的だから、入学後のフォロー体制もちゃんとしてるし、最初はみんな苦労するけど着実に伸びていくよ。
英語で社会を学ぶ、新しい「教養」のかたち
親: 英語で教養科目を学ぶって、どんな感じなの?
子: 授業では、例えば「ジェンダーと社会」「開発と貧困」「教育と格差」「人権と環境」みたいなテーマを取り上げて、英語で文献を読み、ディスカッションして、レポートを書く。海外の学生と一緒に授業を受けることもあるから、視野が自然と広がるんだ。
親: 難しそうだけど、将来に活きそうね。
子: そう!実際、「国連職員になりたい」とか「NGOで働きたい」とか「グローバル教育に関わりたい」っていう学生が多くて、それを後押しするカリキュラムになってる。自分の興味や問いを深めながら、世界に視点を広げられる場所なんだ。
学生の雰囲気と学部のカラー
親: GLA学部って、どんな学生が多いの?
子: 好奇心旺盛で、自分の意見をしっかり持ってる子が多いと思う。国際系の学部の中でも特に“内面の探究”を大事にしてるから、見た目は控えめでも中身は熱い子が多い!「どうすれば世界を良くできるか」を本気で考えてる感じ。
親: 留学生も多いの?
子: 多いよ!英語が公用語の学部だから、アジア・ヨーロッパ・アフリカなど世界中から留学生が来てて、授業も日常もインターナショナルな環境。英語でのコミュニケーションが“当たり前”になるのがGLAの魅力かも。
親: 一人で浮いちゃわないか心配…
子: むしろ「多様な価値観を受け入れる」ことが大前提の学部だから、性格も英語力もバラバラな学生同士が、互いに支え合いながら成長してるよ!
留学・卒業後の進路・キャリア支援
親: 留学は必須なの?費用はどのくらい?
子: 長期留学は“推奨”だけど、短期留学や国内の国際研修でも代替可能。提携大学が世界中にあって、学費負担が少ない交換留学制度や奨学金も充実してるから、チャレンジしやすいよ。
親: 就職先はどんなところ?
子: 商社・外資系企業・国際協力団体・教育関連・国際NGO・公務員など、かなり幅広い!専門知識よりも、「考える力」「伝える力」「社会課題への関心」が評価される職場に進む人が多い印象。大学院進学もめずらしくないよ。
親: キャリア支援は?
子: 英語での履歴書指導や面接練習、国際系の進路に強いスタッフのサポートがあって、すごく親身。ゼミの先生も進路についてよく相談に乗ってくれるし、個別サポートがしっかりしてるよ!
一番印象に残っていることは?
親: 大学生活で一番印象に残っていることってある?
子: 「グローバル・シチズンシップ論」の授業で、自分の価値観を問い直すエッセイを書いたこと。「私は何のために学んでいるのか」「自分の特権って何か」とか、深く考えさせられて、人生の転機になったと思う。答えのない問いと向き合う時間はすごく貴重だった。
親: 答えが出ない学びって、逆に大人になってから必要な気がするね。
子: うん、社会に出たとき、「正解を探すより、自分で考える力」が本当に大事になるから、それを4年間で鍛えられるのは大きいなと思う!
受験生の親御さんに伝えたいこと
親: 最後に、神田外語大学 GLA学部を目指す子の親御さんに伝えたいことは?
子: グローバル・リベラルアーツ学部は、「英語が好き」「世界の課題に関心がある」「自分で考える力をつけたい」そんな思いを持つお子さんにとって、本当にぴったりの学部です。語学力だけではなく、“世界と対話できる人”になるための力をじっくり育ててくれます。最初は不安もあるかもしれませんが、ここには支えてくれる仲間と先生がそろっています。どうぞ安心して送り出してあげてください!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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