【親向け】千葉商科大学 総合政策学部の学び・雰囲気・就職をやさしく紹介!

「総合政策学部」ってなに?難しそうな名前だけど…

親: 「総合政策学部」って、ちょっと堅い名前だけど、何を学ぶの?
子: 一言で言えば、**「社会や地域の課題を発見して、政策という形で解決していく」**力を育てる学部だよ。たとえば少子高齢化、環境問題、地方創生、国際協力、災害対策…こうした社会のリアルな問題をどう解決するかを学ぶの。

親: なんだか公務員養成ってイメージ?
子: 公務員志望の子も多いけど、それだけじゃないよ。民間企業でも「課題解決型の思考」ができる人材は求められてるから、企業の企画部門、コンサル、NPOなど幅広い進路に対応してるんだ。

具体的にはどんな授業があるの?

親: 政策って言っても、法律ばっかりなの?
子: そんなことないよ!千葉商科大学では、文系の枠にとらわれず、経済学・政治学・法律・経営・社会学・国際関係・環境学・ICTまで幅広く学べるカリキュラムになってるの。

たとえば:

  • 地域課題と政策形成
  • 環境と持続可能性(SDGs)
  • 災害リスクマネジメント
  • ICTと社会設計
  • 行政制度・法制度入門

親: かなり“今”の社会に合ってる内容なのね。
子: うん!しかも教室での勉強だけじゃなくて、自治体・企業・市民団体と連携した実習型授業も多くて、現場のリアルな課題に触れながら考える経験ができるのがすごく良いところ!

学生の雰囲気は?真面目系?

親: 総合政策って聞くと、真面目で堅そうな学生ばっかりって感じがするけど…
子: たしかに落ち着いたタイプは多いけど、意外といろんなタイプがいるよ!「人と話すのが好き」「地域活動が好き」「海外に関心がある」「論理的に考えるのが好き」…っていう多様な関心を持った子が集まってる感じ。

親: 社会の役に立ちたいっていう気持ちがある子が多いのね。
子: そう!「なんかモヤモヤする現実を、ちゃんと変えたい」っていう前向きな空気があるよ。

実践型の授業ってどんなことをするの?

親: “実習”って、実際にどんなことするの?
子: たとえば:

  • 市役所と連携して、若者の投票率を上げるための啓発キャンペーンを立案
  • 被災地の復興に関わるNPOと協働して支援施策を分析
  • 地域商店街と協力して高齢者支援のアイデアを提案
  • フィールドワークでまちづくりの現場に同行取材 などなど!

親: 社会とつながる学びができるのね。
子: うん、それが一番の魅力!「机上の空論で終わらせない」っていう姿勢が徹底されてて、卒業後にも本当に役立つ経験ばかり。

将来の進路や就職はどう?

親: 卒業後はやっぱり公務員が多いの?
子: 比較的多いけど、民間就職も充実してるよ!

主な進路例:

  • 地方自治体(市役所、県庁、議会事務局など)
  • 国家公務員(一般職)
  • NPO・NGOなど社会活動団体
  • コンサルタント会社、シンクタンク
  • 一般企業の企画・人事・CSR部門
  • 大学院で政策研究や国際協力分野へ進学 など

親: 公務員だけじゃないのね、ちょっと安心したわ。
子: むしろ最近は、企業も「社会課題に向き合える人」を高く評価してるから、総合政策学部のような“広く・深く考えられる人材”の需要は高まってるよ!

印象に残っている経験は?

親: 実際に大学生活で印象に残っていることってある?
子: 「災害と政策」の授業で、東日本大震災の被災地の現地レポートを読んだあと、復興支援団体の方の講演を聞いたんだけど、その中で「政策って人の命に直結する」って言葉があって…すごく衝撃を受けた。そこから“机の上の勉強”じゃ済まされない責任があることを知った。

親: 社会を本気で学ぶって、重みもあるのね。
子: うん。でもその分、やりがいや成長もすごく感じられる学部だと思う!

最後に、保護者の方に伝えたいこと

親: 総合政策学部って、新しいタイプの学部だから親としてはちょっと不安もあって…。
子: わかります。でも、この学部は「将来の社会を支えるために、本当に必要な知識と行動力」を育ててくれる場所です。公務員試験対策も、企業就職サポートも、“実践力”と“思考力”の両方をバランスよく鍛えられるので、安心して送り出してほしいです。

親: どんな子に向いている学部?
子: 「社会を変えたい」「地域を元気にしたい」「課題解決に関わりたい」――そんな思いを持っている子には、ぴったりの学部です!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

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