商経学部って何を学ぶの？経済と経営の違いは？
親： 「商経学部」って名前がちょっと珍しいわね。経済と経営、両方やるってこと？
子： そうそう。千葉商科大学の商経学部は、「経済学」と「経営学」をバランスよく学べる学部なんだよ。
親： どんな違いがあるの？
子： 経済学は“社会や国のお金の流れ”を考える学問で、たとえば景気・物価・失業率とかね。一方、経営学は“企業の動きや組織の運営”に注目していて、マーケティングやマネジメント、人事戦略なんかを学ぶんだ。
親： 社会の仕組みも会社の仕組みも学べるってことね。
子： まさに！しかも「商経＝商業と経済」の視点だから、学問だけじゃなくて“ビジネスでどう活かすか”まで学べるのが特徴なんだよ。
簿記や経済の知識がなくても大丈夫？
親： 商業高校じゃないとついていけないんじゃない？
子： 大丈夫！1年生のうちは経済・経営・会計の基礎から教えてくれるし、「簿記って何？」というレベルの子も普通にいる。むしろ、文系の高校で現代社会とか政治経済が好きだった子は、すごく馴染みやすいよ。
親： じゃあ、うちの子でもやっていけそうかな。
子： むしろそういう子に向いてる。特に千葉商科大は**“実学”を大事にしていて、社会で使える知識を教える**から、「理屈だけで終わらない」授業が多いのも魅力！
学びの特徴は？資格とかも取れる？
親： 勉強って、どんなふうに進んでいくの？
子： 1年次は基礎科目で幅広く学んで、2年次から**「経済コース」「経営コース」「会計コース」**に分かれるの。自分の興味や将来の進路に合わせて選べるんだ。
親： じゃあ、会計士や簿記の勉強もできる？
子： もちろん！日商簿記1〜2級、FP、宅建、TOEIC、会計士、税理士など、ビジネス系の資格対策講座も充実してるし、就活でも役立つよ。
学生の雰囲気は？落ち着いてる？
親： 学生の雰囲気ってどう？真面目な子が多いの？
子： うん、全体的に落ち着いてて真面目な子が多いよ。でも「勉強だけ！」って感じじゃなくて、アルバイトしながら資格を取ったり、ゼミ活動に力を入れたり、自分のペースでキャリアを考えるタイプが多い印象。
親： 経営学部みたいな華やかさは？
子： たしかに派手さはないけど（笑）、地に足つけて“ビジネスの基礎力”をしっかり身につけたいっていう堅実派が多いかな。あと、男女比もバランスよくて、女子学生も結構多いよ。
就職はどう？企業に評価されるの？
親： 商科大学って就職には強いの？
子： 強いよ！もともと「商業のプロ」を育てる大学だから、企業からの信頼も厚いし、商経学部は大学の“看板学部”だから就職実績も豊富。
主な就職先例：
- 金融（千葉銀行、みずほ証券、野村證券）
- 製造・商社（ニトリ、三井住友トラスト・ビジネスサービス）
- サービス業（ANA、JTB、アパホテル）
- 公務員（市役所、税務署）など
親： 地元就職もできるの？
子： 千葉県や首都圏の企業に強いし、大学自体が地域との連携にも力を入れてるから、地元就職やUターン希望にも手厚いサポートがあるよ！
印象に残っている授業や経験は？
親： 授業で印象に残ってることってある？
子： 経営戦略論の授業で、グループごとに架空の企業を立ち上げて、商品開発から販売戦略までプレゼンする課題があって、**「自分たちの発想で“売る”ことを考える面白さ」**を初めて実感したんだよね。
親： 大学のうちからそんなリアルなことを？
子： うん！先生も元ビジネスマンの人で、「これは社会でそのまま使えるぞ」って思った！
最後に、保護者の方に伝えたいこと
親： 商経学部を志望している子どもを持つ親として、何を知っておけばいい？
子： 商経学部は、“これから社会に出て働く力”をしっかりと身につける場所です。経済・経営・会計の知識を実践的に学べて、資格にも就職にも強い。特に**「実学重視で、確実に力をつけたい」**というお子さんにはぴったりな学部だと思います。
親： 文系でも将来に強くなれるのね。
子： まさにそこが魅力！「働く力＝ビジネス力」を、大学4年間でちゃんと育ててくれる環境が整っています。安心して送り出してあげてください！
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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