国際学部って実際どんなことを学ぶの?
親: 「国際学部」って、名前はよく聞くけど、何を学ぶ学部なの?英語だけ?
子: 英語はもちろんだけど、それだけじゃないよ。東京成徳大学の国際学部では、英語を「道具」として使いながら、世界の文化・社会・経済・国際協力などを総合的に学ぶ学部なんだ。目指しているのは、**「異文化を理解して、多様な人と協働できる人材」**を育てること!
親: じゃあ、語学をベースにしながら、国際社会の仕組みも学ぶのね。
子: そう。英語を“目的”にするんじゃなくて、英語で何を学び、どんな行動ができるかを重視しているのが特徴なんだ。
専門的なコースはあるの?学びの軸はどうなっているの?
親: 学科の中でコースや分野は分かれているの?
子: 東京成徳大学の国際学部には明確なコース分けはないけど、学生は次のような3つの軸を中心に自分の興味を広げていくことができるんだ。
◎ 英語コミュニケーション・言語文化
→ 実用的な英語力と、英語圏の文化・表現を学ぶ。英語ディスカッションやプレゼンも多め!
◎ 国際理解・異文化交流
→ 多文化共生、異文化適応、ジェンダー論、宗教・価値観など、国と人を理解する学び。
◎ グローバル課題・地域研究
→ SDGs、開発途上国問題、環境、移民、観光など、現代の国際社会が抱えるテーマを分析。
親: 単なる語学学部ではなく、教養や社会問題まで深く学べるのね。
子: そう!国際情勢を理解し、「自分ならどう行動するか」まで考える力をつける学びが中心なんだよ。
英語力はどこまで伸びる?授業は英語オンリー?
親: 英語が得意じゃないとついていけない?
子: 心配いらないよ。入学時はレベル別クラスで基礎から学べるし、多くの授業は日本語+英語のバイリンガル方式。だんだんと英語に慣れて、プレゼンやディスカッションもできるようになっていく仕組みになってる。
親: TOEICとか資格も目指せるの?
子: うん、**TOEIC対策講座や英語学習支援室(イングリッシュ・ラウンジ)**もあるし、英検、TOEFL、IELTSなどの資格取得をバックアップしてくれるよ!
留学はできるの?全員行けるの?
親: 国際学部なら、やっぱり留学はあるの?
子: もちろん!東京成徳大学では、短期〜中期〜長期の留学制度が用意されてるよ。
◎ 短期語学研修(2〜4週間)
→ オーストラリア、カナダ、韓国などで、語学+文化体験!
◎ 中期・長期留学(半年〜1年)
→ 提携大学に「交換留学」として派遣され、英語だけでなく専門分野も学べる。
◎ 海外インターンシップ
→ 海外NPOや観光施設などで、“働きながら学ぶ”実地体験も可能!
親: 留学ってお金がかかるイメージだけど…。
子: 一部は大学からの奨学金や支援制度もあるし、国内での国際交流イベントや英語キャンプも充実してるから、予算や希望に合わせて「国際体験の形」を選べるよ。
学生の雰囲気は?キラキラ?多様?
親: 国際系って、ちょっとキラキラした雰囲気があるけど、うちの子でもなじめるかしら?
子: キラキラというより、“人に優しくて多様性を受け入れる子”が多いよ。派手なタイプだけじゃなくて、静かに国際問題を考えたい子、語学が苦手でも挑戦したい子、地域や社会に関心がある子――いろんなタイプがいるから、むしろなじみやすい!
就職はどう?英語以外でも通用するの?
親: 英語や国際学って、就職で不利になることはない?
子: むしろ今の時代、「英語+異文化理解+行動力」は大きな武器!国際学部の卒業生は、次のような多様な業界に進んでいるよ。
主な就職先:
- 航空・旅行・ホテル業界(CA、グランドスタッフ、観光企画)
- メーカー・商社の海外部門(輸出入・貿易・海外営業)
- 行政や国際交流団体(地域国際化、自治体の観光部門)
- 教育・語学教室・留学支援企業
- 一般企業の営業・企画・広報・マーケティング職
- 一部は大学院進学・海外進学・国際協力機関を目指す道も!
親: 英語だけじゃなくて、行動力や考える力も評価されるのね。
子: うん。「世界を知って、行動できる人」って、どんな業界でも求められてるから、活かし方次第で可能性は無限大!
印象に残っている体験は?
親: 大学生活の中で印象に残っていることは?
子: 「Global Café」っていう国際交流イベントで、留学生と一緒に日本文化紹介のプレゼンをしたときかな。英語もうまく話せない中で必死に伝えたら、「あなたの話が一番伝わったよ」って言われて…すごく嬉しかった。言語だけじゃなく、心でつながれるって感じた瞬間だった。
最後に、保護者の方に伝えたいこと
親: 国際学部って将来が不透明で、ちょっと心配になるのよね…。
子: でも東京成徳大学の国際学部は、語学だけでなく、考える力・行動する力・社会と関わる力をバランスよく育ててくれる学部です。少人数制で教員との距離も近く、学生一人ひとりに合わせたサポートも手厚いから、どんな子でも自分の「国際的な生き方」を見つけられると思います!
親: どんな子におすすめ?
子: 「英語が好き」「世界のことに興味がある」「異文化を知りたい」「誰かと協力して何かをやりたい」――そんな思いがある子にはぴったりの学部です!
本記事は、早稲田大学国際教養学部に在籍し、進学塾を主宰する筆者が保護者の方に向けて執筆しました。内容は2024年度時点の情報をもとにしています。最新情報は大学公式サイトをご確認ください。
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