【親向け】中央学院大学 現代教養学部の学び・雰囲気・進路をやさしく紹介!

「現代教養学部」って何?就職につながるの?

親: 「現代教養学部」って、なんだか広そうだけど、具体的には何を勉強するの?
子: 一言でいうと、“変化の激しい今の時代に必要な知識と考える力”を育てる学部だよ。国際問題、地域社会、環境、ジェンダー、メディア、文化など、「今の社会をどう読み解き、どう行動するか」を文系・理系の垣根を超えて学べるの。

親: でも教養って、就職にはつながりにくい印象があるけど…
子: それは昔の話!今の企業や社会が求めているのは、**「課題を発見して、多角的に考え、他者と協働しながら解決に導ける人」**で、それがまさにこの学部の強みなんだよ。

どんな授業を受けるの?“広く浅く”じゃないの?

親: 結局、どんな授業を受けるの?なんとなくふわっとしてる印象だけど…。
子: 中央学院の現代教養学部では、3つの柱で学んでいくよ。

①「国際社会と教養」

国際協力、多文化共生、英語コミュニケーション、異文化理解

②「地域社会と教養」

地域づくり、観光、NPO、市民活動、地方自治、ボランティア論

③「環境・科学と教養」

サステナビリティ、気候変動、食と農、自然科学リテラシー、SDGs

親: 確かに、今の社会課題に直結してる内容ね。
子: そう!しかも、単に講義を聞くだけじゃなくて、現地フィールドワークやワークショップ、プロジェクト演習がたくさんあるから、自分で「学びを行動に移す」経験が積めるよ。

学生の雰囲気は?個性的な子が多い?

親: なんとなく、“自由な雰囲気”の学生が多そうだけど、実際はどう?
子: 確かに個性豊かな子は多いけど、**共通してるのは「好奇心旺盛で、人や社会に関心がある」ってこと。**静かだけど観察力のある子もいれば、イベント企画が得意な子もいるし、すごく多様!

親: 男女比は?
子: 体感では女子の方がやや多めかな。でも男女問わず、「人と話すのが好き」「新しい視点を学びたい」っていう空気があるから、のびのび成長できる雰囲気だと思う!

就職や進路はどう?文系で広いと不安…

親: 就職って大丈夫なの?専門性がはっきりしてないと不利にならない?
子: 実は逆で、今の企業が重視してる“人間力”“汎用性の高いスキル”がまさに身につく学部なんだ。特に以下の力は評価されやすいよ:

  • プレゼン力・文章力・対話力
  • 社会課題への理解力
  • チームでの企画・提案経験
  • 多文化理解・グローバル視点

親: 具体的な進路は?
子: 多様だけど、たとえば:

  • 地方自治体や行政職(地域連携・国際交流など)
  • NPO・NGOや観光・まちづくり系の仕事
  • 一般企業の広報・営業・企画・CSR
  • 大学院で社会学・環境学・国際関係の研究へ
  • 教員免許や社会教育士を取得して教育・支援の現場へ

親: 地域貢献型や社会的な仕事が多いのね。
子: うん。「誰かの役に立ちたい」「地域に関わりたい」「海外とつながりたい」って思ってる子には、本当におすすめできる進路が多いよ!

資格は取れるの?教職や公務員にも対応してる?

親: 資格って取れるの?教職とか公務員も目指せるの?
子: もちろん!中学校社会・高等学校公民の教員免許や、社会教育士の資格が目指せるし、公務員試験対策講座も学内にある。希望すれば、ボランティア活動や学外インターンも紹介してもらえるよ!

親: 進路が定まってない子でも大丈夫?
子: 逆に、「将来の方向性を模索したい」っていう子にこそ向いてるのが現代教養学部。幅広い分野に触れながら、自分の興味と強みを探していけるのが魅力だよ。

印象に残っている経験は?

親: 大学生活で印象に残っていることってある?
子: 「地域づくり」の授業で、実際に商店街の空き店舗活用の提案をしたんだけど、住民の方と話して、「学生のアイデアに期待してるよ」って言われたのが嬉しかったな。“勉強が誰かのためになる”って初めて感じた瞬間だった。

親: 机の上だけじゃ得られない経験ね。
子: うん。社会とつながる学びがたくさんあるのが、この学部の魅力だと思う!

最後に、保護者の方に伝えたいこと

親: 現代教養学部って、やっぱり少しふわっとしていて将来性に不安を感じる部分もあるんだけど…。
子: その気持ちはわかるけど、この学部は**「社会の変化に対応できる力」や「人と協働して動ける力」を本気で育ててくれる学部**なんです。専門性は後からいくらでも身につけられるけど、こうした「ベースになる教養」は一生の財産になると感じています。

親: どんな子に向いてる?
子: 「将来を焦らず探したい」「いろんな社会の仕組みを知りたい」「人や地域に役立つ仕事がしたい」――そんなお子さんには、本当にぴったりです!

本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。

コメント